半期報告書-第60期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2019/09/13 9:53
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44項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。」の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間における我が国経済は、世界経済が全般的に勢いを欠くなか個人消費については雇用所得環境の改善が消費を下支えし底堅く推移、設備投資も輸出の減少を背景に投資を先送りする動きは見られず景気は緩やかながら回復基調が続いています。一方で米中貿易摩擦を背景として世界経済の先行き不透明感が増しており、深刻化する人手不足及び間近に迫った消費税増税の個人消費への悪影響等により景気後退が懸念されております。
ゴルフ場業界におきましても、若年層のゴルフ離れ、プレーヤーの高齢化により、ゴルフ参加人口の減少と顧客の低料金志向がさらに強まり、引続き経営環境は厳しい状態で推移しております。
この様な環境の中、当社では会員重視の姿勢を基本とし、コースの整備・充実を図ると共にキャディ教育にも注力し、顧客満足度向上に努めました。来場者増加策として、プライベートコンペ誘致などの積極的な営業活動、ゴルフ練習場との提携強化、協賛コンペの開催、ブッフェ形式での昼食込みプランの提供などを実施しましたが、雨天等の天候要因に加えLSクラブ会員の高齢化に伴う会員数の減少等により、来場者は20,086人と前年同期比635人(3.1%)減少しました。料金収入は昨年4月に実施したカート使用料金引き上げの効果により6,021千円増加し、売上高は309,565千円(前年同期比2.0%増)となりました。一方でクラブハウスの修繕やコースの改善を目的とした支出を前倒しで実施した結果、売上原価はコース改修費を中心に4,453千円の増加、販売費及び一般管理費はクラブハウス外壁修理費他により17,417千円増加し、営業損失は前年同期比15,850千円増加し32,461千円となり、登録料収入26,600千円等を加味した経常損失は1,992千円となりました。
a 財政状態
(資産)
当中間会計期間末における資産は、前事業年度末と比べ19,672千円増加し2,849,261千円となりました。
流動資産では、前事業年度末と比べ26,182千円増加し、1,093,256千円(前年比102.5%)となりました。この主な要因は、現金及び預金の増加32,367千円であります。
固定資産では、前事業年度末と比べ6,510千円減少し1,756,004千円(同99.6%)となりました。この主な内訳は、増加要因が機械装置の購入等による有形固定資産取得30,019千円、減少要因が減価償却額38,321千円であります。
(負債)
当中間会計期間末における負債は、前事業年度と比べ22,131千円増加し171,822千円(同114.8%)となりました。
流動負債では前事業年度末と比べ19,779千円増加し119,409千円(同119.9%)となりました。この主な要因は前受金の増加21,316千円、未払費用の増加3,279千円であります。
固定負債では前事業年度末と比べ2,352千円増加し52,473千円(同104.7%)となりました。この主な要因は、退職給付引当金の増加2,312千円であります。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産は、前事業年度末と比べ2,458千円減少し2,677,378千円(同99.9%)となりました。
この結果、自己資本比率は、前事業年度末と比べ0.7ポイント減少し94.0%となり、1株当りの純資産額は前事業年度末と比べ1,024円55銭減少し1,115,574円35銭となりました。
b 経営成績
年会費、食堂売上高及び風力発電の売電収入を加えた当期の売上高は、カートフィを平成30年4月より値上げした効果もあり309,565千円となり、前年比6,021千円(2.0%)の増加となりました。売上原価面ではコース改修費を中心に4,453千円増加となり、販売費及び一般管理費ではクラブハウス外壁修理費他により17,417千円増加し、営業損失は前年比15,850千円増加し△32,461千円、登録料収入を加えた経常損失は6,397千円増加し1,992千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物は、237,624千円と前年同期と比べ27,804千円(10.5%)の減少となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
a 営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前中間純損失1,993千円(前年同期は税引前中間純利益4,403千円)、減価償却費38,321千円、売上債権の減 少27,968千円及びその他流動負債の減少4,680千円等を加減算の結果、62,788千円の収入超過(前年同期は71,079千円の収入超過)となりました。
