半期報告書-第58期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2025/11/12 9:25
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
(単位:百万円)
令和7年3月期中間期令和8年3月期中間期
実績対前年同期増減額対前年同期増減率実績対前年同期増減額対前年同期増減率
売上高31,4812,2787.8%37,2125,73118.2%
営業利益1,59762764.7%1,613161.0%
経常利益1,51254456.3%1,600885.9%
親会社株主に帰属する
中間純利益
94422932.2%860△83△8.9%

当中間連結会計期間における外食業界は、売上面では所得・雇用環境の改善や大阪・関西万博の開催効果も含むインバウンド需要の拡大、メニュー価格の改定による客単価の上昇などにより、増加傾向となりましたが、米価格をはじめとした仕入価格の上昇や、人件費・物流費・建築費の上昇によるコストプッシュ、地政学的リスクの高まり、アメリカの関税政策動向による為替や景気への影響、物価上昇に伴う消費者マインドの下振れリスクの高まりなど、依然として厳しい環境が継続しております。
同期間の当社グループの業績につきましては、前述の外食業界のトレンドのプラス影響に加え、前連結会計年度に実施したM&Aによる増収効果や新規開店の寄与などもあり、売上高は前年実績に対して増収となりました。利益面では、急激な原材料価格の高騰による原価率の上昇や、今後の出店を見据えた人材確保・教育の強化による人件費の上昇があった一方、前連結会計年度に実施した諸施策の効果による既存店の収益性向上や前述の売上高の好調により、営業利益、経常利益は前年実績に対して増益となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は、税金費用の増加により、前年実績に対して減益となりました。
このような状況下、当社グループは、持続的な企業価値向上を目指して令和8年3月期を初年度とした5カ年の新中期経営計画「SRS VISION 2030」を令和7年5月9日に発表しました。新中期経営計画では「既存事業の飛躍的な発展と新たな収益基盤の確立による和食チェーングループ圧倒的No.1の実現」を基本方針とし、「“和食さと”のナショナルブランド化」、「“にぎり長次郎”“うまい鮨勘”でグルメ寿司チェーン圧倒的No.1の実現」、「第3、第4の収益の柱となる事業の確立」、「売上高1,000億円超を支えるグループ機能の強化とサステナブル経営の推進」の4つの重点戦略を推進し、上記の経営環境への対応と、さらなる収益性向上および規模拡大を目指します。
令和7年9月には、当社グループのグルメ寿司業態の店舗網拡大による「グルメ寿司チェーン圧倒的No.1の実現」を目指して、鳥取県と島根県にグルメ回転寿司業態「回転すし北海道」および「すし弁慶」を6店舗展開する「株式会社すし弁慶」の発行済全株式を取得し、子会社化しました。「株式会社すし弁慶」は、境港などから仕入れた鮮魚を使用した寿司を、創業時からの拘りである「新鮮」「デカネタ」で提供し、山陰地方でお客さまからの高い支持を集めております。主要な業態ごとの具体的な取り組みや概況については、次のとおりです。
(和食さと)
和食さと業態では、新中期経営計画の重点戦略の1つである「“和食さと”のナショナルブランド化」の第一歩として、今後新商勢圏化を目指す中国地方の岡山県に「和食さと 倉敷東富井店」を出店したほか、「団らん」を体現するためのブランド力強化施策として、1歳未満のお子さまへの「離乳食」の無料提供サービスや、小学生以下のお子さまへの「ソフトクリーム」の無料プレゼント施策を実施しました。また、売上高の獲得を目的として、さとしゃぶやさと式焼肉などの食べ放題コースにおいて、「松茸料理&サーモン料理食べ放題」などの高付加価値商品を販売したほか、お客さまごとに最適化されたブランド体験の提供による来店頻度の向上を目指して、マーケティング施策の実行を自動化するMA(Marketing Automation)ツールを導入しました。同期間の出退店および改装実績は、1店舗を開店、1店舗を閉店、5店舗を改装しました。当中間期連結会計期間末の店舗数は198店舗です。以上の結果、売上高は14,083百万円(前年同期比103.6%)となりました。
(にぎり長次郎)
にぎり長次郎業態では、顧客満足度の向上を目的として、「にぎり長次郎アプリ」におけるテイクアウト商品のモバイルオーダーをリアルタイムで注文できるよう変更したほか、さらなる生産性の向上を目的とした、セルフレジの導入および配膳ロボットの導入実験を継続しました。また、来店頻度の向上を目的として、「にぎり長次郎アプリ」を用いて積極的な情報発信やお得なクーポンを配信したほか、さらなる売上高の獲得を目的として、「長次郎と巡る・夏のひとさら」フェアを開催し、適度な繊維質と柔らかい身質が特徴の「いさき」や、青森県八戸市のブランド牛「毬姫牛(まりひめうし)」、関西の夏の風物詩で脂のり良く濃厚な味わいの「はも」を販売するなどの様々なメニュー施策を実施しました。同期間の改装実績は、1店舗を改装しました。当中間期連結会計期間末の店舗数は72店舗です。以上の結果、売上高は7,468百万円(前年同期比106.8%)となりました。
(家族亭)
家族亭業態では、来店頻度の向上を目的として、「家族亭公式アプリ」や「LINE」登録会員に向けて、積極的な情報発信やお得なクーポンを配信したほか、「Instagram」や「X」、「TikTok」などのSNSツールを活用して、積極的な動画配信による情報発信を実施しました。また、お客さまの利便性向上に向けて、商品番号入力方式によるモバイルオーダーの運用を46店舗に拡大したほか、さらなる売上高の獲得を目的として、産地応援フェアの「四国周遊うまいもん紀行」を開催し、愛媛県産の「はも」や四国の野菜を使用した「四国うまいもん天ざる」や、高知県の四万十ポークを使用した「四万十ポークと四国野菜のつけ麺」を販売しました。同期間の改装実績は、1店舗を改装しました。当中間期連結会計期間末の店舗数は59店舗です。以上の結果、売上高は2,840百万円(前年同期比113.7%)となりました。
(アミノ寿司業態)
うまい鮨勘業態では、さらなる売上高の獲得を目的として、「まぐろVSサーモン一本勝負」フェアを全店で開催し、自社仕入れチームの目利きでこだわりを持って選び抜いた「まぐろ」や「サーモン」を、食べ応え抜群な大切りネタ商品や、特別価格で味わえる3貫商品として販売したほか、お得な値引き券が当たる「カプセル抽選会」の開催や、地域への折込チラシ、TVCMなどの積極的なプロモーションを実施しました。また、店舗業務の効率化による生産性向上を目的として、新たな勤怠管理システムを導入し、シフト管理のさらなるシステム化を実施しました。同期間の出退店および改装実績は、1店舗を閉店し、1店舗を改装しました。当中間期連結会計期間末の店舗数は31店舗です。以上の結果、売上高は3,367百万円となりました。
当社グループは、外食事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの経営成績に関する記載を省略しております。
[当社グループ 業態別店舗数]
業態名前連結会計
年度末
M&Aによる
増減
出店実績閉店実績当中間連結
会計期間末
当連結
会計年度
出店計画
和食さと198 (-)-(-)1(-)1(-)198 (-)5
にぎり長次郎・CHOJIRO72 (-)-(-)-(-)-(-)72 (-)4
家族亭※59 (7)-(-)-(-)-(-)59 (7)1
得得・とくとく57 (45)-(-)1(-)-(-)58 (45)4
かつや51 (17)-(-)1(1)-(-)52 (18)5
天丼・天ぷら本舗 さん天34 (1)-(-)-(-)-(-)34 (1)1
アミノ寿司業態※32 (-)-(-)-(-)1(-)31 (-)2
宮本むなし24 (-)-(-)-(-)-(-)24 (-)0
宅配寿司業態11 (3)-(-)-(-)-(-)11 (3)0
からやま11 (-)-(-)1(-)-(-)12 (-)2
ひまわり8 (-)-(-)1(-)-(-)9 (-)2
ビフテキ 牛ノ福・勝福惣店7 (-)-(-)-(-)-(-)7 (-)3
回転すし北海道・すし弁慶- (-)6(-)-(-)-(-)6 (-)-
M&S FC事業※32 (1)-(-)2(-)-(-)34 (1)6
その他12 (-)-(-)-(-)-(-)12 (-)1
鶏笑148(148)-(-)5(5)15(15)138(138)31
国内合計756(222)6(-)12(6)17(15)757(213)67
海外店舗24 (23)-(-)1(1)1(1)24 (23)8
国内外合計780(245)6(-)13(7)18(16)781(236)75

