有価証券報告書-第96期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/21 13:55
【資料】
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【項目】
111項目

対処すべき課題

(1) 当社グループの経営の基本方針
当社グループは、「安全」と「安心」を大切にして物流事業を通じて社会に貢献することを経営の基本方針とし、以下の経営理念(3つの使命)に基づき活動しております。
①商品・サービスの使命
顧客・荷主の満足する物流サービスを提供し、信頼の向上に努めます。
②社会的使命
良き企業市民として社会のルールを守り、地域に貢献、環境保全に取り組みます。
③経済的使命
社会、株主、社員の繁栄を図るため、常に経営基盤の強化・安定を図ってまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは変化の激しい経営環境に対応する強固な経営体制の構築を目指し、早期に売上高250億円体制を築くことを目標としております。
そのため、より強靭な財務基盤の充実を図るため着実な自己資本比率の向上を目指してまいります。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
「業容の拡大」と「品質の向上」を中長期的な重要経営目標と考えております。
そのため、同業他社との業務提携(JLNA)や人材採用を積極的に推進しております。
とりわけ成長領域(オフィス移転サービス、首都圏、3PL事業、介護事業等)には人材シフトやM&Aも含め積極的な取組みを進めていく所存であります。
(4) 会社の対処すべき課題
当社グループは、平成27年6月に「長期経営ビジョン2025」を策定し、最初の3年間を「構造転換期」と位置づけ、「事業基盤の強化」「財務基盤の安定確保」「組織力の強化」に取り組んでまいりました。
その結果、従業員500名体制を早期に達成し成長分野に人材をシフトすることで、首都圏での基盤拡大、M&A、事業分社化による会社設立等によりグループ経営の基礎を固めてまいりました。
本年4月には「長期経営ビジョン2025」における次のステージとして「進化・成長期」の前半3年間をターゲットとした「新3ヵ年(中期)経営計画」を策定しております。
当社グループ従業員が一丸となって社会に真の満足をお届けできる会社を目指し、 Make The Next Quality(未来品質の創造)をキャッチフレーズとした全社的品質向上施策を一段と強力に推進していくとともに、更なる企業価値の向上に向けて取り組んでいく所存であります。
尚、「新3ヵ年(中期)経営計画」の詳細につきましては、当社ホームページ(http://www.e-higashi.co.jp)「IR情報」に掲載させていただいております。