有価証券報告書-第19期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/23 16:19
【資料】
PDFをみる
【項目】
69項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

第19期事業年度(自平成26年1月1日 至平成26年12月31日)
当事業年度における財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。
なお、本文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積もり
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
この財務諸表の作成に当たりまして、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。
重要な会計方針については、「第5経理の状況 2財務諸表等 (1)財務諸表 重要な会計方針」に記載のとおりです。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、1,827,128千円となり、前年同期比514,790千円減少いたしました。
これは主に、現金及び預金134,816千円、売掛金98,675千円、番組勘定262,621千円の減少によるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、104,211千円となり、前年同期比17,881千円減少いたしました。
これは主に、減価償却累計額32,185千円、工具器具備品41,282千円の減少によるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、540,883千円となり、前年同期比473,623千円減少いたしました。
これは主に、未払金6,496千円の増加及び買掛金435,644千円、未払法人税等21,967千円の減少によるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、119,165千円となり、前年同期比95,404千円減少いたしました。
これは主に、長期借入金80,496千円、リース債務5,745千円、退職給付引当金5,993千円の減少によるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、1,271,290千円となり、前年同期比36,356千円増加いたしました。
これは、利益剰余金36,356千円の増加によるものであります。
(3)経営成績の分析
(売上高)
売上高は2,699,187千円と前年同期比861,458千円(24.2%)の減少となりました。
これは、CS放送(スカパーJSAT社)における標準画質(SD)放送の終了、韓流関心度の低下の影響による視聴者の減少及び計画した有料公演などを中止したことによるものであります。
(売上総利益)
売上総利益は747,593千円と前年同期比400,728千円(34.9%)の減少となりました。
主な要因は、有料イベント開催による原価の増加などによるものであります。
(営業利益)
営業利益は87,996千円と前年同期比138,822千円(61.2%)の減少となりました。
主な要因は、売上総利益の減少などによるものであります。
(経常利益)
経常利益は87,992千円と前年同期比124,135千円(58.5%)の減少となりました。
主な要因は、営業利益の減少などによるものであります。
(税引前当期純利益)
税引前当期純利益は56,830千円と前年同期比163,297千円(74.2%)の減少となりました。
主な要因は、経常利益の減少、特別退職金の特別損失への計上によるものであります。
(当期純利益)
税引前当期純利益56,830千円に、法人税等の調整を行った結果、当期純利益は36,356千円と前年同期比160,880千円(81.6%)の減少となりました。
(4)キャッシュ・フローの状況
「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(6)経営成績の現状と見通し、経営者の問題意識と今後の方針について
当社は、視聴者の拡大が、安定した収益構造の確立に繋がるとの強い認識のもと、プラットフォームの拡大と新たな視聴者確保に努め、実績を積み上げてきました。今後においてもプラットフォームの営業強化とマーケティング活動の強化に努め、新たな視聴者の確保と既存視聴者を継続視聴に繋げ、事業規模の拡大と安定収益を持続できる事業基盤の構築を継続して計画しております。