有価証券報告書-第75期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/05/27 14:51
【資料】
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【項目】
111項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「当期純利益」又は「当期純損失」を「親会社株主に帰属する当期純利益」又は「親会社株主に帰属する当期純損失」としております。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第一部 第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。
(2)経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ716百万円減少し、62,839百万円(前年同期比1.1%減)となりました。この主な要因は、天候不順の影響などによるものであります。セグメント別では、通販アパレル事業が前年同期比7.4%、通販LF事業が7.8%の減収となりました。
② 売上総利益
当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ167百万円減少し24,400百万円(同0.7%減)となりました。また、売上総利益率は0.1ポイント改善し38.8%となりました。
③ 営業利益
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、販売促進の適正化を推進したことにより、前連結会計年度に比べ3,686百万円減少し、22,625百万円(同14.0%減)となりました。この結果、当連結会計年度の営業利益は1,774百万円(前年同期は営業損失1,743百万円)となりました。
④ 経常利益
当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度に比べ10百万円減少し、379百万円(前年同期比2.7%減)となりました。
営業外費用は、前連結会計年度に比べ43百万円減少し、45百万円(同48.6%減)となりました。
この結果、経常損益は前連結会計年度の経常損失1,442百万円に対し、経常利益2,108百万円となりました。
⑤ 親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度における特別利益は、74百万円(前年同期比588.0%増)となりました。この主な要因は、投資有価証券売却益73百万円によるものであります。
特別損失は、前連結会計年度に比べ356百万円減少し、34百万円(同91.2%減)となりました。
この結果、税金等調整前当期純利益は2,147百万円(前年同期は税金等調整前当期純損失1,822百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,383百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失2,649百万円)となりました。
(3)財政状態の分析
① 資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の総資産は、35,457百万円となり、前連結会計年度末に比べ904百万円減少しました。これは主に売掛金の減少によるものです。
負債は13,617百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,259百万円減少しました。これは主に未払金の減少によるものです。
純資産は21,839百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,355百万円増加し、自己資本比率は、61.3%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第一部 第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。