有価証券報告書-第16期(平成26年2月1日-平成27年1月31日)

【提出】
2015/04/30 10:08
【資料】
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【項目】
121項目

対処すべき課題


(1) 継続的な成長戦略
① 顧客情報の有効活用(リピーター率の向上)
お客様が求める「よりよい商品」を「よりよい価格」と「よりよいサービス」で提供し続けることが当社グループの基本方針であり、お客様に支持され続ける最も重要な課題であると認識しております。顧客情報を有効活用(CRM)し販売促進を図るとともに、WEB上での取扱商品数の拡充、利便性の向上により、リピーター顧客の拡大を目指します。
② 開発力の強化(ネット通販支援事業)
当社グループは、システム活用による効率化やコスト削減及び顧客サービスの充実等による業容拡大を図ってまいりました。
ネット通販での利用端末もスマートフォンの利用率が増加し、SNS・LINE利用率が高い傾向にあり、消費者のネット通販利用時の行動に影響を与える可能性は大きくなり、日々変化する顧客対応の充実を図るためにシステム開発の強化は重要であると考えております。又、当社グループとしましては、ECプラットフォームの構築を着実に実行進化させ、他社のインターネット通販の運営を当社が支援する「ネット通販支援事業」のシステム開発を推進し、ローコストオペレーションのノウハウ提供を行います。
③ 会員の有効活用(集客導線の拡大)
当社の会員805万人及びグループ各社の会員を有効活用するために、付加価値のある会員向けサービスを実施しグループ全体のシナジー効果を期待できるものと思われます。又、SNS・LINEにより他社の顧客の共同利用等により、集客導線の拡大を図り、双方の売上拡大につながる会員施策が可能と思われます。
(2) 内部管理体制の強化
当社グループは、法令順守及びコーポレートガバナンスの強化が経営上の最重要課題であると認識しております。それを実現するために、グループ従業員一人ひとりが公正で高い倫理観に基づいて行動し、広く社会から信頼される経営体制を確立するために、コンプライアンスがあらゆる企業活動の前提であることを認識し、企業文化として定着するよう周知徹底及び教育の強化を行います。内部統制の強化を図るための組織及び管理体制の整備に努めてまいります。
(3) 人材の確保と育成
当社グループでは、ネット通販のシステムエンジニアや商品の仕入ノウハウを有するマーチャンダイザー等一部専門知識・技術を有する優秀な人材を必要としております。