有価証券報告書-第73期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/05/30 15:05
【資料】
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【項目】
114項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第一部 第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。
(2)経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ6,037百万円増加し、68,253百万円(前年同期比9.7%増)となりました。この主な要因は、連結子会社の増加に加え、夏・冬アパレルが好調に推移したことや増税前の駆け込み需要が寄与したことによるものであります。セグメント別では、通販H&B事業が前年同期比28.7%、通販LF事業が10.2%の増収となりました。
② 売上総利益
当連結会計年度における売上総利益は前連結会計年度に比べ1,299百万円増加し25,200百万円(同5.4%増)となりました。また、売上総利益率は1.5ポイント悪化し36.9%となりました。
③ 営業利益
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、販促費の積極的な投入等により、前連結会計年度と比べ2,624百万円増加し、25,348百万円(前年同期比11.5%増)となりました。この結果、当連結会計年度は営業損失147百万円(前年同期は営業利益1,176百万円)となりました。
④ 経常利益
当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度と比べ76百万円増加し、458百万円(前年同期比19.9%増)となりました。
営業外費用は、前連結会計年度と比べ32百万円増加し、77百万円(同74.0%増)となりました。
この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ1,280百万円減少し、233百万円(同84.6%減)となりました。
⑤ 当期純利益
当連結会計年度における特別利益は、1,069百万円(前年同期は37百万円)となりました。この要因は固定資産の売却によるものであります。
特別損失は、113百万円(前年同期比89.8%減)となりました。この主な要因は、固定資産除却損32百万円、減損損失79百万円であります。
この結果、税金等調整前当期純利益は1,190百万円(同169.1%増)、当期純利益は517百万円(同98.8%増)となりました。
(3)財政状態の分析
① 資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の総資産は、35,775百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,996百万円増加しました。これは主に流動資産における現金及び預金、たな卸資産の増加によるものです。
負債は12,715百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,926百万円増加しました。これは主に未払金の増加によるものです。
純資産合計は23,059百万円となり、前連結会計年度末に比べ69百万円増加し、自己資本比率は、64.3%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第一部 第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。