四半期報告書-第14期第1四半期(平成28年3月1日-平成28年5月31日)

【提出】
2016/07/15 9:00
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、2016年1月―3月期のGDP実質成長率が2四半期ぶりにプラスに転じ、大企業において企業収益が改善される傾向にあり、雇用情勢は有効求人倍率は上昇しておりますが、個人消費は小売業の販売額、新車販売台数の減少に伴い、弱含みに推移しております。
当社グループは、平成27年10月に株式会社アークコアライフを設立し、同社においてフィットネス事業を開始したことにより、事業セグメントはバイク事業とフィットネス事業となっております。
当第1四半期連結累計期間における事業別のセグメントの業績は次のとおりであります。
(バイク事業)
当社におけるバイクの買取台数は3,015台、前年同期比1.3%減とほぼ横這いとなりましたが、業者間オークション相場の動向を踏まえ、オークションへの出品を先送りした結果、販売台数は2,520台、前年同期比10.0%減に留めております。また、販売単価、粗利単価は前年同期比15%減となり、バイク買取に係る広告費単価は同14%増加しております。
連結子会社の株式会社福田モーター商会におきましては、バイクの販売台数は新車79台(前年同期比6.0%減)、中古車33台(前年同期と同数)となっております。
バイク事業の当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高697百万円(前年同期比18.8%減)、セグメント損失 45百万円(前年同期は同2百万円)となりました。
(フィットネス事業)
平成27年10月に株式会社アークコアライフを設立し、同時にフィットネス事業を開始しております。当該事業はエニタイムフィットネスセンターFC店の出店及び運営となっており、当第1四半期連結会計期間末日時点で開店した店舗は3店舗となります。フィットネス事業の当第1四半期連結累計期間の業績は売上高11百万円、セグメント損失66百万円となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は売上高709百万円(前年同期比17.4%減)、営業損失112百万円(前年同期は営業損失2百万円)、経常損失114百万円(前年同期は経常損失4百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失103百万円(前年同期は同3百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末において総資産は1,638百万円となり、前連結会計年度末と比較して78百万円減少しました。主な要因としては、現金及び預金が443百万円減少し、商品在庫が108百万円、固定資産が209百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末において負債は1,531百万円となり、前連結会計年度末と比較して37百万円増加しました。主な要因としては、1年内返済予定の長期借入金を含む長期借入金が16百万円、買掛金が14百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末において純資産は106百万円となり、前連結会計年度末と比較して115百万円減少しております。主な要因としては、親会社株主に帰属する四半期純損失103百万円を計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物は582百万円(前年同期は1,068百万円)となっております。当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、支出した資金は232百万円(前年同期は得られた資金10百万円)となりました。主な要因としては、税金等調整前四半期純損失114百万円の計上及びたな卸資産の増加による減少額105百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は215百万円(前年同期は同2百万円)となりました。主な要因としては、有形固定資産の取得による支出168百万円、差入保証金の差入による支出28百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は4百万円(前年同期は同105百万円)となりました。収入としては、長期借入れによる収入100百万円、支出としては、長期借入金の返済による支出83百万円、配当金の支払額12百万円であります。