有価証券報告書-第49期(平成29年7月1日-平成30年6月30日)
対処すべき課題
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、『Smile&Sexy(スマイル アンド セクシー)』を経営理念としております。心身ともに素敵で、自分を率直に表現できる役職員一人ひとりが社内組織に埋没することなく自分で意思決定し行動することで、経営目標である「お客様の心のリラックス、物語人の心の自立」の実現を目指して取り組んでおります。
今後におきましても、経営理念を礎として、持続的な企業価値向上に向けた諸施策に取り組んで参ります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、売上高及び経常利益において、13期連続の増収増益を続けております。次期以降につきましてもさらに増収増益を目指して参ります。
その上で、以下の経営指標を目標としております。
なお、当該13期とは、第45期(平成26年6月期)までの個別決算における9期を含めたものであります。
① 売上高、営業利益、経常利益の毎期10%以上の成長
② 既存店売上高のプラス成長
③ 既存店経常利益率のプラス成長
④ 従業員1人当たり経常利益額のプラス成長
⑤ ROA(総資産経常利益率)15%以上
⑥ ROE(自己資本利益率)10%以上の維持
⑦ 自己資本比率50%以上の維持
(3)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題
当社グループの属する外食業界におきましては、少子高齢化に加えて、お客様のニーズを満たす美味しい料理の提供が可能になった内食・中食市場の拡大により市場全体の縮小傾向、さらには消費者ニーズの多様化・高度化による成熟化が進んでいます。
当社グループとしては、経営理念を礎として、人々の生活にとっての外食の価値と役割を創造した取り組みを続けて成長性と信頼性の向上を目指しております。このためには、外部環境と内部環境のあらゆる環境の変化にも対応することにより、経営基盤をより強固にし、市場競争力を向上させていくことが大きな課題であると認識しております。このような状況のもと、以下の8点を重要施策として、企業価値を高めることに繋げて参ります。
① 既存店舗の収益力向上
商品・サービスの開発・改善に留まらず、新たなプロモーション活動や既存店改装等を積極的に行うことで、既存ブランドの競争力、収益力の向上を推進します。
② 『お客様の心のリラックス』をすべての店舗で実現
「日本一おせっかい好きな飲食大家族」として、社員、パート・アルバイトに至るまで経営理念の実践や店舗のサービス・オペレーションのスキルアップ等に取組みます。さらには店長・エリアマネジャーのマネジメント能力等を高める施策により、経営目標である「お客様の心のリラックス」を実現した店舗づくりを推進します。
③ 既存ブランドの積極出店
収益性の高い「焼肉きんぐ」「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」「丸源ラーメン」を中心に、引き続き積極出店を推進します。また郊外中・小商圏に出店が可能な小型フォーマットの開発・育成も推進します。
④ 新業態の開発と育成
「きゃべとんラーメン」「人形町 源の屋」を中心に新業態の多店舗展開に向けた準備と、新たな多店舗展開が可能な業態の開発を推進します。
⑤ 海外事業の展開加速
経済成長に伴って市場が拡大している中国や東南アジアにおいて、外食事業の成功を早期に獲得する取り組みを推進します。
⑥ 誰もが自己開示と意思決定をする革新的な理念経営の貫徹
経営理念を礎として、役職員一人ひとりが組織に埋もれることなく活躍する環境・文化・仕組みづくりに取り組みます。それにより、ホスピタリティあふれ、お客様のニーズを先読みして行動できる「人財力」、及び顧客価値を創造する業態開発や業態改善を実現する「開発力」の育成を推進します。
⑦ 食材調達力の差別化と「食の安心・安全」の確保
サプライチェーンの最適化やスケールメリットを活かした調達コストの競争力の強化を推進します。また、食材調達先の多様化や加工方法の工夫等により差別化された独自性のある食材調達を行うとともに、「食の安心・安全」の確保を確実なものとする取組みを推進します。
⑧ 積極的なIT投資による労働生産性の向上
