有価証券報告書-第18期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
有報資料
2016年度の我が国の経済は、中国経済の減速をはじめとした世界経済の先行き懸念の高まりはあるものの、緩やかな回復基調が続くと見込まれます。航空業界におきましては、国際情勢や景気動向等による不確定要素もありますが、訪日外国人旅客は引き続き増加することが見込まれ、日本人海外渡航需要も回復傾向に向かうものと思われます。
当連結グループを取り巻く環境では、空港事業におきましては、首都圏空港発着枠の更なる拡大や空港コンセッションの実施など、空港間競争の一層の高まりが予想されますが、航空需要は訪日外国人旅客を中心に着実に増加し、中長期的な拡大基調に変化はないと見通しており、セントレアの果たすべき役割は今後益々大きなものとなると想定しています。一方、商業事業におきましても、全国的な消費税免税店の拡大や首都圏等での空港型市中免税店の開業、名古屋駅前再開発や空港周辺商業施設の充実に加え、愛知県による空港島内への大規模展示場の建設計画等、大きな変化が見込まれます。
以上の認識のもと、空港事業におきましては、安全・安心な空港運営に万全を期し、国際拠点空港としての役割を果たしていきます。
また、航空ネットワークにつきましては、4月から拡充した着陸料割引制度を活用し、既存路線の増便・大型化やセントレアを拠点とする航空会社の誘致・定着を促進し、旅客便・貨物便ともに更なる拡充を図ります。合わせて、今後の大きな成長が見込まれるLCCのセントレア拠点化を見据え、将来の量的拡大に対応したLCC向けの新たなターミナルビル整備事業に着手します。
さらに、『昇龍道プロジェクト』の推進や拡大する訪日旅行需要に対応した交通アクセスの拡充、完全24時間化などに向けた地域の取組みに積極的に参画し、セントレアの量的・質的成長を通し、地域の発展に貢献します。
一方、商業事業につきましては、空港ならではの魅力ある店舗展開やイベントの実施等により、セントレアを訪れるすべてのお客様に楽しんでいただけるよう取り組みます。加えて、ボーイング787ドリームライナー飛行試験機(ZA001号機)の展示を核とした、新たな商業施設整備にも着手します。
セントレアは開港以来、多くの方々に支えられながら地域と世界をつなぐ重要な空港インフラとして、その機能を発揮してきました。開港12年目となる2016年度は、「第2の開港期」として中期経営戦略(2015~2019年度)に掲げた飛躍的な成長を実現するため「開港期の“思い”と“エネルギー”をもう一度!」をスローガンに、グループ一丸となって取り組んでいきます。
[主要施策]
① 安全・安心の確保
当連結グループ及び空港島内事業者間での安全・安心に関する価値観やプロセスの共有化を推進するほか、大規模自然災害を想定した防災訓練等の強化や早期復旧に向けた各種対策の検討を進めます。また、ボディスキャナー等の新規導入等による航空保安対策の更なる強化を図るとともに、サイバー攻撃等セキュリティ脅威への即時対応体制の構築や施設不具合の低減に向けた未然防止活動を積極的に実施します。
② 航空ネットワークの拡大
セントレアを拠点とする航空会社の定着化を促進し、ネットワークの拡大を進めるとともに、近隣アジア・東南アジア路線の一層の充実や、長距離路線の維持と空白地域への新規就航に向けた、フルサービスエアライン、LCC双方をターゲットとしたエアポートセールス戦略の強化を図ります。また、昇龍道プロジェクト、フライセントレア、フライセントレアカーゴ等、就航路線の安定化や一層の拡大に繋げるための地域と一体となった需要喚起活動に積極的に取り組みます。さらに、伊勢・志摩サミット後の訪日旅行需要及び国内旅行需要の確実な取り込みと、地域の航空機部品産業の更なる成長や農水産品輸出の拡大を見据えた国際航空貨物の物流拠点としての機能強化を図ります。
