有価証券報告書-第31期(平成30年3月1日-平成31年3月31日)
当社は、2018年5月24日の第30回定時株主総会の決議により、事業年度を従来の2月末日から3月31日に変更いたしました。これにより、当第31期事業年度が2018年3月1日から2019年3月31日までの13ヶ月となったため、当連結会計年度の業績等に関する前期比増減の記載を省略しております。
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、総じて個人消費の持ち直しが見受けられ、輸出や生産の一部に弱さが残るものの、緩やかな景気回復基調で推移しました。一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響など、先行きには留意する必要があります。
このような状況の中、当社グループは前年3月29日をもってRIZAPグループ株式会社の連結子会社となり、グループの様々な商材やサービスを生かした「高収益ハイブリッド型店舗への転換」を進め、既存店舗における売場効率が悪化したアイテムを縮小・撤退し、収益力の高い商品・サービスの導入を推進いたしました。 他にも、グループの購買機能を活用し、様々な取引コスト低減に努め収益性の強化を図りました。
さらに、短期的な収益改善策として、不採算店舗の閉店や転貸を進め、WonderGOO事業8店舗、新星堂事業14店舗を閉店いたしました。また、店舗収益改善のため、WonderGOO事業の店舗をWonderREX1店舗、フィットネス1店舗として業態転換し、その他1店舗を営業継続しつつ一部売場面積を他法人に転貸いたしました。
当連結会計年度末の店舗数については、WonderGOO事業65店舗(内、FC8店舗)、WonderREX事業26店舗(内、FC2店舗)、TSUTAYA事業90店舗、新星堂事業89店舗、その他事業14店舗(内、FC2店舗)、合計284店舗となりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、29,888百万円となりました
当連結会計年度末の負債合計は、23,900百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、5,988百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度における売上高は72,117百万円、営業利益は453百万円、経常利益は451百万円となりました。
また、今後の事業構造改革の早期化による一層の収益改善を図るべく、当社の収益構造改革を早期に進めることが当社の経営再建に不可欠である一方で、エンタメ市場全体における市場縮小が数年来継続しており、過年度から積み上がったリスク資産を一括で処理しない限り経営再生は非常に困難であると判断し商品評価等を見直し、さらに、不採算事業・店舗からの撤退に関連する費用を含め「事業構造改善費用」を特別損失として4,855百万円計上したことから親会社株主に帰属する当期純損失は5,159百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
WonderGOO事業の売上高は35,700百万円、営業利益526百万円となりました。
WonderREX事業の売上高は8,588百万円、営業利益255百万円となりました。
TSUTAYA事業の売上高は15,685百万円、営業損失22百万円となりました。
新星堂事業の売上高は11,230百万円、営業損失303百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ413百万円増加し、5,339百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フロ-の状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロ-)
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に、税金等調整前当期純損失による5,098百万円により資金が減少したものの、たな卸資産の減少3,068百万円、事業構造改善費用1,185百万円、減価償却費1,266百万円により資金が増加したため、1,735百万円の資金の増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に、敷金及び保証金の回収437百万円により資金が増加したものの、定期預金の預入により500百万円、有形固定資産の取得528百万円により資金が減少したため、723百万円の資金の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に、株式の発行による収入1,641百万円により資金が増加したものの、長期借入金の返済により1,649百万円、リース債務の返済により607百万円資金が減少したため、598百万円の資金の減少となりました。
③ 売上及び仕入の実績
a.売上実績
当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 前年同期比は当連結会計年度が13ヶ月となったため記載を省略しております。
3 セグメント間の取引については相殺消去しております。
b. 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.前年同期比は当連結会計年度が13ヶ月となったため記載を省略しております。
3 セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、経営成績または財政状態に重要な影響を及ぼすと思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は72,117百万円、営業利益は453百万円、経常利益は451百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は5,159百万円となりました。
(売上高)
当社グループは前年3月29日をもってRIZAPグループ株式会社の連結子会社となり、グループの様々な商材やサービスを生かした「高収益ハイブリッド型店舗への転換」を進め、既存店舗における売場効率が悪化したアイテムを縮小・撤退し、収益力の高い商品・サービスの導入を推進いたしました。 他にも、グループの購買機能を活用し、様々な取引コスト低減に努め収益性の強化を図りました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は24,837百万円となりました。当期は従業員賞与と物流費が増えました。
(営業利益)
営業利益は、453百万円となりました。
(経常利益)
経常利益は、451百万円となりました。営業外収益として受取補償金と資産除去債務戻入益が発生しました。
