有価証券報告書-第41期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
7.セグメント情報
(1)報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定しています。
2020年3月31日に終了した1年間までは、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIAの運営するファンド事業」、「ソフトバンク事業」、「アーム事業」、「ブライトスター事業」の4つを報告セグメントとしていました。2020年4月1日にスプリントとT-Mobile US, Inc.の合併取引が完了し、同日からスプリントが当社の子会社ではなくなったことにより、当社の連結業績全体に占める投資活動の重要性が一層高まったことを踏まえて、取締役会が定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを変更しました。当該変更に伴い、2020年6月30日に終了した3カ月間よりセグメント管理区分を見直し、「持株会社投資事業」を報告セグメントに追加しました。また、2020年9月30日に終了した3カ月間において、当社が保有するブライトスターの全株式をBrightstar Capital Partnersの新設予定子会社に売却することについて最終的な合意に至り、ブライトスターは当社の子会社ではなくなる可能性が非常に高まったことから、同社を非継続事業に分類しました。これにより「ブライトスター事業」を報告セグメントから除外しています。
以上の結果、2020年9月30日に終了した3カ月間より「持株会社投資事業」、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIAの運営するファンド事業」、「ソフトバンク事業」、「アーム事業」の4つを報告セグメントとしています。なお、2020年9月30日に終了した3カ月間より、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIAの運営するファンド事業」は、報告セグメント名称を「SVF1等SBIAの運営するファンド事業」へ変更しています。また、2020年9月に当社がNVIDIA Corporation(以下、「NVIDIA」)とアーム株式の売却契約を締結したことに伴い、2021年3月31日に終了した3カ月間において、アームの組織構造の変更を行いました。この結果、従来「アーム事業」として一体管理されていたTreasure Data事業およびその他のIoT関連事業が分離され、「その他」へ区分変更されました。
「持株会社投資事業」においては、主にソフトバンクグループ㈱が、戦略的投資持株会社として、直接または子会社を通じて、国内外の多岐にわたる分野で投資活動を行っています。持株会社投資事業は、ソフトバンクグループ㈱、SoftBank Group Capital Limited、ソフトバンクグループジャパン㈱(以下「SBGJ」)および資産運用子会社であるSB Northstarのほか、投資または資金調達を行う一部の子会社で構成されています。SB Northstarは、保有資産の多様化と余剰資金の運用を目的として、上場株式の取得および売却、上場株式に関連するデリバティブ取引および信用取引などを行っています。持株会社投資事業からの投資損益は、ソフトバンクグループ㈱が、直接または子会社を通じて保有する投資からの投資損益により構成されています。ただし、子会社からの受取配当金および子会社株式に係る減損損失などの子会社株式に関連する投資損益を含みません。
「SVF1等SBIAの運営するファンド事業」においては、主にSVF1およびSVF2が、広い範囲のテクノロジー分野で投資活動を行っています。SVF1およびSVF2等からの投資損益は主に、子会社株式を含めたSVF1およびSVF2が保有する投資からの投資損益により構成されています。
「ソフトバンク事業」においては主に、ソフトバンク㈱が日本国内における移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、ブロードバンドなど固定通信サービスの提供、Zホールディングス㈱がインターネット広告やイーコマースサービスの提供を行っています。Zホールディングス㈱とLINEグループとの経営統合に伴い、LINE関連サービスを「ソフトバンク事業」報告セグメントに含めています。
「アーム事業」においては、アームがマイクロプロセッサーに係るIPおよび関連テクノロジーのデザイン、ソフトウエアツールの販売および関連サービスの提供を行っています。
「その他」には、報告セグメントに含まれない事業セグメントに関する情報が集約されています。主なものとして、PayPay㈱やフォートレス、SoftBank Latin America Fund L.P.における投資事業、福岡ソフトバンクホークス関連事業などが含まれています。
