四半期報告書-第198期第3四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/11/12 13:07
【資料】
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【項目】
35項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、営業収益は1,891億9百万円(前年同四半期1,760億3千1百万円、前年同四半期比7.4%増)、営業利益は274億2千9百万円(前年同四半期232億8千3百万円、前年同四半期比17.8%増)、経常利益は194億4百万円(前年同四半期124億5百万円、前年同四半期比56.4%増)となりました。一方で、ビル等事業において、前年同四半期に連結子会社であるSPCが「大手町タワー」の一部を売却したこと等に伴い計上した固定資産売却益の剥落等の影響により、四半期純利益は145億5百万円(前年同四半期826億2千9百万円、前年同四半期比82.4%減)となりました。
なお、第1四半期連結会計期間から、当社グループ内の事業再編に伴い、一部事業のセグメントの区分を変更しており、前年同四半期の実績値については変更後のセグメント区分に組み替えて表示しております。
各セグメントの業績は以下の通りであります。
① ビル等事業
当第3四半期連結累計期間においては、ビル等賃貸において堅調に推移しましたが、前年同四半期に販売用不動産を売却した影響等により、前年同四半期比で減収減益となりました。
この結果、営業収益は731億9千5百万円(前年同四半期874億6千4百万円、前年同四半期比16.3%減)、営業利益は197億3千2百万円(前年同四半期226億6千9百万円、前年同四半期比13.0%減)となりました。
区分前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
数量等営業収益
(百万円)
数量等営業収益
(百万円)
ビル等賃貸建物賃貸面積 674,471㎡
(うち転貸面積 110,206㎡)
46,538建物賃貸面積 726,858㎡
(うち転貸面積 117,480㎡)
46,933
不動産売上6件22,9832件8,902
管理受託等-17,891-17,200
SPC配当収益-50-158
営業収益計-87,464-73,195
営業利益-22,669-19,732

② 住宅事業
当第3四半期連結累計期間においては、都心部で大規模分譲マンションが竣工し、住宅分譲で「Brillia Tower 池袋」(東京都豊島区)、「Brillia 有明 CityTower」(東京都江東区)、「スカイズ タワー&ガーデン」(東京都江東区)等を売上に計上しました。
この結果、営業収益は717億7千1百万円(前年同四半期588億6千1百万円、前年同四半期比21.9%増)、営業利益は84億9千3百万円(前年同四半期29億6千4百万円、前年同四半期比186.5%増)となりました。
区分前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
数量等営業収益
(百万円)
数量等営業収益
(百万円)
住宅分譲931戸44,8031,087戸57,517
住宅賃貸建物賃貸面積 108,836㎡3,261建物賃貸面積 105,109㎡3,113
マンション管理受託管理戸数 49,998戸4,575管理戸数 49,979戸4,744
その他-6,220-6,396
営業収益計-58,861-71,771
営業利益-2,964-8,493

③ その他事業
当第3四半期連結累計期間においては、時間貸駐車場事業において㈱マオスを連結子会社化したことに加え、不動産流通事業において販売用不動産を売却したこと等により前年同四半期比で増収増益となりました。
この結果、営業収益は441億4千2百万円(前年同四半期297億6百万円、前年同四半期比48.6%増)、営業利益は36億7千3百万円(前年同四半期27億8千8百万円、前年同四半期比31.7%増)となりました。
区分前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
数量等営業収益
(百万円)
数量等営業収益
(百万円)
不動産流通事業-9,149-19,213
時間貸駐車場事業車室数 46,633室9,658車室数 60,727室12,269
クオリティライフ事業(注)-9,871-11,583
その他-1,027-1,076
営業収益計-29,706-44,142
営業利益-2,788-3,673

(注)余暇事業及びシニア事業を統合した事業となります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は1兆3,187億4千7百万円となり、前連結会計年度末比7億1千7百万円の減少となりました。これは、現金及び預金の減少並びに販売用不動産の取得等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は1兆88億3千2百万円となり、前連結会計年度末比48億2千4百万円の減少となりました。これは、有利子負債の減少並びに不動産特定共同事業出資受入金の増加等によるものであります。なお、有利子負債残高(リース債務除く)は7,390億8千8百万円(前連結会計年度末比91億8千5百万円の減少)となっております。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は3,099億1千4百万円となり、前連結会計年度末比41億6百万円の増加となりました。これは、四半期純利益のほか、少数株主持分の減少等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備の状況
ビル等事業において、前連結会計年度末に計画中でありました以下の物件が、第1四半期連結会計期間に竣工いたしました。
会社名設備の名称
(所在地)
用途構造規模等土地等
面積
(注)1
(㎡)
建物延床
面積
(㎡)
帳簿価額 (注)2
土地等
(百万円)
建物及び
構築物
(百万円)
その他
(百万円)
合計
(百万円)
東京建物㈱日本橋ビル
(東京都中央区)
貸事務所
貸店舗等
鉄骨造・鉄筋コンクリート造
地上13階 地下2階
2,275
[298]
23,23523,4956,61814430,258

(注)1.土地等面積には借地権面積を含んでおります。なお、[ ]内は借地権面積であります。
2.帳簿価額のうち、土地等は土地及び借地権の合計額、その他は土地、建物及び構築物以外の有形固定資産及び借地権以外の無形固定資産の合計額を記載しております。
なお、帳簿価額は連結財務諸表の数値を記載しております。