(親会社株主に帰属する当期純損失)
今後の事業構造改革の早期化による一層の収益改善を図るべく、当社の収益構造改革を早期に進めることが当社の経営再建に不可欠である一方で、エンタメ市場全体における市場縮小が数年来継続しており、過年度から積み上がったリスク資産を一括で処理しない限り経営再生は非常に困難であると判断し商品評価等を見直し、さらに、不採算事業・店舗からの撤退に関連する費用を含め「事業構造改善費用」を特別損失として4,855百万円計上したことから親会社株主に帰属する当期純損失は5,159百万円となりました。
セグメント別の業績の概況
WonderGOO事業におきましては、エンタメ市場全体における新作ゲームソフトや書籍、音楽ソフト販売の低調を受け、厳しい状況が続いております。特に前年同期間において好調に推移した新型ゲーム機関連の需要が一巡したことによる売上高及び粗利高の減少が事業収益を悪化させており、店舗賃料の削減等の販管費抑制策などを実施しておりますが、事業収益の減少が続いているため、その収益構造の転換が急務であります。
そのような中、各店の収益力を向上させるため、既存店舗における売場効率が悪化したアイテムを縮小・撤退し、収益力の高い事業の導入を推進しております。具体的には、RIZAPグループ子会社の株式会社HAPiNS、株式会社ジーンズメイトの商材を5店舗導入し、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」やパーソナルゴルフジム「RIZAP GOLF」を空きスペースに転貸する形でWonderGOO千葉NT店とWonderGOO越谷店に導入いたしました。また、自社事業である暗闇型エンタメフィットネスのTetraFitをWonderGOO三郷店に導入、WonderGOO鴻巣店をTetraFitへ業態変更いたしました。今後も、自社事業であるトレーディングカード専門店の「Ganryu」やリユース事業のWonderGOO店舗内導入を推進し、各店の収益力の向上を図るべく様々なアクションを遂行してまいります。
これらの結果、WonderGOO事業の売上高は35,700百万円、営業利益526百万円となりました。
WonderREX事業におきましては、リユース品を生活の中に取り込むライフスタイルが一般的になっており、服飾・生活雑貨の品揃えを拡充し店舗数を年々拡大させ、堅調に推移しております。同事業の継続的な成長には商業施設等の集客力を活かした良質な商材確保が急務であるため、ジュエリーやオーディオ機器といったカテゴリ専門型の買取鑑定会を期間限定で開催し、幅広い商品調達ルートの開拓を実施しております。この他にRIZAPグループ企業との連携等を進めており、事業拡大に必要な商品確保の取組みに注力いたします。
また、今後事業拡大を進めるため、従来は郊外のロードサイド店舗での出店のみであったところ、大型商業施設内への出店を積極的に進める方針であり、良質な商品確保による差別化と効率的な店舗展開を実行してまいります。
これらの結果、WonderREX事業の売上高は8,588百万円、営業利益255百万円となりました。
TSUTAYA事業におきましては、主力である映像・音楽レンタル部門が、スマートフォンを中心とした、お客様のコンテンツ方法の多様化の影響を受け、非常に厳しい状況が続いております。これに対し、サブスクリプション型サービスのTSUTAYAプレミアムの獲得促進により、安定的な収益確保を進めてまいりましたが、映像・音楽レンタル部門の売上高及び利益減少を補うまでに至らずTSUTAYA事業としての利益が大きく落ち込む結果となりました。
今後、映像・音楽レンタル中心の事業構造からの転換を図るべく、不採算店舗の閉店を進める一方で、トレーディングカード専門店である「バトロコ」の出店を計画しており、成長分野への投資を通じて事業収益の改善を進めてまいります。
これらの結果、TSUTAYA事業の売上高は15,685百万円、営業損失22百万円となりました。
<新星堂事業>新星堂事業におきましては、人気アーティストによる音楽ライブの映像ソフト販売に加えて、新作やベスト盤の発売による音楽CD販売が伸長したものの、第2四半期以降の発売タイトル減少に伴う売上高の鈍化が見られ、低調に推移いたしました。これに対し、不採算店舗14店舗を閉店し、当社グループの事業構造改革を大幅に進めることで事業収益の改善に繋げてまいりました。
これらの結果、新星堂事業の売上高は11,230百万円、営業損失303百万円となりました。
財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、19,617百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,802百万円減少いたしました。これは主に、商品評価損等の計上により商品が3,067百万円減少したことによるものです。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、10,271百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,043百万円減少いたしました。これは主に、有形固定資産が2,160百万円、無形固定資産が356百万円、投資その他の資産が526百万円減少したことによるものです。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、18,249百万円となり、前連結会計年度末に比べ328百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が770百万円、1年内返済予定の長期借入金が60百万円、ポイント引当金が392百万円減少したものの、未払費用が252百万円、買掛金が875百万円増加したことによるものです。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、5,650百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,450百万円減少いたしました。これは主に、社債が110百万円増加したものの、長期借入金が950百万円、リース債務が486百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、5,988百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,723百万円減少いたしました。これは主に、2018年3月29日を払込期日とする第三者割当増資により資本金が826百万円、資本準備金が826百万円増加したものの、親会社株主に帰属する当期純損失が5,159百万円発生したことによるものです。
