四半期報告書-第201期第3四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、住宅事業において都心部の大型マンションの引渡を行った影響等により、営業収益は1,935億1千9百万円(前年同四半期1,477億3千7百万円、前年同四半期比31.0%増)、営業利益は365億6千9百万円(前年同四半期197億7千8百万円、前年同四半期比84.9%増)、経常利益は338億1千2百万円(前年同四半期152億9千7百万円、前年同四半期比121.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は237億3千2百万円(前年同四半期100億4千7百万円、前年同四半期比136.2%増)となりました。
各セグメントの業績は以下の通りであります。
① ビル事業
当第3四半期連結累計期間においては、ビル賃貸において賃料増額改定の効果やフリーレント等の解消、「エンパイヤビル」(東京都中央区)の通期稼働等により好調に推移したほか、販売用不動産の売却による不動産売上の増加、管理受託等において前連結会計年度に連結子会社化した西新サービス㈱が通期に寄与したこと等により、前年同四半期比で増収増益となりました。
この結果、営業収益は802億7千2百万円(前年同四半期729億5千8百万円、前年同四半期比10.0%増)、営業利益は248億9千6百万円(前年同四半期235億1千6百万円、前年同四半期比5.9%増)となりました。
② 住宅事業
当第3四半期連結累計期間においては、住宅分譲において「Brillia Towers 目黒」(東京都品川区)、「ザ・ガーデンテラス目黒」(東京都品川区)、「Brillia 一之江」(東京都江戸川区)等を売上に計上し、売上計上戸数が大幅に増加した影響により、前年同四半期比で増収増益となりました。
この結果、営業収益は618億8千2百万円(前年同四半期299億1千8百万円、前年同四半期比106.8%増)、営業利益は117億9千9百万円(前年同四半期 営業損失16億2百万円)となりました。
③ アセットサービス事業
当第3四半期連結累計期間においては、アセットソリューションにおける不動産売却益の増加等により、前年同四半期比で増収増益となりました。
この結果、営業収益は336億4千8百万円(前年同四半期289億6千4百万円、前年同四半期比16.2%増)、営業利益は54億4千3百万円(前年同四半期30億7千3百万円、前年同四半期比77.1%増)となりました。
(注)取得した不動産の付加価値を向上させて再販する買取再販業務を主に行っております。
④ その他
当第3四半期連結累計期間においては、クオリティライフ事業で前連結会計年度に竣工した施設や、前連結会計年度に連結子会社化した東京建物スタッフィング㈱(2018年6月1日付で㈱ケアライクより商号変更)が通期に寄与しました。
この結果、営業収益は177億1千5百万円(前年同四半期158億9千6百万円、前年同四半期比11.4%増)、営業利益は1億1百万円(前年同四半期 営業損失8千7百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は1兆4,652億8百万円となり、前連結会計年度末比241億5千7百万円の増加となりました。これは、仕掛販売用不動産及び有形固定資産の増加等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は1兆1,025億6千5百万円となり、前連結会計年度末比149億3千4百万円の増加となりました。これは、不動産特定共同事業出資受入金の減少等があった一方で、有利子負債の増加等があったことによるものであります。なお、有利子負債残高(リース債務除く)は8,680億7千8百万円(前連結会計年度末比540億4千6百万円の増加)となっております。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は3,626億4千2百万円となり、前連結会計年度末比92億2千3百万円の増加となりました。これは、利益剰余金の増加等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更及び新たに定めた事項はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、住宅事業において都心部の大型マンションの引渡を行った影響等により、営業収益は1,935億1千9百万円(前年同四半期1,477億3千7百万円、前年同四半期比31.0%増)、営業利益は365億6千9百万円(前年同四半期197億7千8百万円、前年同四半期比84.9%増)、経常利益は338億1千2百万円(前年同四半期152億9千7百万円、前年同四半期比121.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は237億3千2百万円(前年同四半期100億4千7百万円、前年同四半期比136.2%増)となりました。
各セグメントの業績は以下の通りであります。
① ビル事業
当第3四半期連結累計期間においては、ビル賃貸において賃料増額改定の効果やフリーレント等の解消、「エンパイヤビル」(東京都中央区)の通期稼働等により好調に推移したほか、販売用不動産の売却による不動産売上の増加、管理受託等において前連結会計年度に連結子会社化した西新サービス㈱が通期に寄与したこと等により、前年同四半期比で増収増益となりました。
この結果、営業収益は802億7千2百万円(前年同四半期729億5千8百万円、前年同四半期比10.0%増)、営業利益は248億9千6百万円(前年同四半期235億1千6百万円、前年同四半期比5.9%増)となりました。
