- #1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
リスク管理については、経営方針等の管理サイクルのなかで、リスクの体系的な把握、対応方策の立案、実施の確認等を行っている。
コンプライアンスについては、当社の社長を委員長とし、外部有識者も出席する企業倫理委員会を北海道電力ネットワーク株式会社と共同で設置し、四半期毎に開催している。同委員会のもと、従業員教育・研修の実施等を通じて「ほくでんグループCSR行動憲章」や「コンプライアンス行動指針」の徹底を図り、事業活動における法令・企業倫理等の遵守、不正防止に向けた全社的活動を推進している。
また、業務執行にあたり、法律的な判断の参考とするため、顧問弁護士をはじめ、各種法律に精通した弁護士から、適宜、助言等を得る体制としている。
2024/06/27 10:43- #2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
① 人的資本
ほくでんグループにおける主要な事業を営む当社及び北海道電力ネットワーク株式会社は、雇用管理を両社一体的に実施しているため、以下の事項は、当社と北海道電力ネットワーク株式会社の人的資本に関する方針を記載している。
a. 戦略
2024/06/27 10:43- #3 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
2 セグメント利益の調整額△3,904百万円、セグメント資産の調整額△743,614百万円、減価償却費の調整額△588百万円、支払利息の調整額△3,944百万円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△1,462百万円は、セグメント間取引消去によるものである。
3 セグメント利益は、連結財務諸表の経常利益と調整を行っている。
4 売上高の「その他の収益」には、「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」及び「デフレ完全脱却のための総合経済対策」に基づき実施される「電気・ガス価格激変緩和対策事業」により、国が定める値引き単価による電気・ガス料金の値引きを行っており、その原資として受領する補助金が含まれている。内訳は、「北海道電力」70,811百万円、「北海道電力ネットワーク」641百万円、「その他」64百万円である。
2024/06/27 10:43- #4 セグメント表の脚注(連結)
- その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、その他の連結子会社等を含んでいる。
2 セグメント利益の調整額△3,904百万円、セグメント資産の調整額△743,614百万円、減価償却費の調整額△588百万円、支払利息の調整額△3,944百万円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△1,462百万円は、セグメント間取引消去によるものである。
3 セグメント利益は、連結財務諸表の経常利益と調整を行っている。
4 売上高の「その他の収益」には、「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」及び「デフレ完全脱却のための総合経済対策」に基づき実施される「電気・ガス価格激変緩和対策事業」により、国が定める値引き単価による電気・ガス料金の値引きを行っており、その原資として受領する補助金が含まれている。内訳は、「北海道電力」70,811百万円、「北海道電力ネットワーク」641百万円、「その他」64百万円である。2024/06/27 10:43 - #5 主要な非連結子会社の名称及び連結の範囲から除いた理由(連結)
連結子会社の名称等
非連結子会社名は、北電総合設計㈱、㈱ほくでんアソシエ、北海道レコードマネジメント㈱、㈱アイテス、北海道電力リニューアブルエナジー(同)である。
非連結子会社は、その総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金等の規模等からみて重要性が乏しいため連結の範囲から除外している。
2024/06/27 10:43- #6 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標(連結)
b. 指標及び目標
雇用管理を一体的に実施している当社及び北海道電力ネットワーク株式会社においては、前記「a. 戦略」において記載した人材育成方針及び社内環境整備方針に関連する指標のデータ管理や具体的な取組を行っているものの、ほくでんグループに属する全ての会社において行っていないため、ほくでんグループにおける記載が困難である。このため、次の指標に関する目標及び実績は、ほくでんグループにおける主要な事業を営む当社及び北海道電力ネットワーク株式会社のものを記載している。
<人材育成方針に関わる指標及び目標>2024年3月31日現在
2024/06/27 10:43- #7 保証債務の注記(連結)
(4) 社債の債務履行引受契約に係る偶発債務
| 前連結会計年度(2023年3月31日) | 当連結会計年度(2024年3月31日) |
北海道電力第302回社債(引受先 ㈱みずほ銀行) | - | 20,000百万円 |
2024/06/27 10:43- #8 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法(連結)
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」と同一である。
報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値である。
また、セグメント間の内部売上高及び振替高は市場価格等に基づいている。
2024/06/27 10:43- #9 報告セグメントの概要(連結)
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものである。
当社は、コーポレート機能(グループにおける本社機能)及び発電・小売電気事業を担う「北海道電力」と送配電事業を担う「北海道電力ネットワーク」を報告セグメントとしている。
なお、「その他」の区分には、電気・電気通信工事、不動産の総合管理、土木・建築工事、発電所の定期点検・保守・補修工事、電気通信事業などが含まれている。
2024/06/27 10:43- #10 役員報酬(連結)
- 2024/06/27 10:43
- #11 従業員の状況(連結)
2024年3月31日現在
セグメントの名称 | 従業員数(人) |
北海道電力 | 2,257 |
