四半期報告書-第123期第1四半期(令和3年2月1日-令和3年4月30日)
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、個人消費および雇用情勢は弱い動きとなりました。また、企業収益は持ち直しの動きが見られるものの、国内外の感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意する必要があり、景気は先行きが不透明な状況で推移いたしました。
当社グループにおきましても、2021年1月7日の政府による緊急事態宣言の再発出(3月21日解除)および4月9日のまん延防止等重点措置の発出を受けて、断続的に営業時間の短縮を実施し、さらに4月23日に3回目の緊急事態宣言が発出され、自治体からの休業要請もあり、4月25日より一部の店舗を除いて臨時休業を実施いたしました。
このような状況下にあって、売上高は2,005百万円と前年同期に比べ4百万円(0.2%)の減収となり、営業利益は117百万円と前年同期に比べ78百万円(202.2%)の増益、経常利益は159百万円と前年同期に比べ116百万円(276.8%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は71百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失75百万円)となりました。
報告セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(不動産賃貸関連事業)
不動産賃貸事業では、楽天地ビルをはじめ各賃貸ビルが前年同期並みに稼働し、また、2021年2月26日に東京都杉並区高円寺北に保育園、小児科クリニック、薬局が入居する新規不動産物件「トラビ高円寺」を取得しました。一方で、東京楽天地浅草ビルの1階から4階の商業施設「まるごとにっぽん」が2020年11月をもって営業を終了し、当該フロアのリニューアル工事を実施していることから、売上高は前年同期を下回りました。
ビルメンテナンス事業では、ウインズ錦糸町等の休館など、厳しい受注状況が続く中で、売上高は前年同期並みとなりました。
以上の結果、不動産賃貸関連事業の売上高は1,417百万円と前年同期に比べ69百万円(4.7%)の減収となりましたが、セグメント利益は、前年同期において東京楽天地浅草ビルの除却見込みとなる固定資産の耐用年数を短縮したことに伴う減価償却費の増加の影響がなくなったことから、499百万円と前年同期に比べ74百万円(17.5%)の増益となりました。
(娯楽サービス関連事業)
映画興行事業では、2021年4月25日から臨時休業しておりましたが、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「花束みたいな恋をした」「名探偵コナン 緋色の弾丸」等の作品が好稼働するとともに、前年同期より臨時休業期間が短かったことから、売上高は前年同期を大きく上回りました。
温浴事業では、「天然温泉 楽天地スパ」においては、2021年4月25日から臨時休業していたものの、前年同期より臨時休業期間が短かったこと、また、千葉県市川市所在の「楽天地天然温泉 法典の湯」においては、感染防止対策を講じながら営業を継続できたことから、売上高は前年同期を大きく上回りました。
フットサル事業では、「楽天地フットサルコート錦糸町」において、2021年4月25日から臨時休業していたものの、前年同期より臨時休業期間が短かったことから、売上高は前年同期を大きく上回りました。
以上の結果、娯楽サービス関連事業の売上高は524百万円と前年同期に比べ114百万円(27.9%)の増収となり、セグメント損失は47百万円(前年同期はセグメント損失65百万円)となりました。
(飲食・販売事業)
飲食事業では、前期に不採算であったコーヒーショップ1店舗を閉店したことにより、売上高は前年同期を下回りました。なお、「ドトールコーヒーショップ 錦糸町北口店」「同 シャポー本八幡店」につきましても、2021年4月30日をもって閉店いたしました。
販売事業では、東京楽天地浅草ビル内の「まるごとにっぽん」の直営店をリニューアルのため2020年11月をもって営業を終了しましたので、売上高は前年同期を大きく下回りました。なお、同ビル内において、商品ラインナップに磨きをかけ、希少価値の高い銘酒を提供する角打ちコーナーを設けた新「まるごとにっぽん」を2021年6月4日にオープンいたしました。
以上の結果、飲食・販売事業の売上高は63百万円と前年同期に比べ49百万円(44.0%)の減収となり、セグメント損失は8百万円(前年同期はセグメント損失27百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第1四半期連結会計期間末における総資産は43,373百万円と前連結会計年度末に比べ2,769百万円の増加となりました。これは主として、借入れの実施により現金及び預金が増加したこと、新規不動産物件「トラビ高円寺」の取得により土地および建物及び構築物が増加したこと、株価の上昇により投資有価証券が増加したこと、および有形固定資産の減価償却がすすんだことによるものであります。
② 負債
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は12,646百万円と前連結会計年度末に比べ2,579百万円の増加となりました。これは主として、東京楽天地浅草ビルのリニューアル工事等の代金支払いに充てるため借入れを実施したこと、工事代金等の支払いによりその他の流動負債(未払金)が減少したこと、および保有株式の含み益に係るその他の固定負債(繰延税金負債)が増加したことによるものであります。
③ 純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は30,727百万円と前連結会計年度末に比べ190百万円の増加となりました。これは主として、その他有価証券評価差額金が増加したこと、および配当金を支払ったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当社グループの事業について、生産実績、受注実績の該当事項はなく、当第1四半期連結累計期間における販売実
績は、娯楽サービス関連事業、飲食・販売事業の各事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により、「(1)
経営成績の分析」に記載のとおり、損失計上となっております。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、短期的な運転資金および長期投資に係る資金については、手許資金および金融機関からの借入れにより調達しており、当第1四半期連結累計期間において重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するリスクに備え、新規の資金調達枠についても検討を行い、2021年4月30日に3,000百万円の金融機関からの借入れを実行するとともに、2021年6月10日を契約締結日として融資枠2,000百万円のコミットメントライン契約を改めて締結しており、流動性確保に努めております。
