四半期報告書-第63期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)

【提出】
2017/02/14 11:21
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【項目】
32項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、日本では為替が円安基調となり株価が上昇する局面もみられたものの、個人消費の低迷が継続し本格的な景気回復には至りませんでした。米国では、政権交代を前に株価が上昇する等期待感がみられましたが、政策への不確実性が懸念されました。欧州では英国の欧州連合(EU)離脱決定や頻発するテロ事件等、不透明感が継続しました。中国をはじめとするアジア新興国では、景気減速傾向が長期化しており、全体として力強さに欠ける状況となりました。
このような世界経済において、国際物流市場は、海上貨物、航空貨物ともに総じて活況感に欠ける状況となりました。
当社グループは、中期経営計画の最終年度において成長戦略のもと販売拡大を継続し、海上事業、航空事業ともに前年同四半期を上回る取扱いとなりました。とりわけ海上事業では、アジア発を中心に全地域で販売を大きく伸ばしました。航空事業は、日本発の仕入れ高止まりが継続するなか、アジア発でもスペース狭隘化を背景とする仕入れ高騰がみられる等厳しい環境で推移しました。ロジスティクス事業では、新興国経済の成長鈍化による影響がみられました。これらの結果、為替変動の影響も加わり、営業収益は前年同四半期比9.1%減の326,300百万円、営業利益は前年同四半期比50.2%減の3,741百万円、経常利益は前年同四半期比41.2%減の5,175百万円となりました。また、第2四半期連結会計期間に繰延税金資産の一部を取崩したこと等もあり、親会社株主に帰属する四半期純損失は8百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益3,828百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 日本
海上事業は、輸出で自動車関連部品や工作機械、電子・電気機器関連品等の取扱いが伸長し、取扱実績(TEU)は前年同四半期比30.0%増となりました。輸入は、自動車関連部品や衣料品、食品関連等の堅調な荷動きがあり、取扱件数は前年同四半期比17.1%増となりました。
航空事業は、マーケット全体が活況に至らなかったものの、輸出は前年同四半期の荷動きが低調であったこともあり、取扱重量は前年同四半期比7.5%増となりました。輸入は、個人消費の低迷により低調な荷動きで推移し、取扱件数は前年同四半期比1.6%減となりました。
これらの結果、営業収益は61,980百万円(前年同四半期比1.3%減)、航空事業での厳しい状況が継続し、セグメント損失(営業損失)は1,149百万円(前年同四半期はセグメント利益142百万円)となりました。
② 米州
海上事業は、輸出で自動車関連部品や食品関連等の堅調な荷動きにより、取扱実績(TEU)は前年同四半期比12.2%増となりました。輸入は、アジア発を中心とした日用品等の取扱いが増加し、取扱件数は前年同四半期比14.5%増となりました。
航空事業は、自動車関連部品や航空機関連品等を取扱いましたが、前年同四半期のスポット貨物の反動もあり、輸出取扱重量は前年同四半期比4.9%減、輸入取扱件数は前年同四半期比0.6%減となりました。
ロジスティクス事業は、日用品を中心に取扱い拡大に取り組むとともにコスト管理に努めましたが、内陸輸送においては鉄道・トラック会社の寡占化が長期化する厳しい環境となりました。
これらの結果、営業収益は71,802百万円(前年同四半期比20.3%減)、セグメント損失(営業損失)は59百万円(前年同四半期はセグメント利益283百万円)となりました。
なお、1ドルあたりの円換算レートは、当第3四半期連結累計期間が106.92円、前年同四半期が121.58円であります。
③ 欧州
海上事業は、輸出で自動車関連部品や日用品等の出荷があり、取扱実績(TEU)は前年同四半期比15.6%増となりました。輸入は、自動車関連部品や電子・電気機器関連品等の取扱いが拡大し、取扱件数は前年同四半期比18.3%増となりました。
航空事業は、輸出で医療機器関連品や自動車関連部品等の出荷が底堅く推移したものの前年同四半期に取扱ったスポット出荷の反動により、取扱重量は前年同四半期比7.0%減となりました。輸入は電子・電気機器関連品等の荷動きがあり、取扱件数は前年同四半期比6.2%増となりました。
ロジスティクス事業では、自動車関連部品や電子・電気機器関連品等を取扱いましたが、不透明な経済環境の影響もあり期待した取扱いには至りませんでした。
