有価証券報告書-第96期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/21 13:55
【資料】
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【項目】
111項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定しております。また、資金調達については、短期的な運転資金は銀行等金融機関からの短期借入により調達し、設備投資等に要する資金は銀行等金融機関からの長期借入により調達する方針です。デリバティブは、当社グループにおいては現在利用しておりません。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスクの管理体制
営業債権である受取手形及び営業未収入金は、顧客の信用リスクに晒されています。当該リスクに関しては、当社グループの与信管理規程に従い、取引先ごとの債権についての期日管理及び残高管理を行うとともに、債権回収期間が長い取引先については定期的に当該企業の経営状況を把握する体制をとっております。
株式である投資有価証券は、市場価格の変動リスクに晒されていますが、四半期毎に残高及び時価状況を役員会に報告しております。
営業債務である営業未払金の支払期日は、全て1年以内です。
借入金のうち、短期借入金は主に運転資金に係る資金調達であり、長期借入金(原則として10年以内)は主に設備投資に係る資金調達です。
営業債務や借入金は、流動性リスクや金利の変動リスクに晒されていますが、月次に資金繰計画を作成する等の方法により管理しております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の他、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額は変動することがあります。
(4) 信用リスクの集中
前連結会計年度の決算日現在における営業債権のうち18.3%が特定の大口顧客に対するものであり、当連結会計年度の決算日現在における営業債権のうち20.1%が特定の大口顧客に対するものであります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません((注2)をご参照ください。)。
前連結会計年度(平成29年3月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1) 現金及び預金2,459,8462,459,846
(2) 受取手形202,635202,635
(3) 営業未収入金2,978,2892,978,289
(4) 投資有価証券
その他有価証券124,350124,350
(5) 破産更生債権等56,441
貸倒引当金△53,473
2,9682,968
(6) 差入保証金9,8886,725△3,162
資産計5,777,9775,774,814△3,162
(1) 営業未払金1,772,7341,772,734
(2) 短期借入金820,000820,000
(3) 未払金206,272206,272
(4) 未払法人税等138,726138,726
(5) 未払消費税等66,07266,072
(6) 預り金66,70366,703
(7) 長期借入金(*)894,484899,4194,935
負債計3,964,9933,969,9284,935

(*)1年内返済予定の長期借入金422,098千円は、長期借入金に含めて表示しております。
当連結会計年度(平成30年3月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1) 現金及び預金3,034,6993,034,699
(2) 受取手形170,645170,645
(3) 営業未収入金3,534,4633,534,463
(4) 投資有価証券
その他有価証券133,035133,035
(5) 破産更生債権等65,387
貸倒引当金△62,891
2,4952,495
(6) 差入保証金9,8886,630△3,257
資産計6,885,2276,881,970△3,257
(1) 営業未払金2,022,6742,022,674
(2) 短期借入金620,000620,000
(3) 未払金290,098290,098
(4) 未払法人税等238,946238,946
(5) 未払消費税等120,686120,686
(6) 預り金100,076100,076
(7) 長期借入金(*)1,638,2421,644,7726,530
負債計5,030,7255,037,2556,530

(*)1年内返済予定の長期借入金545,446千円は、長期借入金に含めて表示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形、(3)営業未収入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4)投資有価証券
これらの時価について、取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
(5)破産更生債権等
破産更生債権等については、担保及び保証等による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当該価額をもって時価としております。
(6)差入保証金
差入保証金のうち、返済期間が確定しているものの時価については、将来キャッシュ・フローを合理的と考えられる割引率で割り引いて算定しております。
負 債
(1)営業未払金、(2)短期借入金、(3)未払金、(4)未払法人税等、(5)未払消費税等、(6)預り金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(7)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定しております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区 分平成29年3月31日平成30年3月31日
投資有価証券
非上場株式33,63726,137
出資金11,28010,940
差入保証金649,730718,345
長期預り金180,875174,036

これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もること等が出来ず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、上表には含めておりません。
(注3)金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成29年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超5年超10年超
5年以内10年以内
現金及び預金2,459,846
受取手形202,635
営業未収入金2,978,289
差入保証金9,888
合計5,640,7719,888

(*) 破産更生債権等56,441千円は、回収予定時期が見込めないため上表には記載しておりません。
当連結会計年度(平成30年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超5年超10年超
5年以内10年以内
現金及び預金3,034,699
受取手形170,645
営業未収入金3,534,463
差入保証金9,888
合計6,739,8089,888

(*) 破産更生債権等65,387千円は、回収予定時期が見込めないため上表には記載しておりません。
(注4)長期借入金、その他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成29年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超2年超3年超4年超5年超
2年以内3年以内4年以内5年以内
短期借入金820,000
長期借入金422,098264,69384,71474,01348,966
合計1,242,098264,69384,71474,01348,966


当連結会計年度(平成30年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超2年超3年超4年超5年超
2年以内3年以内4年以内5年以内
短期借入金620,000
長期借入金545,446388,986355,662309,74638,402
合計1,165,446388,986355,662309,74638,402