四半期報告書-第164期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/13 9:57
【資料】
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【項目】
30項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当社グループ外航海運業部門は、前連結会計年度に竣工した新造船がフル稼働したことに加えて、タンカー、自動車船各2隻、コンテナ船1隻の合計5隻の新規稼働もあり、売上高は21,227百万円(前年同四半期比26.3%増)となり、外航海運業利益は3,113百万円(前年同四半期比7.6%増)となりました。なお、当社の連結子会社が所有する船舶1隻の売却を決定したことから、帳簿価額を回収可能価額(売却予定額)まで減額し、減損損失として37百万円を特別損失に計上しました。
ホテル関連事業部門では、宿泊部門は堅調に推移しましたが、宴会部門の減少もあり、売上高は9,401百万円(前年同四半期比3.2%減)となり、設備の更新投資・修繕等も増やしたことから、ホテル関連事業利益は1,121百万円(前年同四半期比9.6%減)となりました。
不動産賃貸業部門は、売上高は397百万円(前年同四半期比2.2%増)、不動産賃貸業利益は239百万円(前年同四半期比4.3%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は31,025百万円(前年同四半期比15.3%増)、営業利益は4,474百万円(前年同四半期比2.5%増)、経常利益は3,817百万円(前年同四半期比5.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,495百万円(前年同四半期比34.0%増)になりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産の部は、前連結会計年度末より13,371百万円増加し、154,784百万円となりました。これは主に船舶の増加によるものです。
負債の部は、前連結会計年度末より10,958百万円増加し、119,385百万円になりました。これは主に借入金の増加によるものです。
また、純資産の部は、前連結会計年度末より2,412百万円増加し、35,398百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものです。