四半期報告書-第123期第2四半期(令和3年5月1日-令和3年7月31日)

【提出】
2021/09/10 11:07
【資料】
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【項目】
41項目
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、個人消費および雇用情勢は弱い動きとなりました。また、企業収益は持ち直しの動きが見られるものの、感染の動向が国内外の経済に与える影響に十分注意する必要があり、景気は先行きが不透明な状況で推移いたしました。
当社グループにおきましても、東京都を対象とする3度の緊急事態宣言と、2度のまん延防止等重点措置などの影響を受けて断続的に営業時間の短縮を実施し、さらに自治体からの休業要請もあり、2021年4月25日から5月31日まで一部の店舗を除いて臨時休業を実施いたしました。
このような状況下にあって、売上高は3,889百万円と前年同期に比べ165百万円(4.4%)の増収となり、営業利益は197百万円と前年同期に比べ366百万円(前年同期は営業損失169百万円)の増益、経常利益は275百万円と前年同期に比べ376百万円(前年同期は経常損失100百万円)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は71百万円と前年同期に比べ332百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失261百万円)の増益となりました。
報告セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(不動産賃貸関連事業)
不動産賃貸事業では、楽天地ビルをはじめ各賃貸ビルが堅調に稼働し、2021年4月1日に東京都杉並区高円寺北に保育園、小児科クリニック、薬局が入居する新規不動産物件「トラビ高円寺」が営業を開始しました。一方で、東京楽天地浅草ビルの1階から4階の商業施設「まるごとにっぽん」が2020年11月をもって営業を終了し、当該フロアのリニューアル工事を実施したことから、売上高は前年同期並みとなりました。なお、東京楽天地浅草ビルの1階から3階については、大型店舗のユニクロなどをテナントとして迎え、2021年6月4日から順次リニューアルオープンしております。
ビルメンテナンス事業では、ウインズ錦糸町等の休館など、厳しい受注状況が続く中で、売上高は前年同期を下回りました。
以上の結果、不動産賃貸関連事業の売上高は2,853百万円と前年同期に比べ24百万円(0.8%)の減収となったものの、セグメント利益は、前年同期において東京楽天地浅草ビルの除却見込みとなる固定資産の耐用年数を短縮したことに伴う減価償却費の増加の影響がなくなったことから、971百万円と前年同期に比べ342百万円(54.5%)の増益となりました。
(娯楽サービス関連事業)
映画興行事業では、2021年4月25日から5月31日まで臨時休業したものの、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「名探偵コナン 緋色の弾丸」「花束みたいな恋をした」等の作品が好稼働するとともに、前年同期より臨時休業期間が短かったことなどから、売上高は前年同期を上回りました。
温浴事業では、「天然温泉 楽天地スパ」においては、2021年4月25日から5月31日までの全日、および6月1日から20日における土曜日・日曜日に臨時休業したものの、千葉県市川市所在の「楽天地天然温泉 法典の湯」においては、感染防止対策を講じながら営業を継続できたことから、売上高は前年同期を上回りました。
フットサル事業では、「楽天地フットサルコート錦糸町」において、2021年4月25日から5月11日まで臨時休業したものの、前年同期より臨時休業期間が短かったことから、売上高は前年同期を上回りました。
以上の結果、娯楽サービス関連事業の売上高は896百万円と前年同期に比べ238百万円(36.3%)の増収となり、セグメント損失は105百万円と前年同期に比べ60百万円(前年同期はセグメント損失165百万円)の改善となりました。
(飲食・販売事業)
飲食事業では、2020年3月に不採算であったコーヒーショップ1店舗を閉店し、「ドトールコーヒーショップ 錦糸町北口店」「同 シャポー本八幡店」についても、2021年4月30日をもって閉店したことなどから、売上高は前年同期を下回りました。
販売事業では、東京楽天地浅草ビル内の「まるごとにっぽん」の直営店をリニューアルのため2020年11月をもって営業を終了し、商品ラインナップに磨きをかけた新「まるごとにっぽん」を2021年6月4日にオープンしたものの、リニューアルに伴う休業と緊急事態宣言下における浅草地区への来街者減少の影響を受け、売上高は前年同期を大きく下回りました。
以上の結果、飲食・販売事業の売上高は139百万円と前年同期に比べ48百万円(26.0%)の減収となり、セグメント損失は38百万円と前年同期に比べ13百万円(前年同期はセグメント損失52百万円)の改善となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間末における総資産は43,398百万円と前連結会計年度末に比べ2,794百万円の増加となりました。これは主として、借入れの実施により現金及び預金が増加したこと、新規不動産物件「トラビ高円寺」の取得などにより建物及び構築物および土地が増加したこと、株価の上昇により投資有価証券が増加したことによるものであります。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は12,271百万円と前連結会計年度末に比べ2,204百万円の増加となりました。これは主として、工事代金等の支払いによりその他の流動負債(未払金)が減少したものの、東京楽天地浅草ビルのリニューアル工事等の代金支払いに充てるため借入れを実施したこと、および保有株式の含み益に係るその他の固定負債(繰延税金負債)が増加したことによるものであります。
③ 純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は31,126百万円と前連結会計年度末に比べ589百万円の増加となりました。これは主として、配当金を支払ったものの、その他有価証券評価差額金が増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、2,284百万円と前連結会計年度末に比べ、869百万円(61.4%)の増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、営業活動による資金は880百万円の増加(前年同期は46百万円の増加)となりました。これは主として、減価償却費および東京楽天地浅草ビルのリニューアル工事に関連するリニューアル関連撤去費用の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動による資金は1,902百万円の減少(前年同期は321百万円の減少)となりました。これは主として、有形固定資産を取得したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動による資金は1,891百万円の増加(前年同期は1,151百万円の減少)となりました。これは主として、配当金を支払ったものの、東京楽天地浅草ビルのリニューアル工事等の代金支払いに充てるため借入れを実施したことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上および財務上の対処すべき課題につきましては、「1.事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当社グループの事業について、生産実績、受注実績の該当事項はなく、当第2四半期連結累計期間における販売実績は、娯楽サービス関連事業、飲食・販売事業の各事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により、「(1)経営成績の分析」に記載のとおり、損失計上となっております。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、短期的な運転資金および長期投資に係る資金については、手許資金および金融機関からの借入れにより調達しており、当第2四半期連結累計期間において重要な変更はありません。
なお、東京楽天地浅草ビルのリニューアル工事に伴う資金等として2021年4月30日に3,000百万円の金融機関からの借入れを実行するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するリスクに備え、新規の資金調達枠についても検討を行い、2021年6月10日を契約締結日として融資枠2,000百万円のコミットメントライン契約を締結しており、流動性確保に努めております。
(9)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

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