四半期報告書-第30期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

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2015/02/10 11:41
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有報資料

(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府主導の景気対策、堅調な企業業績に加え、世界的な株高による資産効果などがありましたが、消費税増税による駆け込み需要の反動などにより個人消費が伸び悩むなど、景気回復に弱さが見られております。
当社グループを取り巻く事業環境について説明いたします。ブロードバンド接続サービス市場につきましては、移動系超高速ブロードバンド接続サービスの契約数は、LTEなどが急拡大したことから、2014年9月末で6,651万契約(2014年3月末比23.5%増)と引き続き大幅に増加しております。一方、固定系ブロードバンド接続サービスは、FTTH接続サービス契約数が2,600万契約(同2.7%増)と伸びが鈍化し、ADSL接続サービスが407万契約(同8.9%減)と減少したことから3,605万契約(同0.6%増)となりました(出典:総務省)。パブリッククラウドサービス市場につきましては、利用用途が効率化、コスト削減にとどまらず、事業本体での活用にまで広がりつつあることから、拡大しております。
このような環境の下、当社は、引き続き「超高齢化成熟社会をアクティブに活動するスマートなライフスタイルの実現」を目標に掲げ、IoT(インターネット・オブ・シングス)時代に向けて既存領域および新規事業領域において事業展開を図ってまいりました。
次に事業別状況について説明いたします。
(ISP事業)
ISP事業では、新たにMVNOサービス「NifMo(ニフモ)」の販売を開始するなど、事業拡大を図りました。
チャネル別では、拡大が続くモバイルブロードバンド接続サービスにおいて、2014年8月に提供開始した超高速モバイルブロードバンドサービスWiMAX 2+ に対応した新モバイルルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」とiPadをセットで販売するキャンペーンが好調に推移いたしました。さらに同11月に専用アプリの利用により通信料金やデータ通信料を節約することができるLTE高速データ通信・音声通話対応のMVNOサービス「NifMo(ニフモ)」の提供を開始いたしました。また、これに伴い、女優の沢尻エリカさんとコラボレーションしたプロモーションプロジェクト『AGREEMENT WITH ERIKA』を開始いたしました。しかし、モバイルブロードバンド接続全体で獲得数とほぼ同数の解約があったことから、2014年12月末のモバイルブロードバンド接続会員数は2014年3月末とほぼ同数の10万人にとどまりました。また、FTTH接続サービスでは過度な競争は避けて採算性重視の獲得活動を継続したことから会員数は101万人(2014年3月末比5万人減)となり、ADSL接続会員数は17万人(同2万人減)となりました。これらにより、同12月末のCATVを含むブロードバンド接続会員数は139万人(同8万人減)となりました。
以上の結果、ISP事業の売上高は従来からのキャリアの回線料金とISP料金をパックにした商品から、ISP料金のみの商品である「@nifty光ライフ with フレッツ」へのシフトの影響と会員数の減少により、36,812百万円(前年同期比8.1%減)となりました。営業利益は、効率的な獲得による拡販費の改善と手数料収入の増加等により、会員数減少による利益減少、MVNOサービス「NifMo」の初期投資費用およびナローバンド接続サービスの利益減少をカバーし、3,589百万円(同1.9%増)となりました。
(Webサービス事業)
Webサービス事業では、マーケットプレイス型事業への転換を図るためのサービス開発とスマートデバイス向けサービスへのシフトを引き続き推進いたしました。
マーケットプレイス型事業につきましては、2014年12月に素朴な疑問から個人的な悩みまで幅広いテーマについて、他のユーザー自らの経験談をもとに解決のヒントを見つけていただける経験談共有サービス「経験の哲人」の提供を開始いたしました。また、拡販施策として「@nifty不動産」、「@niftyスポーツクラブ」、「777@nifty」などの施設掲載数拡大にも注力いたしました。そして、主婦向け無料サービス「シュフモ」において、20歳以上の既婚女性を対象にした2014年の振り返り調査として“主婦が選ぶ今年の一文字”を実施し、“自分”については「苦」、“世の中”については「災」との結果を発表したほか、「@nifty温泉」にて「第9回 @nifty温泉 年間ランキング(2014)」を発表いたしました。
広告につきましては、ディスプレイ広告の販売手法を運用型広告にシフトしたことに加え、サービス絞り込みによるタイアップ広告の縮小、さらにPC検索連動型広告の単価が低調に推移したことなどにより減収となりました。
以上の結果、Webサービス事業の売上高は広告の売上高が減少したことなどにより9,654百万円(前年同期比9.4%減)となりました。営業利益は主に検索連動型広告の利益減少により812百万円(同14.2%減)となりました。
(クラウド事業)
クラウド事業を成長分野と位置づけ、裾野の広いエンタープライズ向けの機能強化と利用件数の増加に取り組みました。
パブリック型クラウドサービスである「ニフティクラウド」につきましては、2014年10月に「スマートフォン&モバイルEXPO 秋」に出展して「ニフティクラウド」のコアバリューである「高性能・高信頼」、「エンタープライズへの対応」、「パートナーシップ」を来場者に訴求いたしました。また、同10月にコストパフォーマンスを高めた新サーバータイプ「Type-e」を追加して、サーバーラインアップを拡充し、企業により異なる幅広いシステム要件に対応できるようにするとともに、パートナーチャネル連携を強化し、利用件数の増加に注力いたしました。さらに、エンタープライズ向け機能強化について、同11月に、ネットワーク機能を強化するための新機能である「VPNゲートウェイ」、「ルーター」、「複数プライベートLAN」を提供開始いたしました。このような継続的な機能強化が評価され、日経BP社が同10月に発表した「第9回 クラウドランキング」の「クラウド基盤サービス(IaaS/PaaS)部門」において、前回に引き続き「ベストサービス」に選出されました。これらの取組みの結果、同12月末の利用件数は3,500件を超えました(2014年3月末比16.7%増)。
また、小型の専用機器を宅内のLANにつなくだけでセキュアなネットワークを構築することができる次世代ネットワークサービス「スマートサーブ」を活用した新サービスとして2014年12月に、“離れた場所から家族を優しく見守る”をコンセプトとした、室内環境見守りサービス「おへやプラス」を提供開始いたしました。
以上の結果、クラウド事業の売上高は「ニフティクラウド」の売上高が増加したことにより3,642百万円(前年同期比12.6%増)となりました。営業利益は「ニフティクラウド」の売上高増加がありましたが設備増強等に伴う減価償却費の増加と「スマートサーブ」の投資増などにより、459百万円(同20.7%減)となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、売上高は50,109百万円(前年同期比7.1%減)となりました。営業利益はISP事業において利益が増加したものの、Webサービス事業およびクラウド事業の利益の減少により、2,811百万円(同10.7%減)となり、経常利益は2,748百万円(同11.8%減)となりました。四半期純利益につきましては、のれん償却額などの特別損失が減少したことにより、1,884百万円(同0.7%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は18,200百万円となり、前連結会計年度末比で1,913百万円増加しました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、5,230百万円の収入(前年同期は3,171百万円の収入)となりました。
これは主に、法人税等1,197百万円の支払があったものの、税金等調整前四半期純利益2,905百万円に加え、仕入債務1,470百万円の増加、減価償却費2,466百万円を計上したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、2,302百万円の支出(前年同期は2,936百万円の支出)となりました。
これは主に、情報基盤整備と当社グループのサービス向上のための投資を実施したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,015百万円の支出(前年同期は1,037百万円の支出)となりました。
これは主に、配当金910百万円の支払と、リース債務130百万円の返済によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、15百万円であります。当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況について重要な変更はありません。

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