有価証券報告書-第99期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/17 15:16
【資料】
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【項目】
152項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。
確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。
退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。
なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債(資産)及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
退職給付債務の期首残高766,341781,624
勤務費用63,43861,612
利息費用2,2992,344
数理計算上の差異の発生額21,820△73
退職給付の支払額△72,274△15,213
退職給付債務の期末残高781,624830,294


(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
年金資産の期首残高779,015772,912
期待運用収益11,68511,593
数理計算上の差異の発生額△3,335△9,887
事業主からの拠出額56,03554,009
退職給付の支払額△70,487△15,213
年金資産の期末残高772,912813,414

(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る資産・負債の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
退職給付に係る資産の期首残高5,0754,076
退職給付費用△2,289△4,059
退職給付の支払額1,2902,324
退職給付に係る資産の期末残高4,0762,340

(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高27,66229,655
退職給付費用5,1927,258
退職給付の支払額△3,199-
退職給付に係る負債の期末残高29,65536,914

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(単位:千円)
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
積立型制度の退職給付債務830,923890,735
年金資産796,633839,282
連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額
34,29051,453
退職給付に係る負債38,36753,794
退職給付に係る資産4,0762,340
連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額
34,29051,453

(注)簡便法を適用した制度を含みます。
(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
勤務費用70,92072,930
利息費用2,2992,344
期待運用収益△11,685△11,593
数理計算上の差異の費用処理額6,69811,978
確定給付制度に係る退職給付費用68,23275,660

(注)上記の退職給付費用以外に割増退職金75,600千円(前連結会計年度-千円)を特別損失として処理
しております。
(6) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
数理計算上の差異△18,4572,164
合計△18,4572,164

(7) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
未認識数理計算上の差異63,21161,047
合計63,21161,047

(8) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
生命保険一般勘定100%100%
合計100%100%

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
割引率0.3%0.3%
長期期待運用収益率1.5%1.5%