有価証券報告書-第73期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
対処すべき課題
(1)現状の認識について
国内経済においては、政府による経済政策や日本銀行による金融緩和策により、輸出企業の収益改善が見受けられます。しかし、ゴルフ場業界においては、ゴルフ・プレーヤーの高齢化と若年層のゴルフ離れが一段と進行し、ゴルフ人口増加が見込み難い環境にもかかわらず、経営破綻したゴルフ場がほとんど閉鎖されずに営業を継続するために、過当競争が激化していく構造が続いており、今後は更に厳しい事業環境が待ち受けているものと想定されます。
(2)当面の対処すべき課題の内容
ゴルフ場経営会社として生き残っていくためには、現状における来場者確保と売上単価の維持・増加だけではなく、差別化による将来に向けた来場者確保策等や、更なる値引き競争にも対応できるような固定費削減策と、財務体質強化による企業存続の基盤固めが必要となります。
(3)対処方針
接客サービス及び業務効率の向上に努め、営業体制及び営業施策を強化するとともに、経費削減余地を更に模索し、収益構造及び財務体質の改善に注力していく所存で御座います。
(4)具体的な取組状況等
営業体制及び営業施策を強化する一方で、コストを極力削減し、コースグレードを維持しつつコースメンテナンス費用を削減した上、本社事務所を縮小・移転する事で間接費用の削減を行いました。また、平成23年10月に修善寺カントリークラブの運営事業を譲渡し、同ゴルフ場ではゴルフ場施設賃貸業に特化する事で、業績悪化に歯止めを掛けました。
更に、平成24年3月の鎌倉パブリックゴルフ場のロッカールーム・浴室等のリニューアル工事、平成26年3月の同ゴルフ場の外壁・フロント・ロビー等のリニューアル工事に続き、平成27年3月に、同ゴルフ場の1階ショップ・2階レストラン・駐車場のリニューアル工事を行い、顧客満足度と集客力向上に努めました。
国内経済においては、政府による経済政策や日本銀行による金融緩和策により、輸出企業の収益改善が見受けられます。しかし、ゴルフ場業界においては、ゴルフ・プレーヤーの高齢化と若年層のゴルフ離れが一段と進行し、ゴルフ人口増加が見込み難い環境にもかかわらず、経営破綻したゴルフ場がほとんど閉鎖されずに営業を継続するために、過当競争が激化していく構造が続いており、今後は更に厳しい事業環境が待ち受けているものと想定されます。
(2)当面の対処すべき課題の内容
ゴルフ場経営会社として生き残っていくためには、現状における来場者確保と売上単価の維持・増加だけではなく、差別化による将来に向けた来場者確保策等や、更なる値引き競争にも対応できるような固定費削減策と、財務体質強化による企業存続の基盤固めが必要となります。
(3)対処方針
接客サービス及び業務効率の向上に努め、営業体制及び営業施策を強化するとともに、経費削減余地を更に模索し、収益構造及び財務体質の改善に注力していく所存で御座います。
(4)具体的な取組状況等
営業体制及び営業施策を強化する一方で、コストを極力削減し、コースグレードを維持しつつコースメンテナンス費用を削減した上、本社事務所を縮小・移転する事で間接費用の削減を行いました。また、平成23年10月に修善寺カントリークラブの運営事業を譲渡し、同ゴルフ場ではゴルフ場施設賃貸業に特化する事で、業績悪化に歯止めを掛けました。
更に、平成24年3月の鎌倉パブリックゴルフ場のロッカールーム・浴室等のリニューアル工事、平成26年3月の同ゴルフ場の外壁・フロント・ロビー等のリニューアル工事に続き、平成27年3月に、同ゴルフ場の1階ショップ・2階レストラン・駐車場のリニューアル工事を行い、顧客満足度と集客力向上に努めました。