北海道電力ネットワーク | 2,645 |
(注) 1 従業員数は、就業人員(当連結会社から連結会社外への出向者を除き、連結会社外から当連結会社への
出向者を含む。)である。
2024/06/27 10:43- #12 戦略、人的資本(連結)
ほくでんグループにおける主要な事業を営む当社及び北海道電力ネットワーク株式会社は、雇用管理を両社一体的に実施しているため、以下の事項は、当社と北海道電力ネットワーク株式会社の人的資本に関する方針を記載している。
a. 戦略
2024/06/27 10:43- #13 指標及び目標、気候変動(連結)
「カーボンニュートラル2050ロードマップ」の取組を推進することにより、CO2排出削減目標の達成を目指していく。
<排出実績>(注)1 Scope1、2の範囲は当社及び北海道電力ネットワーク㈱分を計上している。
2 Scope1、2の2023年度実績は、今後公表する「ほくでんグループレポート」の2024年度版に掲載を予定している。
2024/06/27 10:43- #14 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1981年4月 | 北海道電力株式会社入社 |
2011年7月 | 同理事 人事労務部長 |
2014年6月 | 同上席執行役員 |
2015年6月 | 同取締役常務執行役員流通本部長 |
2016年6月 | 同代表取締役副社長副社長執行役員 流通本部長 |
2018年4月 | 同代表取締役副社長副社長執行役員送配電カンパニー社長 |
2019年6月 | 同代表取締役社長 社長執行役員原子力推進本部長 |
2022年6月 | 同代表取締役 社長執行役員原子力推進本部長 |
2023年6月 | 同代表取締役会長(現在) |
2024/06/27 10:43- #15 社債明細表、連結財務諸表(連結)
- 北海道電力社債の次の回号については、債務履行引受契約を締結し、債務の履行を委任したので、償還したものとして処理している。したがって、連結貸借対照表には表示していない。
北海道電力第302回社債(債務履行引受契約締結日:2024年3月26日)2024/06/27 10:43 - #16 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
ほくでんグループは「ほくでんグループ経営ビジョン2030」の達成に向けて取り組んでいる。また、「新たな事業ポートフォリオ」の実現による収益基盤の拡大を図るとともに、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて最大限挑戦している。
<「ほくでんグループ経営ビジョン2030」における利益・財務・環境目標>
項 目 | 2030年度までに目指す目標 |
連結経常利益 | 第Ⅰフェーズ(泊発電所の再稼働前) :230億円以上/年第Ⅱフェーズ(泊発電所の全基再稼働後):450億円以上/年 |
連結自己資本比率 | 15%以上を達成し、さらなる向上を目指す |
<新たな事業ポートフォリオ>カーボンニュートラルの要請の高まりや次世代半導体工場などの進出による中長期的な道内電力需要の増加など経営環境の変化を的確に捉え、ほくでんグループの強みを活かして力強く成長していくため、新たな事業ポートフォリオを定め、2024年3月に公表した。発電・送配電・小売といった「既存領域」の事業については、経営の効率化などに引き続き取り組みながら着実に実施していく。また、エネルギーの脱炭素化やサービスの多様化などの社会やお客さまのニーズを捉え、グループの強みを活かした新たなビジネスモデルを構築していく事業分野を「変革領域」と位置づけ、果敢に挑戦することで、収益基盤を拡大していく。
<2050年カーボンニュートラルの実現に向けた挑戦>2021年4月公表の『ほくでんグループ「2050年カーボンニュートラル」を目指して』の実現に向けて最大限挑戦している。「発電部門からのCO2排出ゼロ」を目指すとともに、さまざまな分野で電化の流れを創出する好機と捉え、グループワイドでの収入拡大につなげていく。
2024/06/27 10:43- #17 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
経常損益は、電気料金の見直しに加え、燃料費等調整制度の期ずれ影響が収支の好転に大きく寄与したこと、さらにカイゼン活動・DXの推進や期中における収支改善に取り組んだことなどにより、前連結会計年度の損失から1,165億67百万円増の873億15百万円の利益となった。
また、親会社株主に帰属する当期純損益は、特別損失に減損損失を計上したが、経常利益の増加に加え、特別利益に核燃料売却益や受取補償金を計上したことなどにより、前連結会計年度の損失から883億94百万円増の662億1百万円の利益となった。
セグメント別の経営成績(セグメント間取引消去前)は、次のとおりである。
2024/06/27 10:43- #18 設備投資等の概要
2023年度設備別投資総額
セグメント | 項 目 | 設備投資総額(百万円) |
北海道電力 | 水 力 | 6,450 |
火 力 | 5,864 |
原 子 力 | 40,976 |
原子燃料 | 13,896 |
新エネルギー等発電等 | 376 |
そ の 他 | 3,188 |
合 計 | 70,753 |
北海道電力ネットワーク | 送 電 | 12,388 |
変 電 | 12,509 |
配 電 | 15,129 |
そ の 他 | 6,219 |
合 計 | 46,246 |
(注) 上記には無形固定資産への投資を含めて記載している。
2024/06/27 10:43- #19 連結の範囲の変更(連結)
非連結子会社であった森バイナリーパワー(同)は、2023年11月24日の同社発電所営業運転開始に伴い重要性が増したため、当連結会計年度から連結の範囲に含めている。
連結子会社であった北海道電力コクリエーション㈱は、2023年10月1日に当社が吸収合併したことに伴い解散したため、当連結会計年度から連結の範囲より除外している。
2024/06/27 10:43- #20 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(連結)
非連結子会社であった森バイナリーパワー(同)は、2023年11月24日の同社発電所営業運転開始に伴い重要性が増したため、当連結会計年度から連結の範囲に含めている。
連結子会社であった北海道電力コクリエーション㈱は、2023年10月1日に当社が吸収合併したことに伴い解散したため、当連結会計年度から連結の範囲より除外している。
(2) 非連結子会社の名称等
2024/06/27 10:43