有価証券報告書-第198期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/03/29 13:12
【資料】
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【項目】
129項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中における将来に関する事項については、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は1兆2,971億1千2百万円となり、前連結会計年度末比で223億5千2百万円の減少となりました。これは、現金及び預金の減少、連結の範囲の変更による固定資産の減少並びに販売用不動産の取得等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は9,845億8千1百万円となり、前連結会計年度末比で290億7千5百万円の減少となりました。これは、有利子負債の減少並びに不動産特定共同事業出資受入金の増加等によるものであります。有利子負債残高(リース債務除く)は7,073億5千6百万円(前期末比409億1千6百万円の減少)となっております。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は3,125億3千万円となり、前連結会計年度末比で67億2千2百万円の増加となりました。これは、当期純利益のほか、土地再評価差額金の増加及び少数株主持分の減少等によるものであります。
(2) 経営成績の分析
(営業収益・営業利益・経常利益)
当連結会計年度においては、収益性の高い大規模マンションプロジェクトの計上やアセットサービス事業における物件売却等により、営業収益は前連結会計年度比229億6千2百万円増の2,600億1千2百万円、営業利益は前連結会計年度比38億7千9百万円増の344億3千9百万円となりました。また、金融コストの低減等により、経常利益は前連結会計年度比74億7千9百万円増の247億9千6百万円となりました。
(特別損益)
特別損益では、特別利益において前連結会計年度に計上した「大手町タワー」の一部売却に伴う固定資産売却益が剥落したこと等により、前連結会計年度比で大きく減少しました。特別損失においては、賃貸ビル及びゴルフ場施設等に係る減損損失を計上しました。
この結果、当期純利益は前連結会計年度比665億8千4百万円減の163億5千9百万円となりました。
各セグメントの業績概要については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要」をご参照下さい。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要」をご参照下さい。