有価証券報告書-第54期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/20 13:17
【資料】
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【項目】
140項目
(1)経営成績等の状況の概要
①当期の経営成績
(事業全般の概況)
当連結会計年度(2023年4月1日~2024年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の
感染症法上の分類が5類に変更されたことで経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復傾向に向かう一方
で、原材料価格やエネルギー価格の高騰、円安の進行などによる国内物価の上昇など、依然として景気の先行き
は不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社グループは、豊かな生活をお客様にお届けすることを基本姿勢として、刻々と変化する社会環境と多様化するお客様ニーズに対応した商品・サービスの提供など、顧客満足度の向上を目指して
取り組んでまいりました。
当連結会計年度は、経済活動の正常化に伴い、外食事業の業績が順調に回復し、円安が続き本格化したイン
バウンドでは、酒販事業、外食事業ともにその需要を積極的に取り込んだことや、商品調達コストの上昇に伴う価格改定が功を奏し、売上高、利益ともに順調に推移しました。
当連結会計年度における当社グループ連結業績は、売上高が1,603億35百万円(前年同期比5.0%増)、営業
利益が63億19百万円(同122.7%増)、経常利益が64億2百万円(同116.7%増)、親会社株主に帰属する当期
純利益が36億17百万円(同87.4%増)となりました。
当連結会計年度末において、酒販事業352店(前年同期比1店増)、外食事業636店(同32店減)、グループ合計
店舗数988店(同31店減)を運営しています。
セグメント別の業績は、次の通りであります。
(酒販事業)
酒販事業における売上高は1,319億80百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は44億47百万円(同8.4%増)
となりました。
当連結会計年度は、行動制限の緩和により、各地でイベントやお祭りが再開されるなど、人流の回復が進んだことにより、料飲店様の需要や祭り需要が回復しました。また、コロナ禍で家飲みの楽しさを覚えられた方々に、より専門性の高い商品の奥深さを訴求することも出来ました。全店舗を外国人観光客向け消費税免税
Tax Free Shopに登録しており、インバウンド需要においては東京や大阪など都心部に加え、地方の需要も加わり、売上高は堅調に推移しました。各種イベントでのパーソナルギフトや、お盆や年末年始などの帰省客による手土産需要及びギフト需要も増加し、専門店らしい品揃えを強化しました。大きな地震が頻発して発生するなど、日々の災害への対応が必要となり、災害備蓄売場を再構築し、1週間分の備蓄がご用意できるよう対応しました。
その他、自治体独自で実施されたキャッシュレス決済キャンペーンでは、店舗の全国展開を活かして可能な
限り参加し、幅広い客層のご来店につながりました。
新規出店として、三沢松園店(青森県)、馬見ケ崎店(山形県)、小山城南店(栃木県)の3店を開店し、門戸厄神店(兵庫県)、北陸業務店(石川県)を閉店しました。
当連結会計年度末における酒販事業の店舗数は、352店舗(前年同期比1店増)となりました。
(外食事業)
外食事業における売上高は286億74百万円(前年同期比26.3%増)、営業利益は18億61百万円(前年同期は営業損失12億74百万円)となりました。
外食業界におきましては、ライフスタイルの変化、お客様の消費行動の変化、各種値上がりへの対応などの課題はあるものの、外食需要は着実に回復いたしました。
このような環境の中、メディア戦略の拡充、WEB・SNS販促を強化し、認知拡大及び集客に努めたことにより、インバウンド及び国内旅行団体の集客は堅調に推移しました。また、季節を感じながら大切な仲間と語らっていただくための宴会メニューをご用意し、宴会需要も順調に回復してきました。
当連結会計年度では、連結子会社のチムニー株式会社は創業39周年、株式会社つぼ八は創業50周年を迎え、お客様への感謝の気持ちを込めて感謝祭を開催して、感謝価格メニューや贅をつくした逸品を提供し、ご好評をいただきました。
外食事業の店舗開発としましては、新業態の開発・展開にも注力し、直営店4店舗、FC店3店舗を出店するとともに、店舗のブラッシュアップ(改装、業態転換、修繕等)をすすめてまいりました。
当連結会計年度末における外食事業直営店は、335店(前年同期比20店減)、飲食FC店は、301店(同12店減)となり、飲食店の総店舗数は、636店(同32店減)となりました。
財政状態につきましては、総資産は、前連結会計年度末と比較して31億42百万円(5.3%)増加し、624億18百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比較して34億80百万円(9.5%)増加し、399億61百万円となりました。
これは、現金及び預金で17億93百万円、商品及び製品で12億9百万円増加したことが主な要因です。
固定資産は前連結会計年度末と比較して3億37百万円(△1.5%)減少し、224億56百万円となりました。
総負債は、前連結会計年度末と比較して8億3百万円(△2.7%)減少し、288億79百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比較して6億95百万円(△3.0%)減少し、222億61百万円となりました。
これは、買掛金が3億12百万円、未払金が5億92百万円増加した一方で、短期借入金が20億円減少したことが主な要因です。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して1億8百万円(△1.6%)減少し、66億17百万円となりました。
これは、長期借入金の2億72百万円減少が主な要因です。
純資産は、前連結会計年度末と比較して39億46百万円(13.3%)増加し、335億39百万円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の48.7%から51.6%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて17億93百万円(15.3%)増加し、135億39百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動で得られた資金は、前年同期と比べ23億58百万円(76.4%)増加し、54億45百万円となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益が53億18百万円、減価償却費が10億71百万円、棚卸資産が12億6百万円増加したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、前年同期と比べ2億39百万円(△20.9%)減少し、9億4百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が9億31百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は、前年同期と比べ12億42百万円(△31.1%)減少し、27億47百万円となりました。主な要因は短期借入金の返済が20億円、配当金の支払額が5億63百万円あったことなどによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
前年同期比(%)
酒販事業(百万円)106,193100.1
外食事業(百万円)9,381119.2
合計(百万円)115,574101.5

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記金額には、他勘定振替等は含まれておりません。
b.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2023年4月1日
至 2024年3月31日)
前年同期比(%)
酒販事業(百万円)131,661101.2
外食事業(百万円)28,674126.3
合計(百万円)160,335105.0

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するに当たりまして、重要となる会計方針については、「第5 経理の状況、1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表、注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。また、重要な会計上の見積りについては、「第5 経理の状況、1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表、注記事項 重要な会計上の見積り」に記載されているとおりであります。
当社の経営陣は、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。しかしながら、これらの見積り及び判断は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
② 経営成績
当連結会計年度の当社グループの経営成績の分析は、「第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 当期の経営成績」に記載のとおりであります。
③ 財政状態
当連結会計年度の当社グループの財政状態の分析は、「第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 当期の経営成績」に記載のとおりであります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因について「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑤ 経営戦略の現状と見通し
経営戦略の現状と見通しにつきましては「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
⑥ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
a.キャッシュ・フロー
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況は、「第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
b.資金需要
当社グループの資金需要のうち主なものは通常の運転資金などであります。
c.財務政策
当社グループは運転資金につきまして、自己資金又は金融機関からの借入にて資金調達をしております。金融機関からの資金調達につきましては、安定的かつ低利を前提としながら、将来の金融情勢の変化等も勘案した調達を実施しております。
⑦ 経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況、1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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