四半期報告書-第43期第3四半期(平成30年6月1日-平成30年8月31日)

【提出】
2018/10/15 11:00
【資料】
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【項目】
27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成29年12月1日~平成30年8月31日)におけるわが国経済は、大阪府北部地震や平成30年7月豪雨等の大きな自然災害に見舞われたものの、政府と日銀による景気対策を背景に、引き続き緩やかな回復基調で推移しました。一方、海外においては概ね堅調に推移したものの、米国のトランプ政権の保護主義的な経済政策に起因する貿易摩擦問題等、依然として不透明感が残る状況となりました。
このような市場環境の下、当社グループは平成29年1月に策定した中期経営計画に基づくグループ経営方針の下、商社事業においては、引き続きコストコントロールを徹底しながら、継続的需要の創出を目標とする既存商権の拡販、新規商権の発掘、海外拠点との連携による新興市場の開拓等に努めてまいりました。プリフォーム事業においては、主要市場である中国の市場環境悪化に対応するべく、事業の再生に向けて製造拠点の再編、新規顧客の開拓やコスト構造改革等に取り組んでまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は10,439百万円(前年同四半期比9.6%増)、営業利益は316百万円(前年同四半期比15.4%増)、経常利益は348百万円(前年同四半期比17.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は249百万円(前年同四半期比8.1%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 商社事業
商社事業につきましては、主に印刷包装関連機械等の販売が増加したものの、RFID関連装置、食品製造加工機および化粧品充填機等の販売が減少し、前年同四半期に比べ僅かに減収となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,945百万円(前年同四半期比2.2%減)、セグメント利益は284百万円(前年同四半期比30.0%減)となりました。
② プリフォーム事業
プリフォーム事業につきましては、記録的な猛暑が続いたことで飲料用プリフォームの販売数量が増加し、前年同四半期に比べ増収となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,549百万円(前年同四半期比30.8%増)、セグメント利益は173百万円(前年同四半期は3百万円の利益)となりました。
(注)1.当社の消費税等に係る会計処理は、税抜方式によっているため、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)業績の状況」に記載した金額には消費税等は含まれておりません。
2.「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)業績の状況」のセグメントの業績に記載している売上高は、セグメント間の内部取引を含んだ金額を記載しております。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。