b 投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増加による支出△50,000千円及び有形固定資産の取得による支出△30,456千円等により80,420千円 の支出超過(前年同期は19,586千円の支出超過)となりました。
c 財務活動によるキャッシュ・フロー
該当事項はありません(前年同期も該当事項はありません)。
③ 生産、受注及び販売の実績
売上実績
区分人員(人)前年同期比(%)金額(千円)前年同期比(%)
グリーンフィ(会員)6,37198.922,473109.3
グリーンフィ(準会員)1,89094.212,10394.6
グリーンフィ(無記名会員)2,16294.521,17793.6
ビジターフィ9,66396.883,16396.9
貸与品--26,022141.2
キャディーフィ13,94599.957,527100.0
年会費1,87397.125,53798.3
ロッカーフィ43999.51,30899.3
その他(注)1--3,281101.3
小計--252,595101.7
商品販売収入--1,977103.4
食堂売上高--35,66497.0
風力売電収入--19,328116.6
合計--309,565102.0

(注) 1 その他には、競技参加料(2,134千円)、違約金、およびその他の収入が含まれております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文 中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しています。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5経理の状況」に記載していますが、特に次の重要な会計方針が財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えています。
a 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当中間会計期間末における退職給付債務(簡便法)に基づき計上しておりますが、当該退職給付債務は、当中間会計期間における要支給額に基づいて算定されております。
b 役員退職慰労引当金
内規による中間会計期間末支給額に基づいて算定されております。
②当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当中間会計期間における経営成績等は、「経営成績等の状況の概要」で述べたとおり、ゴルフ場業界においても、厳しい状況で推移した中で、当社では、ゴルファーの幅広いニーズにお応えするべく、平日祝日の平日料金扱い、全火曜日のセルフ営業実施、浜名湖レディースオープン、当クラブ所属プロによるゴルフ教室の実施等各営業施策を展開した結果、入場者は20,086人(前年比96.9%),売上高は309,565千円(前年比102.0%、6,021千円の増加)となりました。
売上原価は、前期に比べ4,453千円増加しております。主なものは、コース管理費が3,418千円増加しております。また、販売費及び一般管理費は、修繕費が10,099千円、減価償却費が5,388千円増加により17,417千円増加しています。
上記により、税引前中間純損失は、1,993千円(前期は、税引前当期純利益4,403千円)となりました。
a 経営成績に重要な影響を与える要因について
「経営成績等の状況等の概要」で述べたとおり、顧客の低料金志向は強く、加えて少子高齢化によるゴルフ人口の減少、ゴルフ場の供給過多、若年層のゴルフ離れなど構造的要因により、依然として厳しい状況が予想され、今後も客単価の下落、入場者の減少が見込まれます。従って、営業収益の見通しにつきましては、厳しいものがあると予想しております。
b 戦略的現状と見通し
当社は、このような状況をふまえて、顧客満足度をあげるべく、キャディサービスの向上・充実と共に、コース管理体制を整備し、来場者が満足してプレーできるゴルフ場作りに努めてまいります。
c 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金状況は、営業活動によるキャッシュフ・フローでは前期より8,291千円少ない62,788千円となっております。
この主な内訳は、その他流動負債の増減によるもの10,053千円であります。
また、投資活動によるキャッシュ・フローでは前期が19,586千円の支出に対し、当期では80,420千円の支出となっております。その主な内訳は、有形固定資産の取得による支出30,456千円であります。これは自己資金でまかなっております。
d 経営者の問題認識と今後の方針について
当社の経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき、最善の経営方針を立案するよう努めておりますが、バブル崩壊後のゴルフ場業界全体のビジネス環境の変化に鑑みると、当社を取り巻く事業環境は更に厳しさを増すことが予想され、一層の営業努力と合理化が必要と認識しております。

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