四半期報告書-第62期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/11/13 14:07
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【項目】
31項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境に改善が見られたことにより、緩やかな回復基調で推移いたしました。
海外経済におきましては、米国では個人消費の底堅さを背景に回復傾向が持続いたしました。欧州では、良好な雇用・所得環境により緩やかな回復基調で推移いたしました。新興国では、一部の国で景気減速を背景に成長鈍化が見受けられました。
外食産業におきましては、個人消費に回復の兆しは見られるものの、原材料価格の高騰が継続していること等により、先行きは不透明な状況で推移するものと認識しております。
このような経営環境のもと、当社グループは、中長期的な成長の基盤を構築すべく既存店舗の収益安定を図るとともに、ブランド群の拡充を進めるべく新業態の導入を模索してまいります。また将来における海外の事業基盤を強化させるため、合弁事業やフランチャイズ事業を含めた出店地域の更なる拡大に取組んでまいります。
新規出店については、日本国内において、「カプリチョーザ」をさいたま市のコクーンシティに1店舗、「エッグスンシングス」をさいたま市のコクーンシティに1店舗、大阪市のザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに1店舗の計2店舗、「サラベス」「ウルフギャング・ステーキハウス」を大阪市のルクアイーレに各1店舗、「ロメスパバルボア」を台東区の御徒町に1店舗出店いたしました。
フランチャイズ展開におきましては、日本国内において「カプリチョーザ」を2店舗出店いたしました。海外では、「カプリチョーザ」をマレーシアに1店舗出店いたしました。
業績につきましては、以上の結果により、当第2四半期連結累計期間の売上高は13,526百万円(前年同期比18.2%増)、営業利益は710百万円(前年同期比111.4%増)、経常利益は676百万円(前年同期比104.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は216百万円(前年同期比148.9%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①日本
国内では、売上高は9,718百万円(前年同期比19.9%増)、営業利益は664百万円(前年同期比99.0%増)となりました。
②北米
北米では、売上高は2,685百万円(前年同期比16.2%増)、営業利益は147百万円(前年同期比99.3%増)となりました。
③ミクロネシア
ミクロネシアでは、売上高は841百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は103百万円(前年同期比17.1%減)となりました。
④アジア
アジアでは、売上高は318百万円(前年同期比10.2%増)、営業損失は16百万円(前年同期は営業損失1百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3,421百万円となり、前年同四半期連結累計期間より1,384百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果増加した資金は523百万円(前年同期は479百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益が539百万円及び減価償却費の計上が329百万円あった一方で、法人税等の支払額が198百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により減少した資金は637百万円(前年同期は784百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が626百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により増加した資金は1,352百万円(前年同期は1,087百万円の増加)となりました。これは主に長期借入れによる収入が2,600百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が1,107百万円あったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。