四半期報告書-第30期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/12 11:48
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30項目

有報資料

(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費税増税により個人消費がやや落ち込んだものの、世界的な株高や円安による資産効果に加え、政府主導の景気対策、堅調な企業業績が下支えとなり、景気は緩やかな回復基調となっております。
当社グループを取り巻く事業環境について説明いたします。ブロードバンド接続サービス市場につきましては、移動系超高速ブロードバンド接続サービスの契約数はLTEなどが急拡大したことから、2014年6月末で5,901万契約(2014年3月末比9.5%増)と引き続き大幅に増加しております。一方、固定系ブロードバンド接続サービスは、FTTH接続サービス契約数が2,576万契約(同1.6%増)と伸びが鈍化し、ADSL接続サービスが424万契約(同5.2%減)と減少したことから3,600万契約(同0.4%増)となりました(出典:総務省)。パブリッククラウドサービス市場につきましては、効率化、コスト削減意識の高まりなどにより採用する企業が増加傾向にあることに加え、利用用途が一般企業の既存分野にまで広がりつつあることから、拡大基調となっております。また、インターネット広告市場につきましては、景気回復により企業の出稿意欲が高まったことや、デバイスが多様化・進化したことなどから拡大傾向にあります。このような環境の下、当社は「超高齢化成熟社会をアクティブに活動するスマートなライフスタイルの実現」を目標に掲げ、IOT時代に向けて既存領域および新規事業領域において積極的に事業展開を図ってまいりました。
次に事業別状況について説明いたします。
(ISP事業)
ISP事業はモバイルブロードバンド接続会員の獲得に注力する一方、既存の接続会員への様々な付加価値サービスの提供に積極的に取り組みました。
チャネル別では、拡大が続くモバイルブロードバンド接続サービスにおいて、2014年8月に「@nifty WiMAX」にて、超高速モバイルブロードバンドサービスWiMAX 2+に対応した新モバイルルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」を提供開始するなど顧客拡大に注力しましたが、旧機種において獲得数とほぼ同数の解約があったことから、同接続会員数は2014年3月末とほぼ同数の10万人となりました。一方、FTTH接続サービスでは伸びが鈍化し会員獲得競争が激化しており、過度な競争は避けて採算性重視の獲得活動を推進したことから会員数は103万人(2014年3月末比3万人減)となり、ADSL接続会員数は18万人(同1万人減)となりました。これらにより、2014年9月末のCATVを含むブロードバンド接続会員数は141万人(同6万人減)となりました。
サポートサービスにつきましては、既存の接続会員向け付加価値サービスとして、「@niftyレンタルサービス」にて、2014年7月にApple社のタブレット端末「iPad」と高速モバイル通信サービス「@nifty WiMAX」との同時申し込みの受け付けを開始いたしました。また、パソコンやその周辺機器のさまざまなトラブルを解決する有償サービス「@niftyまかせて365」では、無償サポートサービスからのシフトを積極的に推進いたしました。
以上の結果、ISP事業の売上高は従来からのキャリアの回線料金とISP料金をパックにした商品から、ISP料金のみの商品である「@nifty光ライフ with フレッツ」へのシフトの影響と会員数の減少により、24,813百万円(前年同期比8.3%減)となりました。営業利益は、効率的な獲得による拡販費の改善と手数料収入の増加等により、会員数減少による利益減少やナローバンド接続サービスの利益減少をカバーし、2,552百万円(同26.3%増)となりました。
(Webサービス事業)
マーケットプレイス型事業への転換を図るためのサービス開発とスマートデバイス向けサービスへのシフトを推進いたしました。
マーケットプレイス型事業につきましては、2014年9月にNoom Inc.(本社:米国)が提供するダイエットコーチングアプリ「Noomコーチ」の日本市場での展開において、「@niftyスポーツクラブ」が持つスポーツクラブやフィットネスジムの店舗ネットワーク、各種サービスで培ってきたノウハウや顧客基盤などの資産との連携を開始いたしました。また、同7月にスマートデバイス向けサービスとして、複数の不動産サイトを横断して最新の購入物件を検索できるアプリ「購入物件検索」Android版の提供を開始したほか、同9月に複数のアルバイト求人サイトを一括して横断検索できるスマートフォンアプリ「アルバイト・パート一括検索 @nifty求人」iOS版を提供開始いたしました。さらに、主婦向け無料サービス「シュフモ」では、登録が増加しているスマートフォンからの操作性・閲覧性の向上を目指して、同9月にアプリのユーザーインターフェースの改善、情報更新時のプッシュ通知の搭載など、より便利にご利用いただけるようリニューアルいたしました。
