有価証券報告書-第19期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/23 16:19
【資料】
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【項目】
69項目

事業等のリスク

当社が将来の事業運営及び財政状態に影響を及ぼす可能性があると認識している事項は、以下のとおりであります。
なお、本文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1) 市場のリスク
当社は韓国エンターテインメント(ドラマ、音楽等)に特化した放送サービスとその他のサービスを提供しております。エンターテインメントは国境を越えて人々に親しまれる特性を持ち、当社は一層のサービス充実に努めておりますが、その需要は経済情勢や社会環境の影響を受ける可能性があります。
経済的・政治的な社会変化が生じる場合、各種サービスの利用者減少が懸念され、当社の業績に影響を及ぼすおそれがあります。
(2) 有料放送市場のリスク
当社はCS放送(スカパー!プレミアムサービス)、CATV、IPTVにより有料放送サービスを提供しております。有料放送市場は継続的な成長が見込まれる市場ではあるものの、近年成長ペースは鈍化し、今後の動向を消極的に予測する傾向にあります。
有料放送市場の成長が減速する場合、放送サービスの加入者減少が懸念され、当社の業績に影響を及ぼすおそれがあります。
(3) 競合のリスク
当社は有料放送市場において競合チャンネルとの差別化を図り事業を展開しております。放送市場は地上波放送、BS放送、CS放送、IPTVに加え、通信・放送の融合によるコンテンツ配信サービスの台頭により環境が変化し、潜在顧客が韓国コンテンツを視聴する機会は増えています。
競争関係において競合が優位性を持つ場合、良質コンテンツ獲得の確実性低下や加入者の維持・獲得が困難になり、当社の業績に影響を及ぼすおそれがあります。
(4) 為替変動のリスク
当社は韓国コンテンツ100%をもって構成する放送サービスを提供しております。韓国から輸入されるコンテンツは、需給関係をもとにその価格がドル取引などで行われることがあります。
この為、為替変動により円安が進む場合、コンテンツ調達コストの負担が増大し、当社業績に影響を及ぼすおそれがあります。
(5) 情報漏洩のリスク
当社は放送サービス加入者やインターネットサービス会員等の個人情報を管理しております。個人情報の取扱いには徹底した対策と万全の注意を払っておりますが、予期せぬ事態により個人情報が流出する可能性があります。
個人情報漏洩が生じる場合、企業イメージや社会的信用が低下し、当社経営に悪影響を及ぼすおそれがあります。
(6) 自然災害等のリスク
当社は放送サービスにおいて番組配信事業者の放送ネットワークに依存しております。大規模な地震等の自然災害や電力不足などにより放送ネットワークが長期にわたり正常に稼働しなくなる可能性があります。
自然災害等により放送サービスに支障が生じる場合、加入者の維持・獲得が困難になり、当社の業績に影響を及ぼすおそれがあります。