四半期報告書-第46期第3四半期(平成27年1月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/05/15 9:03
【資料】
PDFをみる
【項目】
27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社は、前第3四半期連結累計期間は四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府及び日銀の経済・金融政策により企業収益と雇用情勢が改善へと繋がり、緩やかな景気回復の動きが見られるものの、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動の長期化や円安に伴う物価上昇懸念などから、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、円安等による原材料価格の上昇、店舗運営における人材確保の深刻化など、依然として厳しい経営環境で推移いたしました。
このような環境の中で当社は、今後の持続的な成長の実現を支える経営基盤を築くために、経営理念「Smile&Sexy」のもと、役職員1人ひとりが社内組織に埋没することなく、また、新たな商品・業態・事業の開発と育成に果敢にチャレンジし、時代の変化に対応する事のみならず、時代の変化を創り出す会社づくりを目指し、以下の2つの項目を底上げするための施策に取り組んで参りました。
①お客様が持つ期待感の遥か上をいく「顧客価値」を常に創造するために業態開発、業態改善を絶え間なく続ける「開発力」
②ホスピタリティ溢れ、お客様のニーズを先読みして行動できるプロフェッショナル性が高く、個性を発揮できる「人財力」
その上で、既存顧客の満足度向上や新たな顧客創造のために、各業態における品質・サービスレベルの向上、新メニュー開発、積極的な販売促進活動などの施策に取り組み、各既存業態のブランド力向上に努めて参りました。
店舗展開につきましては、当第3四半期連結累計期間中に『焼肉きんぐ』において、14店舗の新規出店(直営店10店、フランチャイズ店4店)と4店舗の改装(直営店3店、フランチャイズ店1店)、新業態の『熟成焼肉 肉源』において、1店舗の新規出店(直営店1店)、『丸源ラーメン』において、3店舗の新規出店(直営店1店、フランチャイズ店2店)、『二代目丸源』において、1店舗の閉店(直営店1店)、お好み焼本舗において、2店舗の新規出店(直営店2店)と2店舗の閉店(フランチャイズ店2店)、『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』において、5店舗の新規出店(直営店5店)、連結子会社が営業している『鍋源』において、2店舗の新規出店(直営店2店)をそれぞれ実施しました。これにより当第3四半期連結会計期間末における当社チェーン全業態の店舗数は322店舗(直営店168店舗、フランチャイズ店154店舗)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高24,603,324千円、営業利益1,310,279千円、経常利益1,640,388千円、四半期純利益804,288千円となりました。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況については、当社の事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。
焼肉部門におきましては、売上高14,336,146千円となりました。
ラーメン部門におきましては、売上高3,381,533千円となりました。
お好み焼部門におきましては、売上高1,836,210千円となりました。
専門店部門におきましては、売上高2,566,008千円となりました。
その他部門におきましては、売上高556,471千円となりました。
フランチャイズ部門におきましては、売上高1,926,953千円となりました。
なお、連結子会社が営業している飲食店舗については、その他部門に含めております。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。