「調整額」には、主にセグメント間取引の消去、SVF1等SBIAの運営するファンド事業で計上した当社の子会社であるアームへの投資に係る投資損益の連結消去、およびソフトバンク事業のセグメント利益に含まれるPayPay㈱に対して認識した持分法による投資損益の消去などが含まれています。PayPay㈱は、当社においては子会社として連結され、「その他」に含まれるため、ソフトバンク事業で認識した持分法による投資損益の消去を行っています。
なお、2020年3月31日に終了した1年間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントに組み替えて表示しています。
(2)報告セグメントの売上高および利益
報告セグメントの利益は、「税引前利益」です。2020年6月30日に終了した3カ月間より連結損益計算書において「営業利益」を表示しない表示方法の変更に併せて、経営資源の配分の決定および業績を評価する目的で取締役会へと報告される報告セグメントの利益を「営業利益」から「税引前利益」へと変更しています。連結損益計算書における表示方法の変更の詳細は、「注記2.連結財務諸表作成の基礎(4)表示方法の変更」をご参照ください。セグメント利益に含まれる投資損益には、連結損益計算書と同様に、公正価値で投資の成果が測定されるFVTPLの金融資産における投資の売却による実現損益、未実現の評価損益、投資先からの受取配当金、FVTPLの金融資産などの投資に係るデリバティブ関連損益、および持分法で会計処理されている投資の売却による実現損益が含まれています。なお、持株会社投資事業においては、子会社からの受取配当金および子会社株式に係る減損損失などの子会社株式に関連する投資損益は消去してセグメント利益を算定しています。
セグメント間の取引価格は、独立第三者間取引における価格に基づいています。
2020年3月31日に終了した1年間
2021年3月31日に終了した1年間
(注)SVF1等SBIAの運営するファンド事業の「投資損益」と連結損益計算書上の「SVF1およびSVF2等からの投資損益」の差異については「注記9.SVF1等SBIAの運営するファンド事業」をご参照ください。
(3)地域ごとの情報
a.外部顧客への売上高
売上高は外部顧客の所在地に基づき分類しています。
b.非流動資産(金融資産および繰延税金資産を除く)
(1)報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定しています。
2020年3月31日に終了した1年間までは、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIAの運営するファンド事業」、「ソフトバンク事業」、「アーム事業」、「ブライトスター事業」の4つを報告セグメントとしていました。2020年4月1日にスプリントとT-Mobile US, Inc.の合併取引が完了し、同日からスプリントが当社の子会社ではなくなったことにより、当社の連結業績全体に占める投資活動の重要性が一層高まったことを踏まえて、取締役会が定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを変更しました。当該変更に伴い、2020年6月30日に終了した3カ月間よりセグメント管理区分を見直し、「持株会社投資事業」を報告セグメントに追加しました。また、2020年9月30日に終了した3カ月間において、当社が保有するブライトスターの全株式をBrightstar Capital Partnersの新設予定子会社に売却することについて最終的な合意に至り、ブライトスターは当社の子会社ではなくなる可能性が非常に高まったことから、同社を非継続事業に分類しました。これにより「ブライトスター事業」を報告セグメントから除外しています。
以上の結果、2020年9月30日に終了した3カ月間より「持株会社投資事業」、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIAの運営するファンド事業」、「ソフトバンク事業」、「アーム事業」の4つを報告セグメントとしています。なお、2020年9月30日に終了した3カ月間より、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIAの運営するファンド事業」は、報告セグメント名称を「SVF1等SBIAの運営するファンド事業」へ変更しています。また、2020年9月に当社がNVIDIA Corporation(以下、「NVIDIA」)とアーム株式の売却契約を締結したことに伴い、2021年3月31日に終了した3カ月間において、アームの組織構造の変更を行いました。この結果、従来「アーム事業」として一体管理されていたTreasure Data事業およびその他のIoT関連事業が分離され、「その他」へ区分変更されました。