資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、事業運営上必要な資金を確保するとともに、経済環境の急激な変化に耐えうる流動性を維持することを基本方針としております。運転資金及び設備投資については、営業活動により得られたキャッシュ・フロー及び金融機関からの長期借入を基本としております。なお、当連結会計年度末における社債を含めた借入金残高は12,092百万円となりました。資金調達コストの低減に努める一方、設備投資に対応する借入の大部分については、長期調達とし過度に金利変動リスクに晒されないようにしております。
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、総じて個人消費の持ち直しが見受けられ、輸出や生産の一部に弱さが残るものの、緩やかな景気回復基調で推移しました。一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響など、先行きには留意する必要があります。
このような状況の中、当社グループは前年3月29日をもってRIZAPグループ株式会社の連結子会社となり、グループの様々な商材やサービスを生かした「高収益ハイブリッド型店舗への転換」を進め、既存店舗における売場効率が悪化したアイテムを縮小・撤退し、収益力の高い商品・サービスの導入を推進いたしました。 他にも、グループの購買機能を活用し、様々な取引コスト低減に努め収益性の強化を図りました。
さらに、短期的な収益改善策として、不採算店舗の閉店や転貸を進め、WonderGOO事業8店舗、新星堂事業14店舗を閉店いたしました。また、店舗収益改善のため、WonderGOO事業の店舗をWonderREX1店舗、フィットネス1店舗として業態転換し、その他1店舗を営業継続しつつ一部売場面積を他法人に転貸いたしました。
当連結会計年度末の店舗数については、WonderGOO事業65店舗(内、FC8店舗)、WonderREX事業26店舗(内、FC2店舗)、TSUTAYA事業90店舗、新星堂事業89店舗、その他事業14店舗(内、FC2店舗)、合計284店舗となりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、29,888百万円となりました
当連結会計年度末の負債合計は、23,900百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、5,988百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度における売上高は72,117百万円、営業利益は453百万円、経常利益は451百万円となりました。
また、今後の事業構造改革の早期化による一層の収益改善を図るべく、当社の収益構造改革を早期に進めることが当社の経営再建に不可欠である一方で、エンタメ市場全体における市場縮小が数年来継続しており、過年度から積み上がったリスク資産を一括で処理しない限り経営再生は非常に困難であると判断し商品評価等を見直し、さらに、不採算事業・店舗からの撤退に関連する費用を含め「事業構造改善費用」を特別損失として4,855百万円計上したことから親会社株主に帰属する当期純損失は5,159百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
WonderGOO事業の売上高は35,700百万円、営業利益526百万円となりました。
WonderREX事業の売上高は8,588百万円、営業利益255百万円となりました。
TSUTAYA事業の売上高は15,685百万円、営業損失22百万円となりました。
新星堂事業の売上高は11,230百万円、営業損失303百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ413百万円増加し、5,339百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フロ-の状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロ-)
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に、税金等調整前当期純損失による5,098百万円により資金が減少したものの、たな卸資産の減少3,068百万円、事業構造改善費用1,185百万円、減価償却費1,266百万円により資金が増加したため、1,735百万円の資金の増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に、敷金及び保証金の回収437百万円により資金が増加したものの、定期預金の預入により500百万円、有形固定資産の取得528百万円により資金が減少したため、723百万円の資金の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に、株式の発行による収入1,641百万円により資金が増加したものの、長期借入金の返済により1,649百万円、リース債務の返済により607百万円資金が減少したため、598百万円の資金の減少となりました。
③ 売上及び仕入の実績
a.売上実績
当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 売上高(千円) |
| WonderGOO事業 | 35,700,623 |
| WonderREX事業 | 8,588,786 |
| TSUTAYA事業 | 15,685,599 |
| 新星堂事業 | 11,230,953 |
| その他 | 911,238 |
| 合計 | 72,117,200 |
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 前年同期比は当連結会計年度が13ヶ月となったため記載を省略しております。
3 セグメント間の取引については相殺消去しております。
b. 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 仕入高(千円) |
| WonderGOO事業 | 25,792,313 |
| WonderREX事業 | 4,510,183 |
| TSUTAYA事業 | 8,287,527 |
| 新星堂事業 | 7,991,533 |
| その他 | 889,801 |
| 合計 | 47,471,359 |
(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.前年同期比は当連結会計年度が13ヶ月となったため記載を省略しております。
3 セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、経営成績または財政状態に重要な影響を及ぼすと思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は72,117百万円、営業利益は453百万円、経常利益は451百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は5,159百万円となりました。
