有価証券報告書-第153期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/26 11:07
【資料】
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【項目】
168項目

対処すべき課題

(1) 経営方針・経営戦略等
(経営の基本方針)
当連結会計年度において、当行は2018年度から2020年度までの3年間を計画期間とする新中期経営計画「新生ふくぎん3Cプロジェクト」を策定しました。
基本方針(目指す姿)
第1のC
―CHALLENGE
事業活動を通じて、地域創生にチャレンジします。
第2のC
―CUSTOMER SATISFACTION
お客様の満足・お客様本位を第一に、お客様の夢の実現と課題解決に、全力で取り組みます。
第3のC
―CHANGE
経営基盤(経営資源の再配置・人材育成・働きがいのある職場)を再構築し、収益力の強化を図ります。
(経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等)
新中期経営計画において、最終年度である2020年度の数値目標を次のとおり掲げております。
○当期純利益 6億円
○自己資本比率 8%
○事業性融資先数 5,000先
(2) 経営環境及び対処すべき課題
当連結会計年度における我が国経済は、企業収益が高水準で推移し、雇用・所得環境の改善が持続するなか、緩やかな回復基調にありました。しかしながら、海外経済の不確実性などから、景気の先行きは依然として不透明な状態が続いております。
当行の主たる営業基盤である福島県の経済は、公共投資や住宅投資が減少傾向にあるものの、設備投資の増加及び良好な雇用・所得環境による個人消費の持ち直しの動きが見られ、総じてみれば緩やかに回復しております。
金融機関を取り巻く環境は、人口減少に加え、マイナス金利政策による金利低下、異業種からの銀行業参入など、厳しい経営環境が続くものと予想されます。
こうした中、当行は、新中期経営計画「新生ふくぎん3Cプロジェクト」の主要施策である、「お取引先企業の課題解決のための適切な商品・サービスの提供」、「個人のお客様の夢の実現のための適切な商品・サービスの提供」、「経営基盤の再構築と経営の効率化」、「顧客・地域の要請に応えられる能力を持った行員の育成」、「地域の活性化を目指した地域貢献」に積極的に取組んでいくことで、お客様との絆を大切に、お客様同士の絆を創造し、次の世代に繋いでまいりたいと考えております。