(8)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、個人消費および雇用情勢は弱い動きとなりました。また、企業収益は持ち直しの動きが見られるものの、国内外の感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意する必要があり、景気は先行きが不透明な状況で推移いたしました。
当社グループにおきましても、2021年1月7日の政府による緊急事態宣言の再発出(3月21日解除)および4月9日のまん延防止等重点措置の発出を受けて、断続的に営業時間の短縮を実施し、さらに4月23日に3回目の緊急事態宣言が発出され、自治体からの休業要請もあり、4月25日より一部の店舗を除いて臨時休業を実施いたしました。
このような状況下にあって、売上高は2,005百万円と前年同期に比べ4百万円(0.2%)の減収となり、営業利益は117百万円と前年同期に比べ78百万円(202.2%)の増益、経常利益は159百万円と前年同期に比べ116百万円(276.8%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は71百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失75百万円)となりました。
報告セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(不動産賃貸関連事業)
不動産賃貸事業では、楽天地ビルをはじめ各賃貸ビルが前年同期並みに稼働し、また、2021年2月26日に東京都杉並区高円寺北に保育園、小児科クリニック、薬局が入居する新規不動産物件「トラビ高円寺」を取得しました。一方で、東京楽天地浅草ビルの1階から4階の商業施設「まるごとにっぽん」が2020年11月をもって営業を終了し、当該フロアのリニューアル工事を実施していることから、売上高は前年同期を下回りました。
ビルメンテナンス事業では、ウインズ錦糸町等の休館など、厳しい受注状況が続く中で、売上高は前年同期並みとなりました。
以上の結果、不動産賃貸関連事業の売上高は1,417百万円と前年同期に比べ69百万円(4.7%)の減収となりましたが、セグメント利益は、前年同期において東京楽天地浅草ビルの除却見込みとなる固定資産の耐用年数を短縮したことに伴う減価償却費の増加の影響がなくなったことから、499百万円と前年同期に比べ74百万円(17.5%)の増益となりました。
(娯楽サービス関連事業)
映画興行事業では、2021年4月25日から臨時休業しておりましたが、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「花束みたいな恋をした」「名探偵コナン 緋色の弾丸」等の作品が好稼働するとともに、前年同期より臨時休業期間が短かったことから、売上高は前年同期を大きく上回りました。
温浴事業では、「天然温泉 楽天地スパ」においては、2021年4月25日から臨時休業していたものの、前年同期より臨時休業期間が短かったこと、また、千葉県市川市所在の「楽天地天然温泉 法典の湯」においては、感染防止対策を講じながら営業を継続できたことから、売上高は前年同期を大きく上回りました。
フットサル事業では、「楽天地フットサルコート錦糸町」において、2021年4月25日から臨時休業していたものの、前年同期より臨時休業期間が短かったことから、売上高は前年同期を大きく上回りました。
以上の結果、娯楽サービス関連事業の売上高は524百万円と前年同期に比べ114百万円(27.9%)の増収となり、セグメント損失は47百万円(前年同期はセグメント損失65百万円)となりました。
(飲食・販売事業)
飲食事業では、前期に不採算であったコーヒーショップ1店舗を閉店したことにより、売上高は前年同期を下回りました。なお、「ドトールコーヒーショップ 錦糸町北口店」「同 シャポー本八幡店」につきましても、2021年4月30日をもって閉店いたしました。
販売事業では、東京楽天地浅草ビル内の「まるごとにっぽん」の直営店をリニューアルのため2020年11月をもって営業を終了しましたので、売上高は前年同期を大きく下回りました。なお、同ビル内において、商品ラインナップに磨きをかけ、希少価値の高い銘酒を提供する角打ちコーナーを設けた新「まるごとにっぽん」を2021年6月4日にオープンいたしました。
以上の結果、飲食・販売事業の売上高は63百万円と前年同期に比べ49百万円(44.0%)の減収となり、セグメント損失は8百万円(前年同期はセグメント損失27百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第1四半期連結会計期間末における総資産は43,373百万円と前連結会計年度末に比べ2,769百万円の増加となりました。これは主として、借入れの実施により現金及び預金が増加したこと、新規不動産物件「トラビ高円寺」の取得により土地および建物及び構築物が増加したこと、株価の上昇により投資有価証券が増加したこと、および有形固定資産の減価償却がすすんだことによるものであります。
② 負債
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は12,646百万円と前連結会計年度末に比べ2,579百万円の増加となりました。これは主として、東京楽天地浅草ビルのリニューアル工事等の代金支払いに充てるため借入れを実施したこと、工事代金等の支払いによりその他の流動負債(未払金)が減少したこと、および保有株式の含み益に係るその他の固定負債(繰延税金負債)が増加したことによるものであります。
③ 純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は30,727百万円と前連結会計年度末に比べ190百万円の増加となりました。これは主として、その他有価証券評価差額金が増加したこと、および配当金を支払ったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当社グループの事業について、生産実績、受注実績の該当事項はなく、当第1四半期連結累計期間における販売実
績は、娯楽サービス関連事業、飲食・販売事業の各事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により、「(1)
経営成績の分析」に記載のとおり、損失計上となっております。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、短期的な運転資金および長期投資に係る資金については、手許資金および金融機関からの借入れにより調達しており、当第1四半期連結累計期間において重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するリスクに備え、新規の資金調達枠についても検討を行い、2021年4月30日に3,000百万円の金融機関からの借入れを実行するとともに、2021年6月10日を契約締結日として融資枠2,000百万円のコミットメントライン契約を改めて締結しており、流動性確保に努めております。
(8)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。