以上のように様々な施策を講じましたが、Webサービス事業の売上高は広告の売上高が減少したことなどにより6,414百万円(前年同期比9.5%減)となりました。営業利益は主に検索連動型広告の利益減少により517百万円(同14.5%減)となりました。
(クラウド事業)
クラウド事業を成長分野と位置づけ、裾野の広いエンタープライズ向け強化のための新サービス開発とパートナー連携に取り組みました。
パブリック型クラウドサービスである「ニフティクラウド」につきましては、「高性能・高信頼」、「エンタープライズへの対応」、「パートナーシップ」をコアバリューとし、パートナーチャネルを中心に案件数を獲得した結果、2014年9月末の案件数は3,300を超えました(2014年3月末比10%増)。エンタープライズ向けサービスの充実については、2014年9月にサービス・機能を強化し、コストパフォーマンスを高めた新サーバータイプ「Type-e」の追加とネットワーク機能の強化を実施、およびサポート体制強化のための有人監視サービスの提供開始を発表いたしました。また、パートナー連携については、同9月にデータセンターを運営する株式会社ビットアイル(本社:東京都品川区)と、クラウドコンピューティングサービス提供において業務提携いたしました。
さらに、2013年10月に提供開始した小型の専用機器を宅内のLANにつなくだけでセキュアなネットワークを構築することができる次世代ネットワークサービス「スマートサーブ」につきましては、2014年8月に温度や湿度といった室内環境に関する情報を専用のスマートフォンアプリから確認できる室内環境見守りサービス「おへやプラス」モニター版を提供開始したほか、同9月にホームネットワークとクラウドを結び、さまざまなサービスの提供に活用できるサービス事業者向けプラットフォーム「スマートサーブプラットフォーム」を提供開始いたしました。
以上の結果、クラウド事業の売上高は「ニフティクラウド」の売上高が増加したことにより2,324百万円(前年同期比5.3%増)となりました。営業利益は「ニフティクラウド」の売上高増加がありましたが設備増強等に伴う減価償却費の増加により、259百万円(同47.0%減)となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における業績につきましては、売上高は33,551百万円(前年同期比7.7%減)となりました。営業利益はISP事業の利益増加で、Webサービス事業およびクラウド事業の利益減少を補い、1,990百万円(同7.0%増)となり、経常利益は1,954百万円(同5.0%増)となりました。四半期純利益につきましては、のれん償却額などの特別損失が減少したことにより、1,322百万円(同20.5%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は17,926百万円となり、前連結会計年度末比で1,638百万円増加しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,678百万円の収入(前年同期は2,012百万円の収入)となりました。
これは主に、法人税等554百万円の支払があったものの、税金等調整前四半期純利益2,027百万円に加え、売上債権545百万円の減少、仕入債務435百万円の増加、減価償却費1,647百万円を計上したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,505百万円の支出(前年同期は1,523百万円の支出)となりました。
これは主に、情報基盤整備と当社グループのサービス向上のための投資を実施したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、533百万円の支出(前年同期は522百万円の支出)となりました。
これは主に、配当金455百万円の支払及びリース債務103百万円の返済によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、14百万円であります。当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況について重要な変更はありません。

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