四半期報告書-第31期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)

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2015/11/12 14:39
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有報資料

(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府主導の景気対策、円安や原油安などにより企業業績が回復基調にあるものの、世界経済の下振れリスクなど懸念材料もあることから輸出などが弱含んでおり、景気回復は緩やかなものになっております。
当社グループを取り巻く事業環境について説明いたします。ブロードバンド接続サービス市場につきましては、移動系超高速ブロードバンド接続サービスの契約数はLTEなどが急拡大したことから、2015年6月末で9,784万契約(2015年3月末比12.1%増)と引き続き大幅に増加しております。一方、固定系ブロードバンド接続サービスは、主力のFTTH接続サービス契約数が2,704万契約(同1.6%増)と伸び率が鈍化し、3,724万契約(同1.2%増)となりました(出典:総務省)。パブリッククラウドサービス市場につきましては、エンターテイメント分野に加え、一般企業の事業本体での活用にまで利用用途が広がりつつあることから、拡大しております。
このような環境の下、当社は、「中期的な成長に必要な顧客基盤の再構築を目指す」を目標に、IoT時代に向けてネットサービスを通じて暮らしやすい社会の実現のため、既存領域および新規事業領域において積極的に事業展開を図ってまいりました。
次に事業別状況について説明いたします。
(ISP事業)
ISP事業は顧客基盤の再構築のために光コラボレーションモデルへの展開を積極的に展開したことに加え、MVNOサービス「NifMo(ニフモ)」の拡販にも注力いたしました。
FTTH接続サービスでは、NTT東日本、NTT西日本が提供するフレッツ光の卸サービス「光コラボレーションモデル」を活用した新しい光インターネットサービス「@nifty光」において、自社接続会員の転用に加え新規会員獲得にも積極的に取り組みました。
また、モバイルブロードバンド接続サービスでは、2014年11月より新たにサービス提供を開始したLTE高速データ通信・音声通話対応のMVNOサービス「NifMo(ニフモ)」においては、2015年8月にASUS JAPAN株式会社のSIMフリースマートフォン「ZenFone™ 2 Laser(ZE500KL)」を提供開始し、スマートフォンラインアップの充実に努めました。また、同7月に専用アプリの利用などにより利用料金を節約することができる利用者向けサービス「NifMo バリュープログラム」において、飲食代を「NifMo」通信料金に還元できる新プログラム『食べて貯める』を追加したほか、同8月に月額定額で“プリントし放題”の「NifMo」専用プリントサービス「NifMo プリント」を提供開始するなど利用者の利便性向上にも取り組みました。
サポートサービスにつきましては、PC、スマートフォン、モバイル端末、ゲーム機、家電などをウィルスやフィッシングサイトといったインターネットの脅威から保護する「常時安全セキュリティ24プラス」の導入を接続会員向けに推進いたしました。
この結果、2015年9月末のモバイルブロードバンド接続会員数は、MVNOサービス会員増などにより15万人(2015年3月末比3万人増)となりました。一方、FTTH接続会員数は「@nifty光」への自社接続会員転用および新規獲得が想定ほど進まず、99万人(同1万人減)となりました。これらにより、2015年9月末のCATVを含むブロードバンド接続会員数は140万人(同1万人増)となりました。
以上の結果、ISP事業の売上高は、従来の固定系接続会員数減少などにより、23,916百万円(前年同期比3.6%減)となりました。営業損失は、FTTH接続会員など従来の固定系接続会員数減少による利益減少に加え、「@nifty光」転用費用や「NifMo」会員獲得費用など拡販費の大幅増加により、291百万円の営業損失(前年同期は2,552百万円の営業利益)となりました。
(Webサービス事業)
マーケットプレイス型事業モデルへの転換を図るためのサービス開発とスマートデバイス向けサービスへのシフトを推進いたしました。
マーケットプレイス型事業モデルにつきましては、スマートデバイスからのアクセス数が大きな割合を占めるようになったことから、アプリ開発に注力し、サービスへの誘導を推進いたしました。2015年7月には、接続会員向けサービスの強化として、アンケートに回答すると月々の@nifty利用料金が割り引かれる「@niftyリサーチ」を提供開始しました。スマートデバイス向けサービスといたしましては、同7月に共有機能を備えたメモ/ToDoアプリ「Frognote」Andoroid版、“働くママ”のサポートアプリ「おたよりBOX」Android版をそれぞれ提供開始したほか、同9月に主婦向け無料サービス「シュフモ」において毎日のお買い物をより便利にする機能を追加するなど大幅リニューアルしたAndoroid版「シュフモ」アプリを提供開始しました。この結果、2015年9月末のサービスサイト訪問者数に占めるスマートデバイス比率は73%にまで上昇しております。また、ビジネス、占いなどのコンテンツにつきましては、利用者が減少したことから減収となりました。
広告につきましては、検索連動型広告が減少したものの、ディスプレイ広告のアドテクノロジーを活用した高付加価値商材が好調に推移したこと、またマーケットプレイス型事業においてアプリ利用者拡大による成果報酬型広告が増加したことで増収に転じました。
以上の結果、Webサービス事業の売上高は、広告売上高が増加したものの、コンテンツ売上高が減少したことなどにより6,369百万円(前年同期比0.7%減)となりました。営業利益は、ディスプレイ広告の利益増加およびマーケットプレイス型事業の成果報酬型広告収入増加で検索連動型広告の利益減少を補い、659百万円(同27.4%増)となりました。
(クラウド事業)
パブリック型クラウドサービスである「ニフティクラウド」につきましては、2015年4月に株式会社クララオンラインが中国で提供しているパブリック型クラウドサービス「鴻図雲(ホンツーユン)」に共同提供社として参画したことに加え、同9月に「ニフティクラウド」として初の海外リージョンとなる『北米リージョン』を提供開始し、新たに追加したサーバータイプを含む43種類のサーバーラインアップを国内リージョンと同じ品質水準でご利用いただけるようになりました。同7月には、IoTを活用したビジネス革新を目指す企業をネットワーク技術やシステム開発に精通した専属エンジニアが支援するサービス「ニフティIoTデザインセンター」を開始いたしました。また、様々なセミナーやイベントを通じて「ニフティクラウド」のコアバリューである「高性能・高信頼・柔軟性・使いやすさ」を訴求いたしました。これらの結果、同9月末の利用件数は4,100件を超えました(2015年3月末比110%増)。
以上の結果、クラウド事業の売上高は、「ニフティクラウド」の売上高が増加したことにより2,926百万円(前年同期比25.9%増)となりました。営業利益は、「ニフティクラウド」の売上高増加に伴う利益増加などにより、336百万円(同29.6%増)となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における業績につきましては、売上高は、33,213百万円(前年同期比1.0%減)となりました。損益につきましては、ISP事業の拡販費増加の影響が大きく、営業損失は644百万円(前年同期は1,990百万円の営業利益)となり、経常損失は688百万円(同1,954百万円の経常利益)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は516百万円(同1,322百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は16,496百万円となり、前連結会計年度末比で1,821百万円減少しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、292百万円の収入(前年同期は3,678百万円の収入)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純損失722百万円及び法人税等の支払額417百万円の計上があったものの、減価償却費1,625百万円を計上したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,651百万円の支出(前年同期は1,505百万円の支出)となりました。
これは主に、情報基盤整備と当社グループのサービス向上のための投資を実施したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、462百万円の支出(前年同期は533百万円の支出)となりました。
これは主に、配当金455百万円の支払いによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3百万円であります。当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況について重要な変更はありません。

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