「持株会社投資事業」においては、主にソフトバンクグループ㈱が、戦略的投資持株会社として、直接または子会社を通じて、国内外の多岐にわたる分野で投資活動を行っています。持株会社投資事業は、ソフトバンクグループ㈱、SoftBank Group Capital Limited、ソフトバンクグループジャパン㈱(以下「SBGJ」)および資産運用子会社であるSB Northstarのほか、投資または資金調達を行う一部の子会社で構成されています。SB Northstarは、保有資産の多様化と余剰資金の運用を目的として、上場株式の取得および売却、上場株式に関連するデリバティブ取引および信用取引などを行っています。持株会社投資事業からの投資損益は、ソフトバンクグループ㈱が、直接または子会社を通じて保有する投資からの投資損益により構成されています。ただし、子会社からの受取配当金および子会社株式に係る減損損失などの子会社株式に関連する投資損益を含みません。
「SVF1等SBIAの運営するファンド事業」においては、主にSVF1およびSVF2が、広い範囲のテクノロジー分野で投資活動を行っています。SVF1およびSVF2等からの投資損益は主に、子会社株式を含めたSVF1およびSVF2が保有する投資からの投資損益により構成されています。
「ソフトバンク事業」においては主に、ソフトバンク㈱が日本国内における移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、ブロードバンドなど固定通信サービスの提供、Zホールディングス㈱がインターネット広告やイーコマースサービスの提供を行っています。Zホールディングス㈱とLINEグループとの経営統合に伴い、LINE関連サービスを「ソフトバンク事業」報告セグメントに含めています。
「アーム事業」においては、アームがマイクロプロセッサーに係るIPおよび関連テクノロジーのデザイン、ソフトウエアツールの販売および関連サービスの提供を行っています。
「その他」には、報告セグメントに含まれない事業セグメントに関する情報が集約されています。主なものとして、PayPay㈱やフォートレス、SoftBank Latin America Fund L.P.における投資事業、福岡ソフトバンクホークス関連事業などが含まれています。
「調整額」には、主にセグメント間取引の消去、SVF1等SBIAの運営するファンド事業で計上した当社の子会社であるアームへの投資に係る投資損益の連結消去、およびソフトバンク事業のセグメント利益に含まれるPayPay㈱に対して認識した持分法による投資損益の消去などが含まれています。PayPay㈱は、当社においては子会社として連結され、「その他」に含まれるため、ソフトバンク事業で認識した持分法による投資損益の消去を行っています。
なお、2020年3月31日に終了した1年間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントに組み替えて表示しています。
(2)報告セグメントの売上高および利益
報告セグメントの利益は、「税引前利益」です。2020年6月30日に終了した3カ月間より連結損益計算書において「営業利益」を表示しない表示方法の変更に併せて、経営資源の配分の決定および業績を評価する目的で取締役会へと報告される報告セグメントの利益を「営業利益」から「税引前利益」へと変更しています。連結損益計算書における表示方法の変更の詳細は、「注記2.連結財務諸表作成の基礎(4)表示方法の変更」をご参照ください。セグメント利益に含まれる投資損益には、連結損益計算書と同様に、公正価値で投資の成果が測定されるFVTPLの金融資産における投資の売却による実現損益、未実現の評価損益、投資先からの受取配当金、FVTPLの金融資産などの投資に係るデリバティブ関連損益、および持分法で会計処理されている投資の売却による実現損益が含まれています。なお、持株会社投資事業においては、子会社からの受取配当金および子会社株式に係る減損損失などの子会社株式に関連する投資損益は消去してセグメント利益を算定しています。
セグメント間の取引価格は、独立第三者間取引における価格に基づいています。
2020年3月31日に終了した1年間
| (単位:百万円) | |||||||||
| 報告セグメント | |||||||||
| 持株会社投資 事業 | SVF1等SBIA の運営する ファンド事業 | ソフトバンク 事業 | アーム 事業 | 合計 | |||||
| 売上高 | |||||||||
| 外部顧客への売上高 | - | - | 4,852,917 | 196,691 | 5,049,608 | ||||
| セグメント間の内部 売上高または振替高 | - | - | 9,567 | 375 | 9,942 | ||||
| 合計 | - | - | 4,862,484 | 197,066 | 5,059,550 | ||||
| セグメント利益 | 913,740 | △1,412,574 | 815,617 | △11,105 | 305,678 | ||||
| 減価償却費及び償却費 | △3,862 | △402 | △701,984 | △71,740 | △777,988 | ||||
| 投資損益 | 484,308 | △1,844,867 | 9,720 | 312 | △1,350,527 | ||||
| 財務費用 | △198,535 | △23,547 | △60,155 | △956 | △283,193 | ||||
