訂正有価証券報告書-第60期(平成25年6月1日-平成26年5月31日)
税効果会計関係
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
3.法人税等の税率変更変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律(平成26年法律第10号)」が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が課されないこととなりました。これに伴い、当事業年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税率は、平成26年6月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異について、従来の37.8%から35.4%に変更されております。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が6,549千円減少し、当事業年度に計上された法人税等調整額が6,549千円増加しております。
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度 (平成25年5月31日) | 当事業年度 (平成26年5月31日) | ||
繰延税金資産 | |||
貸倒引当金損金算入限度超過額 | 274,340千円 | 264,571千円 | |
減価償却費損金算入限度超過額 | 211,212 | 221,213 | |
たな卸資産評価損等 | 485,544 | 405,050 | |
退職給付引当金超過額 | 98,607 | 113,496 | |
ポイント引当金超過額 | 24,568 | 23,442 | |
未払事業税 | 3,812 | 3,354 | |
有価証券評価損 | 28,034 | 24,776 | |
減損損失 | 299,874 | 332,378 | |
繰越欠損金 | 289,466 | 244,622 | |
その他 | 109,526 | 99,403 | |
繰延税金資産小計 | 1,824,983 | 1,732,310 | |
評価性引当金 | △1,406,869 | △1,294,261 | |
繰延税金資産合計 | 418,114 | 438,048 | |
繰延税金負債 | |||
有価証券評価差額金 | △55,465 | △57,071 | |
その他 | △13,732 | △10,917 | |
繰延税金負債合計 | △69,197 | △67,988 | |
繰延税金資産の純額 | 348,917 | 370,059 | |
繰延税金資産、繰延税金負債は次の項目に含まれております。 | |||
流動資産 | 153,168 | 143,432 | |
固定資産 | 195,748 | 226,626 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
前事業年度 (平成25年5月31日) | 当事業年度 (平成26年5月31日) | ||
法定実効税率 | 37.8% | 37.8% | |
(調整) | |||
交際費等永久に損金に算入されない項目 | 3.1 | 2.9 | |
住民税均等割 | 8.9 | 8.1 | |
評価性引当額の増減額 | △40.3 | △42.8 | |
税率変更による繰延税金資産の増減 | - | 2.5 | |
その他 | 1.4 | 1.3 | |
税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 10.9 | 9.7 |
3.法人税等の税率変更変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律(平成26年法律第10号)」が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が課されないこととなりました。これに伴い、当事業年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税率は、平成26年6月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異について、従来の37.8%から35.4%に変更されております。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が6,549千円減少し、当事業年度に計上された法人税等調整額が6,549千円増加しております。