( )内はFC・のれん分け及び合弁事業店舗数
※「家族亭」業態には「花旬庵」「三宝庵」「家族庵」「蕎旬」「蕎菜」業態を含んでおります。
※「アミノ寿司業態」には、「うまい鮨勘」「うまい鮨勘ゆとろぎ」「うまい鮨勘別館 鮨正」「銀座鮨正」「回転すし まるくに」「北海三陸炭火焼 まるかん」業態を含んでおります。
※「M&S FC事業」は、M&Sフードサービス株式会社が運営する「ポポラマーマ」「ミスタードーナツ」「ドトールコーヒー」「大釜屋」「しんぱち食堂」業態の合計店舗数です。
(財政状態)
当中間連結会計期間末における総資産は、44,673百万円(前連結会計年度末比1,270百万円の減少)となりました。
流動資産は、16,661百万円(前連結会計年度末比1,428百万円の減少)となりました。これは主に、現金及び預金の減少1,316百万円、売掛金の減少139百万円などであります。
固定資産は、27,913百万円(前連結会計年度末比170百万円の増加)となりました。これは主に、繰延税金資産の減少906百万円、のれんの増加429百万円、建物(純額)の増加244百万円などであります。
流動負債は、10,567百万円(前連結会計年度末比616百万円の減少)となりました。これは主に、流動負債その他の減少385百万円、未払金の減少269百万円、買掛金の減少164百万円などであります。
固定負債は、16,345百万円(前連結会計年度末比1,392百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の減少740百万円、繰延税金負債の減少573百万円、社債の減少343百万円などであります。
純資産は、17,760百万円(前連結会計年度末比738百万円の増加)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,420百万円減少し、11,147百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、2,014百万円(前年同期は同1,062百万円)となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益1,580百万円、減価償却費1,035百万円、法人税等の支払額359百万円などであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,669百万円(前年同期は同9,312百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,275百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出313百万円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,766百万円(前年同期は5,488百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出814百万円、社債の償還による支出543百万円などであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当中間連結会計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
該当事項はありません。
(8) 経営成績に重要な影響を与える要因
当中間連結会計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

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