四半期報告書-第17期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/02/15 11:20
【資料】
PDFをみる
【項目】
27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、円安・原油安・政府による経済政策や日銀の継続的な金融緩和等から若干の企業業績の改善がみられ、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、世界の株式市場の混乱や中国経済の減速による影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。
不動産業界においては、大手チェーン店の大型スクラップが一巡し、例年並みの撤退数と例年並みの出店数が引き続き見られ、当社の事業環境は改善傾向にあります。
このような環境下、当社グループにおきましては、積極的に攻める姿勢に転じ、成功報酬型の売上構造からストック収入型の売上拡大を更に推し進めるとともに、成功報酬型の売上の立直しをはかり、安定した収益力の強化に努めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高897,125千円(前年同期比26.0%の増加)、営業利益126,972千円(前年同期比32.1%の増加)、経常利益124,224千円(前年同期比34.6%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は108,529千円(前年同期比44.0%の増加)となりました。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は382,756千円となり前連結会計年度末に比べ5,270千円増加いたしました。これは主に現金及び預金の増加及び売掛金の増加がその他流動資産の減少を上回ったことによるものであります。固定資産は2,232,596千円となり、前連結会計年度末に比べ420,221千円増加いたしました。これは主に事業用不動産の購入による土地の増加280,851千円及び建物の増加129,092千円等によるものであります。
この結果、総資産は2,615,353千円となり、前連結会計年度末に比べ425,492千円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は366,421千円となり、前連結会計年度末に比べ59,191千円減少いたしました。これは主に短期借入金が減少したこと等によるものであります。固定負債は1,166,691千円となり、前連結会計年度末に比べ390,442千円増加いたしました。これは主に長期借入金の増加及びサブリース物件の増加による長期預り保証金の増加等によるものであります。
この結果、負債合計は1,533,112千円となり、前連結会計年度末に比べ331,250千円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,082,240千円となり、前連結会計年度末に比べ94,241千円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上108,529千円等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ13,618千円増加となり165,974千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は130,879千円(前年同四半期比44.6%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益125,460千円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は334,226千円(前年同四半期55.8%増)となりました。これは、主に事業用不動産の購入等による有形固定資産の取得による支出418,161千円及び差入保証金の差入による支出57,115千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は216,965千円(前年同四半期16.6%減)となりました。これは主に、当第2四半期連結累計期間の借入金純増額が配当金の支払の合計額等を上回ったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。