| 持分法による投資損益 | 657,232 | - | △41,839 | 923 | 616,316 | ||||
| デリバティブ関連損益 (投資損益を除く) | △1,886 | - | △20 | △673 | △2,579 | ||||
| その他 | 調整額 | 連結 | |||
| 売上高 | |||||
| 外部顧客への売上高 | 189,330 | - | 5,238,938 | ||
| セグメント間の内部 売上高または振替高 | 16,442 | △26,384 | - | ||
| 合計 | 205,772 | △26,384 | 5,238,938 | ||
| セグメント利益 | △299,703 | 44,063 | 50,038 | ||
| 減価償却費及び償却費 | △46,587 | - | △824,575 | ||
| 投資損益 | △59,626 | - | △1,410,153 | ||
| 財務費用 | △17,018 | 6,314 | △293,897 | ||
| 持分法による投資損益 | △30,169 | 37,868 | 624,015 | ||
| デリバティブ関連損益 (投資損益を除く) | 2,594 | - | 15 |
2021年3月31日に終了した1年間
| (単位:百万円) | |||||||||
| 報告セグメント | |||||||||
| 持株会社投資 事業 | SVF1等SBIA の運営する ファンド事業(注) | ソフトバンク 事業 | アーム 事業 | 合計 | |||||
| 売上高 | |||||||||
| 外部顧客への売上高 | - | - | 5,190,976 | 208,917 | 5,399,893 | ||||
| セグメント間の内部 売上高または振替高 | - | - | 13,374 | 931 | 14,305 | ||||
| 合計 | - | - | 5,204,350 | 209,848 | 5,414,198 | ||||
| セグメント利益 | 760,927 | 4,026,823 | 847,933 | △33,873 | 5,601,810 | ||||
| 減価償却費及び償却費 | △2,304 | △535 | △729,914 | △71,225 | △803,978 | ||||
| 投資損益 | 946,107 | 6,357,462 | 1,433 | 364 | 7,305,366 | ||||
| 財務費用 | △218,604 | △10,419 | △64,322 | △1,044 | △294,389 | ||||
| 持分法による投資損益 | 601,364 | - | △45,048 | 1,958 | 558,274 | ||||
| デリバティブ関連損益 (投資損益を除く) | △477,536 | - | 410 | 847 | △476,279 | ||||
| その他 | 調整額 | 連結 | |||
| 売上高 | |||||
| 外部顧客への売上高 | 228,274 | - | 5,628,167 | ||
| セグメント間の内部 売上高または振替高 | 10,317 | △24,622 | - | ||
| 合計 | 238,591 | △24,622 | 5,628,167 | ||
| セグメント利益 | 92,625 | △23,979 | 5,670,456 | ||
| 減価償却費及び償却費 | △42,954 | - | △846,932 | ||
| 投資損益 | 289,241 | △65,601 | 7,529,006 | ||
| 財務費用 | △16,621 | 3,760 | △307,250 | ||
| 持分法による投資損益 | 21,578 | 36,580 | 616,432 | ||
| デリバティブ関連損益 (投資損益を除く) | △3,972 | - | △480,251 |
(注)SVF1等SBIAの運営するファンド事業の「投資損益」と連結損益計算書上の「SVF1およびSVF2等からの投資損益」の差異については「注記9.SVF1等SBIAの運営するファンド事業」をご参照ください。
(3)地域ごとの情報
a.外部顧客への売上高
| (単位:百万円) | |||
| 2020年3月31日に 終了した1年間 | 2021年3月31日に 終了した1年間 | ||
| 日本 | 4,880,433 | 5,193,795 | |
| その他 | 358,505 | 434,372 | |
| 合計 | 5,238,938 | 5,628,167 |
売上高は外部顧客の所在地に基づき分類しています。
b.非流動資産(金融資産および繰延税金資産を除く)
| (単位:百万円) | |||
| 2020年3月31日 | 2021年3月31日 | ||
| 日本 | 5,337,087 | 6,526,025 | |
| 英国 | 3,119,675 | 3,126,788 | |
| その他 | 438,140 | 539,954 | |
| 合計 | 8,894,902 | 10,192,767 |