有価証券報告書-第75期(平成28年6月1日-平成29年5月31日)

【提出】
2017/08/24 15:37
【資料】
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【項目】
118項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループに関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づいております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その具体的な内容につきましては、「第5 経理の状況」の「1. 連結財務諸表等」中、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。この連結財務諸表の作成に当たりまして、過去の実績や法制度の変更など様々な要因に基づき、見積りおよび判断を行っております。実際の結果は、見積り特有の不確定要素が内在するため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2) 財政状態の分析
① 資産の状況
当連結会計年度末における総資産は、590億8百万円(前連結会計年度末597億59百万円)となり、7億50百万円減少いたしました。
イ) 流動資産
当連結会計年度末における流動資産の残高は、489億48百万円(前連結会計年度末502億47百万円)となり、12億98百万円減少いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金の減少(16億33百万円)によるものであります。
ロ) 固定資産
当連結会計年度末における固定資産の残高は、100億60百万円(前連結会計年度末95億11百万円)となり、5億48百万円増加いたしました。これは主に、投資有価証券の増加(7億12百万円)によるものであります。
② 負債の状況
当連結会計年度末における負債は、277億30百万円(前連結会計年度末285億32百万円)となり、8億1百万円減少いたしました。
イ) 流動負債
当連結会計年度末における流動負債の残高は、210億43百万円(前連結会計年度末221億63百万円)となり、11億19百万円減少いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少(6億48百万円)、短期借入金の減少(6億87百万円)によるものであります。
ロ) 固定負債
当連結会計年度末における固定負債の残高は、66億87百万円(前連結会計年度末63億68百万円)となり、3億18百万円増加いたしました。これは主に、繰延税金負債の増加(3億3百万円)によるものであります。
③ 純資産の状況
当連結会計年度末における純資産の残高は、312億78百万円(前連結会計年度末312億27百万円)となり、51百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の減少(3億19百万円)はあったものの、その他有価証券評価差額金の増加(4億25百万円)によるものであります。
また、自己資本比率は、53.0%(前期比0.7ポイント増加)となりました。
(3) 経営成績の分析
当連結会計年度の売上高は50億18百万円減少し、1,079億81百万円(前期比4.4%減)となりました。営業利益は1億2百万円増加し7億6百万円(前期比17.0%増)、経常利益は2億24百万円増加し4億83百万円(前期比86.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億10百万円増加し2億23百万円(前連結会計年度は12百万円の利益)となりました。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
「4 事業等のリスク」の項をご参照ください。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① キャッシュ・フロー
「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」の項をご参照ください。
② 資金需要
当社グループの資金需要のうち主なものは、商品の購入のほか、販売費及び一般管理費の営業費用によるものであります。販売費及び一般管理費の主なものは、人件費であります。