四半期報告書-第44期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/11/13 9:56
【資料】
PDFをみる
【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済・金融政策を背景に、雇用情勢や一部の企業の収益に改善がみられ、緩やかな回復基調にあったものの、円安による原材料価格の高騰等も懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
外食産業におきましては、消費者の食の安全・安心に対する関心がより一層高まるとともに、低価格志向・節約志向が依然として続いております。
このような状況の中、当社グループでは、市場競争力の高い商品の企画開発力の強化に注力するとともに、珍味・和食を中心とした業務用食材の専門性を高め、より一層きめの細かい営業活動を実施することにより、市場でのシェアアップに注力してまいりました。
また、2015年4月にはシンガポール共和国に設立した現地法人Global Food Creators Singapore Pte.Ltd.がマーケティング活動を開始するなど、国内外の新規販路開拓に取り組んでまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は109億92百万円(前年同四半期比5.1%増)、営業利益79百万円(前年同四半期は営業損失99百万円)、経常利益1億13百万円(前年同四半期は経常損失73百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益67百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失47百万円)となりました。
なお、当社グループは、業務用加工食材事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析
(資産の状況)
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、181億4百万円(前連結会計年度末は181億98百万円)となり、94百万円減少いたしました。有価証券の増加(17億99百万円から20億99百万円、3億円増)、受取手形及び売掛金の増加(31億76百万円から33億50百万円、1億74百万円増)並びに商品及び製品の増加(8億81百万円から10億54百万円、1億73百万円増)があったものの、現金及び預金の減少(57億64百万円から50億68百万円、6億96百万円減)が主な要因であります。
(負債の状況)
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、29億68百万円(前連結会計年度末は30億16百万円)となり、48百万円減少いたしました。支払手形及び買掛金の増加(18億95百万円から20億78百万円、1億83百万円増)があったものの、未払法人税等の減少(2億72百万円から54百万円、2億17百万円減)が主な要因であります。
(純資産の状況)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、151億36百万円(前連結会計年度末は151億82百万円)となり、45百万円減少いたしました。利益剰余金の減少(105億64百万円から104億89百万円、75百万円減)が主な要因であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前第2四半期連結累計期間に比べ1億72百万円増加し53億18百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果使用した資金は、1億77百万円(前第2四半期連結累計期間は3億51百万円支出)となりました。これは主に仕入債務の増加額1億83百万円があったものの、法人税等の支払額2億64百万円により、資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、4億24百万円(前第2四半期連結累計期間は1億78百万円支出)となりました。これは主に有価証券の償還による収入26億57百万円があったものの、有価証券の取得による支出23億57百万円、投資有価証券の取得による支出6億円並びに有形固定資産の取得による支出74百万円により、資金が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は、1億43百万円(前第2四半期連結累計期間は1億44百万円支出)となりました。これは主に配当金の支払額1億43百万円により、資金が減少したことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。