昭和32年春、札幌地区にテレビ放送局を開設すべく札幌テレビ、テレビ北海道、北海テレビジョン、日本テレビ放送網の4社が競って免許申請を行った。当時全国的に言論報道機関の独占排除の声が高まり、北海道においても民放の独占的あり方に強い批判が起きはじめていたが、この免許申請に対し4社が統合することを条件に、昭和32年10月22日、札幌テレビ放送にテレビ放送の予備免許が与えられた。当社は資本の調達や会社設立準備に約半年をついやし、昭和33年4月8日資本金5億円、授権資本10億円の会社設立に至った。その後の主な変遷については次のとおりである。
昭和33年9月 | 東京支社開設 |
昭和33年10月 | 大阪支社開設 |
昭和34年4月 | テレビ放送開始(札幌テレビ放送局開局) |
昭和34年12月 | 旭川テレビ放送局開局 |
昭和35年5月 | 増資(資本金7億5千万円) |
昭和35年6月 | 室蘭テレビ放送局開局 |
昭和36年12月 | 函館テレビ放送局開局 |
昭和37年8月 | 釧路テレビ放送局開局 |
昭和37年12月 | ラジオ放送開始(札幌ラジオ放送局開局) |
昭和38年4月 | 不動産関連事業を営む会社としてエス・テー・ビー不動産株式会社(現・エス・テー・ビー興発株式会社)設立 |
昭和38年7月 | 帯広テレビ放送局開局 |
昭和39年3月 | 旭川、函館、帯広ラジオ放送局開局 |
昭和39年6月 | 北見、網走テレビ放送局開局 |
昭和43年5月 | テレビカラー放送開始 |
昭和43年6月 | テレビ放送APMによる自動送出開始 |
昭和44年1月 | 札幌テレビ放送局手稲山送信所運用開始 |
昭和46年2月 | 札幌中央区北1条西8丁目現放送会館に本社移転 |
昭和46年9月 | 音楽出版関連の会社として株式会社エス・テー・ビー・パック(平成15年商号変更 株式会社STVメディアフィールズ21)設立 |
昭和48年6月 | 情報処理会社として北星情報処理開発株式会社(現・株式会社エイチ・アイ・ディ)設立 |
昭和50年12月 | テレビ番組制作会社として株式会社札幌映像プロダクション設立 |
昭和51年11月 | 室蘭、釧路、名寄、北見、網走ラジオ放送局開局 |
昭和54年7月 | テレビ音声多重放送開始 |
昭和57年1月 | 通信販売を行う会社として株式会社エス・テー・ビー開発センター設立 |
昭和62年3月 | ラジオ営業オンラインシステム運用開始 |
平成元年7月 | 業務用移動体無線通信事業を営む会社としてエステービー・メディアセンター株式会社設立 |
平成2年10月 | 函館放送局新局舎建設 |
平成6年3月 | 釧路放送局新局舎建設 |
平成6年8月 | 別館アネックス建設 |
平成8年1月 | 旭川放送局新局舎建設 |
平成8年2月 | テレビ番組企画制作会社として株式会社オフィス・サッポロ設立 |
平成12年4月 | 多目的イベントホール札幌メディアパーク・スピカ建設 |
平成14年2月 | 連結子会社北星タクシー株式会社及び子会社北星興産株式会社を売却 |
平成17年7月 | ラジオ放送事業会社として株式会社STVラジオ設立、ラジオ放送免許を承継 (平成17年10月営業開始) |
平成18年2月 | 札幌テレビ放送局手稲山地上デジタル送信所運用開始 |
平成18年3月 | ニュース情報センター完成 |
平成18年6月 | 道央圏で地上デジタル放送(テレビ)開始 |
平成19年10月 | 道内基幹地区(旭川・函館・帯広・釧路・網走・室蘭)6局で地上デジタル放送(テレビ)開始 |
平成20年3月 | 札幌メディアパーク・スピカ閉館 |
平成21年10月 | 株式会社エス・テー・ビー開発センターが、株式会社STVメディアフィールズ21を吸収合併 |
平成23年7月 | アナログ放送終了、デジタル放送完全移行 |
平成24年7月 | 株式会社札幌映像プロダクションが、株式会社オフィス・サッポロを吸収合併 |