有価証券報告書-第70期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/28 10:00
【資料】
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【項目】
122項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
2022年度、過去3期にわたった新型コロナウイルス感染症の事業活動への影響は弱まりました。ところが、ロシアのウクライナ侵攻による国際情勢の変化が、世界の経済活動に新たな悪影響を与えました。エネルギー資源、原材料価格の高騰が国際的サプライチェーンに混乱を与え、国内でもインフレ圧力が高まり、物価高となりました。景気減速の懸念が生じ、広告出稿に影響をもたらし、北部九州を拠点とする当社も少なからず影響を受けました。
当社グループは、2023年4月1日付けでグループ経営の新体制に移行し、認定放送持株会社のKBCグループホールディングス株式会社と放送事業会社である新しい九州朝日放送株式会社がスタートしました。また、さらなる進化を目指して株式会社ケービーシーメディアは、株式会社KBC UNIE(ユニエ)へ、株式会社ケイ・ビー・シー映像は、株式会社KBC MoooV(ムーブ)へ商号変更しました。
メディアを取り巻く環境変化が加速する中で、その変化に対応するためには、ケイビーシー開発株式会社と株式会社Glocal Kも含めたグループ全体の総合力で立ち向かう必要があります。新体制への移行は、当社グループが今後も「地域とともにある企業集団」として存続し続けるための土台にほかなりません。
当社グループの主軸である放送事業では、2022年度北部九州地区のテレビ視聴率において、KBCテレビは個人視聴率の全日とノンプライムで4年連続の2冠を獲得しました。平日朝ベルトの自社制作地域情報番組「アサデス。KBC」の高い視聴率が原動力です。
一方で、全日帯における個人視聴率の低下傾向は続いています。中でも49歳以下の層、とくに20代~30代半ばの女性層の視聴率が在福他社に比べてやや低いこともあり、東京に本拠を置く企業からのスポット広告の受注が振るわない要因となっています。
こうした状況に対応する方策として開始した、自社制作生番組のリアルタイム配信「どこでもアサデス。」は2年目となり様々なノウハウを蓄積しています。視聴機能を含む自社アプリ「アサデス。アプリ」も28万ダウンロードを超えました。コンテンツそのものも編成面、制作面、主催事業、SNS等ネットからの訴求を行うとともに、これからの時代にマッチしたステーション・イメージをグループ各社の若手社員によって作り上げる取り組みも行っています。この4月にKBCのブランドコンセプトを「つくろう、ユニークな未来。」とし、35年ぶりに局のロゴを刷新しました。
当社グループは「この地域にKBCがあって良かった」と思って頂けるよう尽力してまいります。

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