四半期報告書-第112期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/09 10:11
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、底堅い内外需を背景に企業収益の改善や個人消費の回復により、緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のもと、当社グループでは、運輸、不動産、レジャー・サービスの各事業にわたり、安定的な収益確保のための基盤づくりと積極的な営業活動による業績の向上に努めたものの、平成29年3月に乗務員の確保など事業継続が困難であった京都バスタクシー㈱を解散したこともあり、当第3四半期連結累計期間の当社グループの営業収益は、8,791百万円(前年同期比117百万円、1.3%減)となりました。また、運輸業・不動産業での修繕費ほか諸経費の発生が遅れていることもあり、営業利益は956百万円(前年同期比48百万円、5.3%増)となりました。これに営業外収益および営業外費用を加減した経常利益は934百万円(前年同期比41百万円、4.6%増)となり、特別利益および損害賠償金等の特別損失ならびに法人税等を加減した親会社株主に帰属する四半期純利益は576百万円(前年同期比25百万円、4.3%減)となりました。
次に、セグメント別の状況をご報告いたします。
① 運輸業
鉄軌道事業におきましては、嵐山線では、平成29年4月1日に実施した運賃改定の実施効果に加え、当社西院駅での結節改善を機に阪急電鉄沿線における販売促進を強化したこともあり、運輸収入は増収となりました。また、連動装置更新工事や常盤駅のスロープ化によるバリアフリー化工事等をはじめとした、輸送の安全・安心のための設備投資を引き続き計画的に実施するほか、当社沿線に不慣れなお客様向けに、快適に電車をご利用いただけるよう、電車運行案内表示の新設やWi-Fi環境の整備を進めました。
さらに、沿線の地域ブランドのさらなる向上と嵐電の利用促進に向けた「沿線深耕」の取組として「より深い京都」をテーマに、非公開である天龍寺別院「臨川寺」の限定特別公開や昨年に引き続き「鹿王院」の夜間特別拝観など、社寺や行政をはじめ関係先と連携した当社ならではの高品質な観光企画を実施し好評を博しました。
鋼索線(叡山ケーブル・ロープウェイ)では、八瀬・比叡山エリアへの観光客誘致を目指し、秋季観光シーズンに紅葉の名所「瑠璃光院」の特別拝観や、叡山電鉄㈱と連携をして同院の庭園、「八瀬もみじの小径」およびケーブル比叡駅を回遊するライトアップイベントを開催し、多くのお客様にお越しいただきました。
バス運送事業におきましては、京都バス㈱では、鞍馬・貴船方面や、大原や嵐山方面へ向かう観光路線を中心に、海外からのお客様をはじめとする観光需要が好調に推移しました。また、同社が進める京都市交通局との連携施策として、平成29年4月より、ICカードによる市バス均一フリー区間における定期券の共通乗車と乗継割引サービスを開始し、利用客数が増加しました。
京福バス㈱では、JR福井駅西口広場バスターミナルからの100円運賃区間の利用を促進するため、近隣の学校・企業への営業活動に取組むなどの利用促進活動により、福井市内路線収入が好調に推移しました。高速バス名古屋線では、経路見直しによる所要時間短縮と運賃改定を実施し、利便性向上と安定した収入確保に努めました。また、平成30年開催の「福井しあわせ元気国体」に向け、福井県内のバス事業者と連携した輸送体制の取組に着手しました。
福井地区のグループタクシー会社では、平成29年10月1日に福井交通㈱と京福タクシー㈱が合併し、県下一の保有台数を誇る新・福井交通が誕生しました。これまで以上に迅速な配車や乗務員の接遇向上に努めるとともに、安全性やバリアフリーに優れた次世代タクシー車両「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」の導入を進めて、京福バス㈱を核とする福井地区でのバス・タクシー連携による地方交通インフラ確保と質的向上に大きな役割を果たしてまいります。
以上の結果、京都バスタクシー㈱の会社解散などで運輸業の営業収益は5,895百万円(前年同期比151百万円、2.5%減)となりましたが、燃料費の上昇はあるものの修繕費などの諸経費の発生が遅れていることもあり、営業利益は456百万円(前年同期比10百万円、2.3%増)となりました。
(鉄軌道事業の運輸成績)
種別単位当第3四半期
連結累計期間
(29.4.1~29.12.31)対前年同期増減率(%)
営業日数2750.0
営業キロ程キロ12.80.0
車両走行キロ千キロ8013.8
輸送人員定期千人1,93076.7
定期外4,599△11.2
6,5294.1
旅客運輸収入定期百万円18391.0
定期外913△2.3
1,0966.4
運輸雑収675.6
運輸収入合計1,1646.3
乗車効率%33.52.9