(売上高)
当社グループは前年3月29日をもってRIZAPグループ株式会社の連結子会社となり、グループの様々な商材やサービスを生かした「高収益ハイブリッド型店舗への転換」を進め、既存店舗における売場効率が悪化したアイテムを縮小・撤退し、収益力の高い商品・サービスの導入を推進いたしました。 他にも、グループの購買機能を活用し、様々な取引コスト低減に努め収益性の強化を図りました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は24,837百万円となりました。当期は従業員賞与と物流費が増えました。
(営業利益)
営業利益は、453百万円となりました。
(経常利益)
経常利益は、451百万円となりました。営業外収益として受取補償金と資産除去債務戻入益が発生しました。
(親会社株主に帰属する当期純損失)
今後の事業構造改革の早期化による一層の収益改善を図るべく、当社の収益構造改革を早期に進めることが当社の経営再建に不可欠である一方で、エンタメ市場全体における市場縮小が数年来継続しており、過年度から積み上がったリスク資産を一括で処理しない限り経営再生は非常に困難であると判断し商品評価等を見直し、さらに、不採算事業・店舗からの撤退に関連する費用を含め「事業構造改善費用」を特別損失として4,855百万円計上したことから親会社株主に帰属する当期純損失は5,159百万円となりました。
セグメント別の業績の概況
そのような中、各店の収益力を向上させるため、既存店舗における売場効率が悪化したアイテムを縮小・撤退し、収益力の高い事業の導入を推進しております。具体的には、RIZAPグループ子会社の株式会社HAPiNS、株式会社ジーンズメイトの商材を5店舗導入し、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」やパーソナルゴルフジム「RIZAP GOLF」を空きスペースに転貸する形でWonderGOO千葉NT店とWonderGOO越谷店に導入いたしました。また、自社事業である暗闇型エンタメフィットネスのTetraFitをWonderGOO三郷店に導入、WonderGOO鴻巣店をTetraFitへ業態変更いたしました。今後も、自社事業であるトレーディングカード専門店の「Ganryu」やリユース事業のWonderGOO店舗内導入を推進し、各店の収益力の向上を図るべく様々なアクションを遂行してまいります。
これらの結果、WonderGOO事業の売上高は35,700百万円、営業利益526百万円となりました。
また、今後事業拡大を進めるため、従来は郊外のロードサイド店舗での出店のみであったところ、大型商業施設内への出店を積極的に進める方針であり、良質な商品確保による差別化と効率的な店舗展開を実行してまいります。
これらの結果、WonderREX事業の売上高は8,588百万円、営業利益255百万円となりました。
今後、映像・音楽レンタル中心の事業構造からの転換を図るべく、不採算店舗の閉店を進める一方で、トレーディングカード専門店である「バトロコ」の出店を計画しており、成長分野への投資を通じて事業収益の改善を進めてまいります。
これらの結果、TSUTAYA事業の売上高は15,685百万円、営業損失22百万円となりました。
<新星堂事業>新星堂事業におきましては、人気アーティストによる音楽ライブの映像ソフト販売に加えて、新作やベスト盤の発売による音楽CD販売が伸長したものの、第2四半期以降の発売タイトル減少に伴う売上高の鈍化が見られ、低調に推移いたしました。これに対し、不採算店舗14店舗を閉店し、当社グループの事業構造改革を大幅に進めることで事業収益の改善に繋げてまいりました。
これらの結果、新星堂事業の売上高は11,230百万円、営業損失303百万円となりました。
財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、19,617百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,802百万円減少いたしました。これは主に、商品評価損等の計上により商品が3,067百万円減少したことによるものです。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、10,271百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,043百万円減少いたしました。これは主に、有形固定資産が2,160百万円、無形固定資産が356百万円、投資その他の資産が526百万円減少したことによるものです。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、18,249百万円となり、前連結会計年度末に比べ328百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が770百万円、1年内返済予定の長期借入金が60百万円、ポイント引当金が392百万円減少したものの、未払費用が252百万円、買掛金が875百万円増加したことによるものです。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、5,650百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,450百万円減少いたしました。これは主に、社債が110百万円増加したものの、長期借入金が950百万円、リース債務が486百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、5,988百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,723百万円減少いたしました。これは主に、2018年3月29日を払込期日とする第三者割当増資により資本金が826百万円、資本準備金が826百万円増加したものの、親会社株主に帰属する当期純損失が5,159百万円発生したことによるものです。
資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、事業運営上必要な資金を確保するとともに、経済環境の急激な変化に耐えうる流動性を維持することを基本方針としております。運転資金及び設備投資については、営業活動により得られたキャッシュ・フロー及び金融機関からの長期借入を基本としております。なお、当連結会計年度末における社債を含めた借入金残高は12,092百万円となりました。資金調達コストの低減に努める一方、設備投資に対応する借入の大部分については、長期調達とし過度に金利変動リスクに晒されないようにしております。