③ 施設機能・サービスの向上
将来の量的拡大を見据えたLCC向け新ターミナルビル整備事業に着手します。また、深夜・早朝便の運航や訪日外国人旅客の増加等を踏まえた空港アクセスの充実や手ぶら観光サービスの拡充など多様なニーズに対応していきます。さらに、世界最高水準のCSを目指した空港関係者一体となった取組みを強化します。
④ 商業事業の拡大
ボーイング787ドリームライナー飛行試験機(ZA001号機)の展示を核とした新たな商業施設の整備に着手します。また、訪日外国人旅客の増加も踏まえたスカイタウンの一層のにぎわい創出に向けた施策を実施するとともに、制限エリア内店舗の拡張や再編による顧客満足度の向上と売上げ規模の拡大を図ります。さらに、昨年から始めた地域活性化プロジェクトの深化をはじめとした中部臨空都市空港対岸部等との連携強化に取り組みます。
⑤ 地域連携・環境経営の推進
地元企業・経済界・自治体等との連携強化や知多地区自治体との「空港を核とした」地域振興策を推進します。また、セントレアにおける水素社会の実現に向けた構想の検討を進めます。
⑥ 経営基盤の強化
<人材育成>10年後の空港のあるべき姿を具現化するための要員の確保と体制・人材育成制度の構築に取り組むとともに、社員との対話を通した福利厚生制度や就労環境の整備に努めます。
<事業・業務・財務基盤強化>経営管理機能の強化を図るとともに、事業評価手法の展開、調達コストの抑制、有利子負債の着実な圧縮に取り組みます。また、空港及び当連結グループの情報(IT)化推進による競争力の強化と経営効率の向上に取り組みます。
⑦ 二本目滑走路整備に向けた取組みの推進
地域の自治体・経済界におきましては、中部圏の国際競争力の更なる強化等の観点から、航空需要の拡大や航空ネットワークの充実を目指した取組みを地域一丸となって推進するとともに、二本目滑走路の整備に向けた取組みや検討を一層強化しています。
当連結グループとしましても、セントレアを取り巻く環境変化やそれに伴う課題等について地域と共有し、地域が進める取組みや検討に、積極的に参画していきます。
当連結グループを取り巻く環境では、空港事業におきましては、首都圏空港発着枠の更なる拡大や空港コンセッションの実施など、空港間競争の一層の高まりが予想されますが、航空需要は訪日外国人旅客を中心に着実に増加し、中長期的な拡大基調に変化はないと見通しており、セントレアの果たすべき役割は今後益々大きなものとなると想定しています。一方、商業事業におきましても、全国的な消費税免税店の拡大や首都圏等での空港型市中免税店の開業、名古屋駅前再開発や空港周辺商業施設の充実に加え、愛知県による空港島内への大規模展示場の建設計画等、大きな変化が見込まれます。
以上の認識のもと、空港事業におきましては、安全・安心な空港運営に万全を期し、国際拠点空港としての役割を果たしていきます。
また、航空ネットワークにつきましては、4月から拡充した着陸料割引制度を活用し、既存路線の増便・大型化やセントレアを拠点とする航空会社の誘致・定着を促進し、旅客便・貨物便ともに更なる拡充を図ります。合わせて、今後の大きな成長が見込まれるLCCのセントレア拠点化を見据え、将来の量的拡大に対応したLCC向けの新たなターミナルビル整備事業に着手します。
さらに、『昇龍道プロジェクト』の推進や拡大する訪日旅行需要に対応した交通アクセスの拡充、完全24時間化などに向けた地域の取組みに積極的に参画し、セントレアの量的・質的成長を通し、地域の発展に貢献します。
一方、商業事業につきましては、空港ならではの魅力ある店舗展開やイベントの実施等により、セントレアを訪れるすべてのお客様に楽しんでいただけるよう取り組みます。加えて、ボーイング787ドリームライナー飛行試験機(ZA001号機)の展示を核とした、新たな商業施設整備にも着手します。
