有価証券報告書-第42期(平成30年3月1日-平成31年2月28日)

【提出】
2019/05/31 13:32
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115項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、一部に弱さがみられたため、おおむね横ばいとなりました。
個人消費は、消費者マインドは弱含んでいるものの、実質総雇用者所得の増加傾向が続いたことから、持ち直しの動きが見られました。設備投資は、企業収益の改善を背景とした成長分野への積極投資により、製造業、非製造業ともに緩やかに増加しました。
先行きについては、当面、一部に弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復に向かうことが期待されます。ただし、通商問題の動向が世界経済に与える影響や中国経済の先行き、金融資本市場の変動の影響により、依然不透明な状況が続いております。
なお、当社グループ店舗がドミナント展開している関西圏の景気は、消費者マインドの持ち直しに加え、インバウンド消費の増加等により、総じて堅調に推移しました。
そのような中、当社グループは、平成30年4月に今後3年間を見据えた「第2次中期経営計画(2018-2020)~もっと大好きや!!コーナン~」を公表しました。
今次中期経営計画は、アクセルオン大作戦として、商品力の強化とグループシナジーを最大限に発揮することを軸に、当社が「日本を代表する住まいと暮らしの総合企業となる」ことを目標に、現在、計画達成に向け各種施策に取り組んでおります。
店舗拡充の分野では、当連結会計年度にホームセンターコーナン11店舗、コーナンプロ11店舗を出店した他、ホームセンターコーナン2店舗を閉店したため、当連結会計年度末現在の店舗数は356店舗(ホームセンターコーナン275店舗、コーナンプロ71店舗、ホームセンタービーバートザン6店舗、ビーバープロ4店舗)となりました。
a.財政状態の状況
当連結会計年度末の総資産額は319,971百万円となり、前連結会計年度と比較して20,693百万円の増加となりました。主な要因は、商品及び製品の増加5,883百万円、有形固定資産の増加11,642百万円などであります。
負債総額は205,672百万円となり、前連結会計年度と比較して11,770百万円の増加となりました。主な要因は、買掛金の増加2,176百万円、長期借入金の増加3,410百万円、長期未払金の増加4,581百万円などであります。
純資産総額は114,299百万円となり、前連結会計年度と比較して8,923百万円の増加となりました。この結果、自己資本比率は35.7%となり、前期比0.5%向上しました。
b.経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループの営業収益は333,496百万円(前期比5.5%増)、営業利益は19,891百万円(前期比14.5%増)、経常利益は18,772百万円(前期比16.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,854百万円(前期比8.2%増)と増収増益となりました。
商品部門別に見ると、ホームインプルーブメント部門では木材・建材、工具、金物・水道、塗料・作業用品等が堅調に推移しました。ハウスキーピング部門では電材・照明、薬品、履物・衣料等が堅調に推移したものの、ダイニング用品、家電等は伸び悩みました。ペット・レジャー部門では、昨今のペットブームにより、ペット用品が好調に推移しました。
当社グループは、単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,295百万円増加し、7,840百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、20,794百万円(前期比1,292百万円の増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益16,203百万円、減価償却費10,364百万円、仕入債務の増加額2,141百万円、減損損失2,892百万円に対し、たな卸資産の増加額5,901百万円、法人税等の支払額5,217百万円となったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、23,798百万円(前期比9,372百万円の増加)となりました。これは、主に新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出24,506百万円、差入保証金の差入による支出2,782百万円に対し、有形固定資産の売却による収入1,960百万円、差入保証金の回収による収入4,727百万円となったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、4,299百万円(前期比8,571百万円の増加)となりました。これは、主に長期借入れによる収入35,500百万円、セール・アンド・割賦バック等による収入6,703百万円に対し、短期借入金の返済による支出2,500百万円、長期借入金の返済による支出30,339百万円となったことなどによるものです。
④仕入及び販売の実績
a. 商品仕入実績
当連結会計年度の単一セグメント内の商品仕入実績を商品部門別に示すと、次のとおりであります。
商品部門別当連結会計年度
(自 平成30年3月1日
至 平成31年2月28日)
前年同期比(%)
ホームインプルーブメント
(DIY用品)(百万円)
83,501112.6
ハウスキーピング
(家庭用品)(百万円)
80,328102.1
ペット・レジャー
(ペット・レジャー用品)(百万円)
37,627104.7
その他(百万円)5,015137.8
合計(百万円)206,474107.3

(注)1.商品別の各構成内容は、次のとおりであります。
(1)ホームインプルーブメント (木材・建材、工具、建築金物、塗料・作業用品、園芸用品、園芸植物、資材、エクステリア、水道、住設機器、リフォーム)
(2)ハウスキーピング (ダイニング用品、インテリア、電材・照明、日用品、収納用品、薬品、履物・衣料、家庭雑貨品、家電、介護用品、フード、酒類)
(3)ペット・レジャー (カー用品、ペット用品、文具・事務用品、サイクル・レジャー用品)
(4)その他 (バラエティグッズ、書籍、自動販売機、灯油)
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 販売実績
当連結会計年度の単一セグメント内の販売実績を商品部門別に示すと、次のとおりであります。
商品部門別当連結会計年度
(自 平成30年3月1日
至 平成31年2月28日)
前年同期比(%)
ホームインプルーブメント
(DIY用品)(百万円)
131,350110.1
ハウスキーピング
(家庭用品)(百万円)
122,686101.4
ペット・レジャー
(ペット・レジャー用品)(百万円)
57,581103.1
その他(百万円)7,977130.8
合計(百万円)319,595105.8

(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものでであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっては、合理的判断に基づき一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。また、これらの見積りについては不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状況の分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態の状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績の分析
営業収益は、前連結会計年度と比べ17,415百万円増加し、333,496百万円(前期比5.5%増)となりました。主な要因は、災害復興需要の影響や新規出店等によるものであります。
営業利益は、販売費及び一般管理費は増加しましたが、売上総利益率の改善等により、前連結会計年度と比べ2,518百万円増加し、19,891百万円(前期比14.5%増)となりました。
経常利益は、受取保険金の増加等により、前連結会計年度と比べ2,601百万円増加し、18,772百万円(前期比16.1%増)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べ823百万円増加し、10,854百万円(前期比8.2%増)となりました。
c.資本の財源及び資金の流動性についての分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループにおける資金需要の主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費の営業費用などの運転資金、新規出店及び改装などの設備投資資金であります。
また、当社グループの資金の源泉は主として、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入れによる資金調達となります。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。

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