有価証券報告書-第8期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 14:53
【資料】
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【項目】
124項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
銀行業を営む連結子会社は、確定給付制度としてキャッシュバランスプラン型企業年金制度を設け、また、確定拠出制度として企業型の確定拠出年金制度を設けております。
なお、上記の連結子会社は退職給付信託を設定しております。
また、当社につきましては、退職給付制度を設けておりません。
なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2 確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
退職給付債務の期首残高107,550107,581
会計方針の変更による累積的影響額12,342
会計方針の変更を反映した期首残高107,550119,924
勤務費用2,9393,029
利息費用2,1161,183
数理計算上の差異の発生額△4022,542
退職給付の支払額△5,024△5,231
過去勤務費用の発生額
制度加入者からの拠出額400401
その他11
退職給付債務の期末残高107,581121,853

(注) 臨時に支払う割増退職金は含めておりません。
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
年金資産の期首残高146,496136,684
期待運用収益4,7544,773
数理計算上の差異の発生額9,56311,165
事業主からの拠出額5,0025,378
退職給付の支払額△4,989△5,187
退職給付信託の一部返還△24,025
制度加入者からの拠出額400401
その他△516
年金資産の期末残高136,684153,216

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(百万円)
区分前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
積立型制度の退職給付債務106,787121,006
年金資産△136,684△153,216
△29,896△32,209
非積立型制度の退職給付債務794846
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△29,102△31,362

退職給付に係る負債999777
退職給付に係る資産△30,102△32,140
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△29,102△31,362


(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
勤務費用2,9393,029
利息費用2,1161,183
期待運用収益△4,754△4,773
数理計算上の差異の損益処理額2,958864
過去勤務費用の損益処理額△235△235
その他
確定給付制度に係る退職給付費用3,02469

(注)1 確定給付企業年金等に対する制度加入者からの拠出額を控除しております。
2 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤務費用」に含めて計上しております。
3 上記の退職給付費用以外に割増退職金として、前連結会計年度に889百万円、当連結会計年度に650百万円を支払っております。
4 前連結会計年度において、年金資産が退職給付債務に対して積立超過の状況にあり、今後も継続することが見込まれることから、退職給付信託の一部を解約しております。上記の数理計算上の差異の損益処理額には、当該解約に伴う一括償却1,574百万円が含まれております。
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
過去勤務費用△235
数理計算上の差異9,486
その他
合計9,251

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
区分前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
未認識過去勤務費用△1,559△1,323
未認識数理計算上の差異△1,218△10,705
その他
合計△2,777△12,028

(7)年金資産に関する事項
① 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
区分前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
債券42%39%
株式36%37%
現金及び預け金等14%13%
その他8%11%
合計100%100%

(注) 年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度37%、当連結会計年度37%含まれております。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
区分前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
割引率2.0%1.3%
長期期待運用収益率3.5%3.5%
予想昇給率3.3%3.3%

3 確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は前連結会計年度306百万円、当連結会計年度304百万円であります。