セントレアは開港以来、多くの方々に支えられながら地域と世界をつなぐ重要な空港インフラとして、その機能を発揮してきました。開港12年目となる2016年度は、「第2の開港期」として中期経営戦略(2015~2019年度)に掲げた飛躍的な成長を実現するため「開港期の“思い”と“エネルギー”をもう一度!」をスローガンに、グループ一丸となって取り組んでいきます。
[主要施策]
① 安全・安心の確保
当連結グループ及び空港島内事業者間での安全・安心に関する価値観やプロセスの共有化を推進するほか、大規模自然災害を想定した防災訓練等の強化や早期復旧に向けた各種対策の検討を進めます。また、ボディスキャナー等の新規導入等による航空保安対策の更なる強化を図るとともに、サイバー攻撃等セキュリティ脅威への即時対応体制の構築や施設不具合の低減に向けた未然防止活動を積極的に実施します。
② 航空ネットワークの拡大
セントレアを拠点とする航空会社の定着化を促進し、ネットワークの拡大を進めるとともに、近隣アジア・東南アジア路線の一層の充実や、長距離路線の維持と空白地域への新規就航に向けた、フルサービスエアライン、LCC双方をターゲットとしたエアポートセールス戦略の強化を図ります。また、昇龍道プロジェクト、フライセントレア、フライセントレアカーゴ等、就航路線の安定化や一層の拡大に繋げるための地域と一体となった需要喚起活動に積極的に取り組みます。さらに、伊勢・志摩サミット後の訪日旅行需要及び国内旅行需要の確実な取り込みと、地域の航空機部品産業の更なる成長や農水産品輸出の拡大を見据えた国際航空貨物の物流拠点としての機能強化を図ります。
③ 施設機能・サービスの向上
将来の量的拡大を見据えたLCC向け新ターミナルビル整備事業に着手します。また、深夜・早朝便の運航や訪日外国人旅客の増加等を踏まえた空港アクセスの充実や手ぶら観光サービスの拡充など多様なニーズに対応していきます。さらに、世界最高水準のCSを目指した空港関係者一体となった取組みを強化します。
④ 商業事業の拡大
ボーイング787ドリームライナー飛行試験機(ZA001号機)の展示を核とした新たな商業施設の整備に着手します。また、訪日外国人旅客の増加も踏まえたスカイタウンの一層のにぎわい創出に向けた施策を実施するとともに、制限エリア内店舗の拡張や再編による顧客満足度の向上と売上げ規模の拡大を図ります。さらに、昨年から始めた地域活性化プロジェクトの深化をはじめとした中部臨空都市空港対岸部等との連携強化に取り組みます。
⑤ 地域連携・環境経営の推進
地元企業・経済界・自治体等との連携強化や知多地区自治体との「空港を核とした」地域振興策を推進します。また、セントレアにおける水素社会の実現に向けた構想の検討を進めます。
⑥ 経営基盤の強化
<人材育成>10年後の空港のあるべき姿を具現化するための要員の確保と体制・人材育成制度の構築に取り組むとともに、社員との対話を通した福利厚生制度や就労環境の整備に努めます。
<事業・業務・財務基盤強化>経営管理機能の強化を図るとともに、事業評価手法の展開、調達コストの抑制、有利子負債の着実な圧縮に取り組みます。また、空港及び当連結グループの情報(IT)化推進による競争力の強化と経営効率の向上に取り組みます。
⑦ 二本目滑走路整備に向けた取組みの推進
地域の自治体・経済界におきましては、中部圏の国際競争力の更なる強化等の観点から、航空需要の拡大や航空ネットワークの充実を目指した取組みを地域一丸となって推進するとともに、二本目滑走路の整備に向けた取組みや検討を一層強化しています。
当連結グループとしましても、セントレアを取り巻く環境変化やそれに伴う課題等について地域と共有し、地域が進める取組みや検討に、積極的に参画していきます。