これらの結果、営業収益は68,941百万円(前年同四半期比14.4%減)、セグメント利益(営業利益)は211百万円(同33.3%減)となりました。
なお、1ユーロあたりの円換算レートは、当第3四半期連結累計期間が118.73円、前年同四半期が133.88円であります。
④ 東アジア
海上事業は、輸出で日用品や電子・電気機器関連品、自動車関連部品等の積極的な取扱いが寄与し、取扱実績(TEU)は前年同四半期比28.5%増となりました。輸入は電子・電気機器関連品や自動車関連部品等の荷動きがあり、取扱件数は前年同四半期比2.3%増となりました。
航空事業は、電子・電気機器関連品や自動車関連部品等の好調な取扱いにより、前年同四半期比で輸出取扱重量は19.0%増、輸入取扱件数は11.3%増となりました。
ロジスティクス事業は、日用品や衣料品、食品関連等を取扱いましたが、中国の経済減速による影響があり荷動きに力強さがみられませんでした。
これらの結果、営業収益は67,868百万円(前年同四半期比2.1%増)、セグメント利益(営業利益)は、前年同四半期にあった航空輸出のスポット特需剥落に加え、当第3四半期連結会計期間では航空事業における仕入れ高騰といった要因もあり、1,090百万円(同45.0%減)となりました。
⑤ 南アジア・オセアニア
海上事業は、輸出で自動車関連部品や電子・電気機器関連品、日用品等の好調な出荷により、取扱実績(TEU)は前年同四半期比20.2%増となりました。輸入は、自動車関連部品や日用品等を取扱い、取扱件数は前年同四半期比5.5%増となりました。
航空事業は、輸出で自動車関連部品、電子・電気機器関連品、衣料品等を取扱い、取扱重量は前年同四半期比14.6%増となりました。輸入は、電子・電気機器関連品や自動車関連部品等の荷動きがあり、取扱件数は前年同四半期比3.6%増となりました。
ロジスティクス事業では、カンボジアにおけるコールドチェーン体制整備等のサービス拡充を図りましたが、新興国経済の成長鈍化による影響が一部地域でみられ、荷動きは力強さに欠けるものとなりました。
これらの結果、営業収益は67,233百万円(前年同四半期比6.1%減)、セグメント利益(営業利益)は3,719百万円(同23.7%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3,008百万円の営業活動による収入、3,571百万円の投資活動による支出及び990百万円の財務活動による収入に為替相場変動の影響等を加味した結果、前連結会計年度末に比べ359百万円増加し33,270百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれぞれの増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、3,008百万円(前年同四半期比7,121百万円減)となりました。
これは主に営業債権の増加額12,332百万円(前年同四半期は営業債権の減少額8,401百万円)を計上した一方で、税金等調整前四半期純利益5,158百万円(前年同四半期比3,664百万円減)、減価償却費4,071百万円(同652百万円減)及び営業債務の増加額7,100百万円(前年同四半期は営業債務の減少額5,120百万円)を計上したこと等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において投資活動の結果支出した資金は、3,571百万円(前年同四半期比74百万円増)となりました。
これは主に定期預金の払戻による収入7,626百万円(前年同四半期比2,519百万円増)を計上した一方で、定期預金の預入による支出4,757百万円(同597百万円減)、固定資産の取得による支出5,550百万円(同1,433百万円増)及び投資有価証券の取得による支出692百万円(同612百万円増)を計上したこと等によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において財務活動の結果得られた資金は、990百万円(前年同四半期は1,841百万円の支出)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出4,631百万円(前年同四半期比2,286百万円増)及び配当金の支払額795百万円(同42百万円減)を計上した一方で、短期借入金の純増加額2,157百万円(前年同四半期は短期借入金の純減少額1,351百万円)及び長期借入れによる収入4,354百万円(前年同四半期比974百万円増)を計上したこと等によります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。

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