(業種別営業成績)
種別当第3四半期連結累計期間
(29.4.1~29.12.31)
営業収益対前年同期増減率
百万円%
鉄軌道事業1,1646.3
バス事業4,1041.4
タクシー事業710△28.4
消 去△84-
5,895△2.5

② 不動産業
不動産賃貸事業におきましては、前年度に取得した「ランフォート西院」、「ランフォート北野白梅町」は、順調に稼働しており、今後も、入居者に安心していただける良質な沿線の物件の提供を進めるとともに、さらなる物件の拡充を目指してまいります。また、「沿線深耕」プロジェクトとして、嵐電沿線の定住人口の増加を目指し、空き家を活用した事業の展開を進めているところです。
「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」では、平成29年10月の「国慶節休暇」にお越しになる中華圏からのお客様向けの装飾を施し、「日本酒の利き酒」イベントを行うなど、海外からのお客様の嗜好に合わせた運営や施設の演出を行いました。さらに、近隣社寺のライトアップや「京都・嵐山花灯路2017」の開催に合わせ、営業時間を延長し利用しやすい工夫を行うなど、地域観光の活性に取組みました。なお、嵐山駅ビル上層階に入居予定のホテル「ファーストキャビン京都嵐山」は、平成30年3月の開業に向け順調に進捗しています。
えちぜん鉄道福井口駅周辺のグループ保有土地については、福井地区の当社グループ交通事業会社の機能集中化と併せて、収益性の高い事業への転換に向けた事業計画を策定し、周辺土地の取得など計画地の整備に着手をしました。
「BOAT RACE(ボートレース)三国」では、外向発売所「ディアボート三国」を活用して、他ボートレース場発売の舟券を購入できる機会を増やし、増収を図るとともに、インターネット投票による舟券の売上が堅調に推移するなか、スマートフォンアプリを利用したレースの直前予想配信をはじめとする会員向けの情報発信や、様々な利用促進キャンペーンを実施し、インターネット投票のさらなる拡大を図りました。
以上の結果、不動産業の営業収益は1,895百万円(前年同期比182百万円、10.7%増)となり、営業利益は438百万円(前年同期比94百万円、27.3%増)となりました。
(業種別営業成績)
種別当第3四半期連結累計期間
(29.4.1~29.12.31)
営業収益対前年同期増減率
百万円%
不 動 産 賃 貸 事 業2,140△2.4
不 動 産 販 売 事 業24△57.9
消 去△268-
1,89510.7

③ レジャー・サービス業
飲食・物販業におきましては、「八幡家(やわたや)」、「㐂福庵(きふくあん)金閣寺みち店」、嵐山駅ビル内の「らんでんや」、「RANDENバル」などの直営店舗で、それぞれの特性に応じたメニュー開発やアニメとのコラボ企画などの実施による利用促進に取組みました。また、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」では、秋季観光シーズンに嵐山を訪れる多くのお客様のご要望にお応えして、人気アイテムを揃えた臨時売店を開設し、好評を博しました。
三国観光ホテルでは、宴会ホール(宴会場)を活用した音楽イベントを今秋も継続して実施したほか、三国の食材を活かした宿泊プランの提供や、平成30年開催の「福井国体」の準備に向けた各種競技団体への販売促進などの営業活動に努めました。また、台湾インバウンド誘致に向けた営業活動を進め、館内のWi-Fi環境を整備するとともに、外国語による館内表示などホテル設備の充実を進めました。
越前松島水族館では、海洋大水槽内でのクリスマスツリー設置やサンタクロースによるイルカショー、あるいは、「干支の生物特別展」を実施するなど、季節に応じたイベントを企画し、ご家族連れのお客様を中心にお楽しみいただきました。さらに、これまで北陸地域の小学校や保育園へのパンフレットの配布や、海の生物の生態についての出張講義などを積極的に実施してまいりましたが、平成30年春の完成を目指して、磯の観察会などの教育プログラムにも利用できる研修施設「マリンハウス」の建設を進めています。
以上の結果、平成29年1月に「中国料理 吉珍樓」の出店契約が終了したことに加え、ホテルや水族館へのお客様のご来場が天候等の影響で減少したこともあり、レジャー・サービス業の営業収益は1,336百万円(前年同期比123百万円、8.5%減)となり、営業利益は59百万円(前年同期比56百万円、48.7%減)となりました。
(業種別営業成績)
種別当第3四半期連結累計期間
(29.4.1~29.12.31)
営業収益対前年同期増減率
百万円%
ホテル業・水族館業808△5.7
飲 食 業39△68.5
物 販 業3470.6
広 告 代 理 店 業663.1
そ の 他1324.1
消 去△58-
1,336△8.5

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。

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