有価証券報告書-第217期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/26 14:30
【資料】
PDFをみる
【項目】
166項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を、また、確定拠出型の制度として、確定拠出年金制度を設けております。
なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付債務の期首残高21,67021,627
勤務費用1,0921,056
利息費用161160
数理計算上の差異の発生額△3468
退職給付の支払額△1,263△1,370
退職給付債務の期末残高21,62721,542

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
年金資産の期首残高15,14115,937
期待運用収益302318
数理計算上の差異の発生額△102△856
事業主からの拠出額1,3181,005
退職給付の支払額△825△844
その他102102
年金資産の期末残高15,93715,662

(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高4,4534,369
退職給付費用432478
退職給付の支払額△390△329
制度への拠出額△126△133
その他△02
退職給付に係る負債の期末残高4,3694,388


(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
積立型制度の退職給付債務19,03619,018
年金資産△17,180△16,909
1,8562,109
非積立型制度の退職給付債務8,2038,159
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額10,05910,268
退職給付に係る負債10,05910,268
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額10,05910,268

(注) 簡便法を適用した制度を含めている。
(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
勤務費用(注)961954
利息費用161160
期待運用収益△302△318
数理計算上の差異の償却額△66△226
過去勤務費用の償却額△3△3
簡便法で計算した退職給付費用432478
確定給付制度に係る退職給付費用1,1831,045

(注) 確定給付企業年金に対する従業員拠出額を控除している。
(6) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
過去勤務費用△3△3
数理計算上の差異△135△1,151
合計△138△1,154


(7) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
未認識過去勤務費用△21△18
未認識数理計算上の差異△211,129
合計△431,111

(8) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
一般勘定34%38%
株式23%22%
債券36%36%
その他7%4%
合計100%100%

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
割引率0.3%~0.9%0.3%~0.9%
長期期待運用収益率2.0%2.0%

3 確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度256百万円、当連結会計年度248百万円であります。