有価証券報告書-第21期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/09 10:09
【資料】
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【項目】
164項目
14.従業員給付
(1)従業員退職後給付
当社及び当社の一部の子会社は、確定給付型の制度として規約型の確定給付企業年金制度及び退職一時金制度、並びに確定拠出年金制度を導入しております。
① 確定給付制度債務の調整表
確定給付制度債務の増減は、以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
百万円百万円
期首残高23,21522,934
勤務費用1,1521,142
利息費用109125
再測定による増減
数理計算上の差異-人口統計上の仮定の変更により生じた影響18-
数理計算上の差異-財務上の仮定の変更により生じた影響△399△451
数理計算上の差異-実績による修正7182
給付支払額△1,233△1,258
期末残高22,93422,574

② 制度資産の調整表
制度資産の増減は、以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
百万円百万円
期首残高19,98822,120
利息収益99132
再測定による増減
制度資産に係る収益
(利息収益に含まれる金額を除く)
2,303543
事業主からの拠出金542576
給付支払額△814△748
期末残高22,12022,625

③ 確定給付制度債務及び制度資産の調整表
確定給付制度債務及び制度資産と連結財政状態計算書に計上された退職給付に係る負債及び資産との関係は、以下のとおりです。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
百万円百万円
積立型の確定給付制度債務13,91513,589
制度資産△22,120△22,625
小計△8,204△9,035
非積立型の確定給付制度債務9,0188,985
連結財政状態計算書に計上された負債と資産の純額813△50
退職給付に係る負債9,0188,985
退職給付に係る資産△8,204△9,035
連結財政状態計算書に計上された負債と資産の純額813△50

④ 確定給付費用の内訳
確定給付費用の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
百万円百万円
勤務費用1,1521,142
利息費用109125
利息収益△99△132
合計1,1611,135

(注) 確定給付費用は「営業費用」に含めて表示しております。
⑤ 制度資産の主な内訳
制度資産合計に対する主な分類ごとの内訳は以下のとおりです。
なお、制度資産の運用方針については、年金給付金及び一時金等の支払いを将来にわたり確実に行うことを目的とし、許容されるリスクの範囲内で、必要とされる運用収益を長期的に確保することとしております。具体的には、将来にわたって健全な年金制度運営を維持するために必要な収益率として年金財政上の予定利率を上回るものを運用目標とし、また期待収益率の予測及び事業主の負担能力等を踏まえた許容されるリスクを考慮した上で、資産構成を採用することとしております。
一方、運用目標を達成するために採用した資産構成に即し、想定したリスクのもとでリターンを極大化するために、リスク管理にも十分配慮することとしております。
前連結会計年度当連結会計年度
(2021年3月31日)(2022年3月31日)
百万円百万円
活発な市場における公表市場価格があるもの
資本性金融商品6,2486,417
国内株式3,0633,156
外国株式3,1843,261
負債性金融商品7,4657,542
国内債券2,3242,310
外国債券5,1405,232
その他2,5042,704
小計16,21816,665
活発な市場における公表市場価格がないもの
企業年金保険契約5,9025,959
小計5,9025,959
制度資産合計22,12022,625

2023年3月期において、約578百万円を掛金として制度資産へ拠出する予定です。
当連結会計年度末日における確定給付制度債務の加重平均デュレーションは14年です。
⑥ 数理計算上の仮定に関する事項
数理計算の仮定の主要なものは、以下のとおりです。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
%%
3月31日現在の割引率0.5~0.60.6~0.8

(注)確定給付制度債務の評価は将来の不確定な事象への判断を含んでおります。割引率の変化が当連結会計年度における確定給付制度債務に与える感応度は以下のとおりです。この感応度は、その他の変数が一定との前提を置いておりますが、実際には独立して変化するとは限りません。なお、マイナスは確定給付制度債務の減少を、プラスは確定給付制度債務の増加を表しております。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
百万円百万円
0.5%の上昇△1,258△1,244
0.5%の低下1,3901,378

⑦ 確定拠出制度
確定拠出制度に関して費用として認識した金額は、前連結会計年度が170百万円、当連結会計年度が183
百万円です。
(2)短期従業員給付
前連結会計年度及び当連結会計年度において連結損益計算書に含まれる短期従業員給付の金額は、それぞれ18,807百万円及び18,695百万円です。