有価証券報告書-第18期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/27 15:47
【資料】
PDFをみる
【項目】
233項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
国内連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度等、並びに確定拠出年金制度を設けております。また、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。
なお、国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の海外連結子会社でも確定給付型及び確定拠出型の退職給付制度を設けております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2021年4月 1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月 1日
至 2023年3月31日)
退職給付債務の期首残高2,458,711百万円2,448,776百万円
(△60,230百万円)(△83,433百万円)
勤務費用62,090百万円60,149百万円
利息費用24,540百万円35,683百万円
数理計算上の差異の発生額△59,890百万円△219,116百万円
退職給付の支払額△120,124百万円△127,845百万円
過去勤務費用の発生額△635百万円△1,244百万円
年金バイアウトに伴う減少額百万円△322,516百万円
その他649百万円△102,680百万円
退職給付債務の期末残高2,365,342百万円1,771,205百万円

(注) 1 ( )内は為替換算差額であります。
2 国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2021年4月 1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月 1日
至 2023年3月31日)
年金資産の期首残高3,587,262百万円3,753,964百万円
(△67,118百万円)(△100,370百万円)
期待運用収益120,479百万円131,898百万円
数理計算上の差異の発生額14,320百万円△342,665百万円
事業主からの拠出額25,913百万円28,451百万円
退職給付の支払額△94,972百万円△103,262百万円
年金バイアウトに伴う減少額百万円△322,516百万円
その他590百万円△135,675百万円
年金資産の期末残高3,653,594百万円3,010,195百万円

(注) ( )内は為替換算差額であります。
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る
資産の調整表
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
積立型制度の退職給付債務2,282,135百万円1,686,716百万円
年金資産△3,653,594百万円△3,010,195百万円
△1,371,458百万円△1,323,478百万円
非積立型制度の退職給付債務83,206百万円84,488百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△1,288,252百万円△1,238,989百万円
退職給付に係る負債86,355百万円86,445百万円
退職給付に係る資産△1,374,607百万円△1,325,434百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△1,288,252百万円△1,238,989百万円

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2021年4月 1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月 1日
至 2023年3月31日)
勤務費用62,090百万円60,149百万円
利息費用24,540百万円35,683百万円
期待運用収益△120,479百万円△131,898百万円
過去勤務費用の費用処理額△2,722百万円△2,924百万円
数理計算上の差異の費用処理額△20,864百万円△44,688百万円
年金バイアウトに伴う損失百万円78,111百万円
その他(臨時に支払った割増退職金等)16,006百万円15,728百万円
確定給付制度に係る退職給付費用△41,429百万円10,161百万円

(注) 簡便法を採用している国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の連結子会社の退職給付費用は、主とし
て「勤務費用」に含めて計上しております。
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2021年4月 1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月 1日
至 2023年3月31日)
過去勤務費用△1,139百万円△3,774百万円
数理計算上の差異43,445百万円△77,460百万円
合計42,305百万円△81,234百万円

(注) 当連結会計年度の退職給付に係る調整額の合計には、年金バイアウトに伴う未認識退職給付債務の一括償
却額が78,111百万円含まれております。
(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
未認識過去勤務費用2,850百万円△924百万円
未認識数理計算上の差異274,011百万円196,550百万円
合計276,861百万円195,626百万円

(7) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
国内株式27.91%32.40%
国内債券15.01%14.06%
外国株式21.29%13.94%
外国債券20.50%21.63%
生保一般勘定6.17%7.13%
その他9.12%10.84%
合計100.00%100.00%

(注) 年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度25.17%、当連結会計年度29.46%含まれております。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(自 2021年4月 1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月 1日
至 2023年3月31日)
割引率
国内0.07%0.93%0.06%1.44%
海外0.52%9.04%1.44%10.63%
予想昇給率
国内2.63%7.50%2.63%7.50%
海外1.50%10.50%2.25%13.00%
長期期待運用収益率
国内1.50%3.80%1.50%3.70%
海外0.90%9.04%1.50%10.63%