積極的なIT投資を行い、さまざまなITツールにより、本社・店舗の省力化を実現させ、労働生産性向上を推進します。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、『Smile&Sexy(スマイル アンド セクシー)』を経営理念としております。心身ともに素敵で、自分を率直に表現できる役職員一人ひとりが社内組織に埋没することなく自分で意思決定し行動することで、経営目標である「お客様の心のリラックス、物語人の心の自立」の実現を目指して取り組んでおります。
今後におきましても、経営理念を礎として、持続的な企業価値向上に向けた諸施策に取り組んで参ります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、売上高及び経常利益において、13期連続の増収増益を続けております。次期以降につきましてもさらに増収増益を目指して参ります。
その上で、以下の経営指標を目標としております。
なお、当該13期とは、第45期(平成26年6月期)までの個別決算における9期を含めたものであります。
① 売上高、営業利益、経常利益の毎期10%以上の成長
② 既存店売上高のプラス成長
③ 既存店経常利益率のプラス成長
④ 従業員1人当たり経常利益額のプラス成長
⑤ ROA(総資産経常利益率)15%以上
⑥ ROE(自己資本利益率)10%以上の維持
⑦ 自己資本比率50%以上の維持
(3)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題
当社グループの属する外食業界におきましては、少子高齢化に加えて、お客様のニーズを満たす美味しい料理の提供が可能になった内食・中食市場の拡大により市場全体の縮小傾向、さらには消費者ニーズの多様化・高度化による成熟化が進んでいます。
当社グループとしては、経営理念を礎として、人々の生活にとっての外食の価値と役割を創造した取り組みを続けて成長性と信頼性の向上を目指しております。このためには、外部環境と内部環境のあらゆる環境の変化にも対応することにより、経営基盤をより強固にし、市場競争力を向上させていくことが大きな課題であると認識しております。このような状況のもと、以下の8点を重要施策として、企業価値を高めることに繋げて参ります。
① 既存店舗の収益力向上
商品・サービスの開発・改善に留まらず、新たなプロモーション活動や既存店改装等を積極的に行うことで、既存ブランドの競争力、収益力の向上を推進します。
② 『お客様の心のリラックス』をすべての店舗で実現
「日本一おせっかい好きな飲食大家族」として、社員、パート・アルバイトに至るまで経営理念の実践や店舗のサービス・オペレーションのスキルアップ等に取組みます。さらには店長・エリアマネジャーのマネジメント能力等を高める施策により、経営目標である「お客様の心のリラックス」を実現した店舗づくりを推進します。
③ 既存ブランドの積極出店
収益性の高い「焼肉きんぐ」「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」「丸源ラーメン」を中心に、引き続き積極出店を推進します。また郊外中・小商圏に出店が可能な小型フォーマットの開発・育成も推進します。
④ 新業態の開発と育成
「きゃべとんラーメン」「人形町 源の屋」を中心に新業態の多店舗展開に向けた準備と、新たな多店舗展開が可能な業態の開発を推進します。
⑤ 海外事業の展開加速
経済成長に伴って市場が拡大している中国や東南アジアにおいて、外食事業の成功を早期に獲得する取り組みを推進します。
⑥ 誰もが自己開示と意思決定をする革新的な理念経営の貫徹
経営理念を礎として、役職員一人ひとりが組織に埋もれることなく活躍する環境・文化・仕組みづくりに取り組みます。それにより、ホスピタリティあふれ、お客様のニーズを先読みして行動できる「人財力」、及び顧客価値を創造する業態開発や業態改善を実現する「開発力」の育成を推進します。
⑦ 食材調達力の差別化と「食の安心・安全」の確保
サプライチェーンの最適化やスケールメリットを活かした調達コストの競争力の強化を推進します。また、食材調達先の多様化や加工方法の工夫等により差別化された独自性のある食材調達を行うとともに、「食の安心・安全」の確保を確実なものとする取組みを推進します。
⑧ 積極的なIT投資による労働生産性の向上
積極的なIT投資を行い、さまざまなITツールにより、本社・店舗の省力化を実現させ、労働生産性向上を推進します。