区分 | 前第3四半期(累計) | 当第3四半期(累計) | ||
数量等 | 営業収益 (百万円) | 数量等 | 営業収益 (百万円) | |
ビル賃貸 | 建物賃貸面積 738,147㎡ (うち転貸面積 98,342㎡) | 50,189 | 建物賃貸面積 716,177㎡ (うち転貸面積 98,313㎡) | 53,122 |
不動産売上 | - | - | 1件 | 1,888 |
管理受託等 | - | 22,768 | - | 25,261 |
営業収益計 | - | 72,958 | - | 80,272 |
営業利益 | - | 23,516 | - | 24,896 |
② 住宅事業
当第3四半期連結累計期間においては、住宅分譲において「Brillia Towers 目黒」(東京都品川区)、「ザ・ガーデンテラス目黒」(東京都品川区)、「Brillia 一之江」(東京都江戸川区)等を売上に計上し、売上計上戸数が大幅に増加した影響により、前年同四半期比で増収増益となりました。
この結果、営業収益は618億8千2百万円(前年同四半期299億1千8百万円、前年同四半期比106.8%増)、営業利益は117億9千9百万円(前年同四半期 営業損失16億2百万円)となりました。
区分 | 前第3四半期(累計) | 当第3四半期(累計) | ||
数量等 | 営業収益 (百万円) | 数量等 | 営業収益 (百万円) | |
住宅分譲 | 291戸 | 15,967 | 494戸 | 43,589 |
宅地等売上 | - | 676 | - | 2,678 |
住宅賃貸 | 建物賃貸面積 77,779㎡ | 2,436 | 建物賃貸面積 80,594㎡ | 2,843 |
マンション管理受託 | 管理戸数 91,293戸 | 6,838 | 管理戸数 92,508戸 | 8,019 |
その他 | - | 3,999 | - | 4,752 |
営業収益計 | - | 29,918 | - | 61,882 |
営業利益又は損失 (△) | - | △1,602 | - | 11,799 |
③ アセットサービス事業
当第3四半期連結累計期間においては、アセットソリューションにおける不動産売却益の増加等により、前年同四半期比で増収増益となりました。
この結果、営業収益は336億4千8百万円(前年同四半期289億6千4百万円、前年同四半期比16.2%増)、営業利益は54億4千3百万円(前年同四半期30億7千3百万円、前年同四半期比77.1%増)となりました。
区分 | 前第3四半期(累計) | 当第3四半期(累計) | ||||
数量等 | 営業収益 (百万円) | 数量等 | 営業収益 (百万円) | |||
仲介 | 702件 | 3,225 | 793件 | 2,751 | ||
アセットソリューション(注) | - | 7,816 | - | 11,981 | ||
賃貸管理等 | - | 2,716 | - | 3,032 | ||
駐車場運営 | 車室数 65,688室 | 15,206 | 車室数 68,101室 | 15,883 | ||
営業収益計 | - | 28,964 | - | 33,648 | ||
営業利益 | - | 3,073 | - | 5,443 |
(注)取得した不動産の付加価値を向上させて再販する買取再販業務を主に行っております。
④ その他
当第3四半期連結累計期間においては、クオリティライフ事業で前連結会計年度に竣工した施設や、前連結会計年度に連結子会社化した東京建物スタッフィング㈱(2018年6月1日付で㈱ケアライクより商号変更)が通期に寄与しました。
この結果、営業収益は177億1千5百万円(前年同四半期158億9千6百万円、前年同四半期比11.4%増)、営業利益は1億1百万円(前年同四半期 営業損失8千7百万円)となりました。
区分 | 前第3四半期(累計) | 当第3四半期(累計) |
営業収益 (百万円) | 営業収益 (百万円) | |
リゾート事業 | 10,507 | 10,652 |
クオリティライフ事業 | 3,347 | 4,759 |
その他 | 2,041 | 2,304 |
営業収益計 | 15,896 | 17,715 |
営業利益又は損失 (△) | △87 | 101 |
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は1兆4,652億8百万円となり、前連結会計年度末比241億5千7百万円の増加となりました。これは、仕掛販売用不動産及び有形固定資産の増加等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は1兆1,025億6千5百万円となり、前連結会計年度末比149億3千4百万円の増加となりました。これは、不動産特定共同事業出資受入金の減少等があった一方で、有利子負債の増加等があったことによるものであります。なお、有利子負債残高(リース債務除く)は8,680億7千8百万円(前連結会計年度末比540億4千6百万円の増加)となっております。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は3,626億4千2百万円となり、前連結会計年度末比92億2千3百万円の増加となりました。これは、利益剰余金の増加等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更及び新たに定めた事項はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。