有価証券報告書-第50期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の
概要は、次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、個人消費や設備投資また内需も堅調だったことにより、景気は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、自然災害の影響、米国の通商政策による貿易摩擦や為替の不安定さなど、景気に悪影響を及ぼす状況も見受けられるようになってまいりました。
ゴルフ場業界は、働き方改革やプレーヤーの高齢化などによりゴルフ人口が減少するなか、豪雨や猛暑によりプレー環境は悪化し来場者は減少いたしました。
このような状況のなか、当ゴルフ場は、インターネットを活用した営業を強化致しました。また、プライベートコンペの獲得やゴルフ料金プランの多様化などの諸施策を講じて、増員・増収を図ってまいりました。7月には豪雨被害が発生しましたが、フェアウェイやグリーンなどの保守管理に全力を傾注致しました。なお、業務の効率化やコスト削減のため、カートの更新やクラブハウスなどの照明機器をLED化するなどの投資も行いました。これらによって、当期の来場者数は1,309名増加し35,866名となりました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ5,686千円増加し、1,784,431千円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ280千円減少し、50,267千円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ5,966千円増加し、1,734,164千円となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は321,815千円(前期比100.3%)となりましたが、営業促進費等の増加により、営業損失は5,607千円(前期10,373千円赤字)となり、経常利益は12,570千円(前年比102.7%)、当期純利益は5,966千円(前年比68.6%)となりました。
注)上記金額には消費税等は含まれておりません。
なお、当社には子会社がなくゴルフ場経営しか行っておりませんので、セグメントの記載はしておりません。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下資金という)は、営業活動によるキャッシュ・フローが21,813千円増加し、また投資活動によるキャッシュ・フローが27,690千円減少したことにより、前事業年度末に比べ5,877千円減少し、当事業年度末には155,464千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は21,813千円(前年同期は19,716千円の流入)となりました。
その主な要因は、法人税等の支払額により資金が減少した反面、税引前当期純利益9,158千円、減価償却による内部留保17,831千円などにより資金が流入したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は27,690千円(前年同期は247,862千円の流出)となりました。
その主な要因は、定期預金の預入により20,000千円、有形固定資産の取得により14,590千円の資金が流出したことなどによります。
③生産、受注及び販売の実績
(a)当社の事業内容は、提供するサービスの性格上、生産実績及び受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
(b)来場者数実績
(c)営業収入の実績
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この財務諸表の作成にあたっては、当事業年度における財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積もり、予測を必要としております。当社は、過去の実数値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、427,963千円(前事業年度は411,606千円)となり、16,356千円増加しました。この要因として、税引前当期純利益9,158千円、減価償却費17,831千円などの計上により内部留保が増加し、現金及び預金が391,341千円から405,464千円へ14,123千円増加したことによるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、1,356,468千円(前事業年度は1,367,139千円)となりました。この要因として、新規に減価償却資産を14,515千円取得した一方で、投資その他の資産6,335千円の減少や、減価償却費17,831千円の計上によるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、42,903千円(前事業年度は43,183千円)となり、280千円減少しました。この主な要因としては、賞与引当金が766千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、7,364千円(前事業年度は7,364千円)となりました。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、1,734,164千円(前事業年度は1,728,198千円)となり5,966千円増加しました。これは当期純利益の計上によるものであります。
(b)経営成績の分析
当事業年度における売上高は、321,815千円(前期比0.3%増)、売上原価は202,974千円(前期比3.6%減)、販売費及び一般管理費は、124,448千円(前期比3.1%増)で、当期純利益は5,966千円(前期比31.4%減)となりました。その主な要因は、キャディフィ収入が95,940千円から92,473千円と減収となり、営業費用においては、売上原価が210,585千円から202,974千円と減少した一方で、販売費及び一般管理費が120,748千円から124,448千円と増加したこと、また、営業外収益が22,608千円から18,231千円へ減少したことによるものです。
なお、経営上の目標として来場者数を34千人、売上高は320,000千円としており、ほぼ達成しております。
入場者数、売上高等の推移
(c)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(d)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(e)資本の財源及び資金の流動性
資金概要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものはコース維持費、プレー費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また設備資金需要としては、コース及びクラブハウスに対す有形固定資産投資があります。
財務政策
当社は短期運転資金、長期運転資金ともに自己資金でまかなっており、当事業年度末において借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高はありません。また当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は155,464千円となっております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の
概要は、次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、個人消費や設備投資また内需も堅調だったことにより、景気は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、自然災害の影響、米国の通商政策による貿易摩擦や為替の不安定さなど、景気に悪影響を及ぼす状況も見受けられるようになってまいりました。
ゴルフ場業界は、働き方改革やプレーヤーの高齢化などによりゴルフ人口が減少するなか、豪雨や猛暑によりプレー環境は悪化し来場者は減少いたしました。
このような状況のなか、当ゴルフ場は、インターネットを活用した営業を強化致しました。また、プライベートコンペの獲得やゴルフ料金プランの多様化などの諸施策を講じて、増員・増収を図ってまいりました。7月には豪雨被害が発生しましたが、フェアウェイやグリーンなどの保守管理に全力を傾注致しました。なお、業務の効率化やコスト削減のため、カートの更新やクラブハウスなどの照明機器をLED化するなどの投資も行いました。これらによって、当期の来場者数は1,309名増加し35,866名となりました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ5,686千円増加し、1,784,431千円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ280千円減少し、50,267千円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ5,966千円増加し、1,734,164千円となりました。
(b)経営成績
当事業年度の売上高は321,815千円(前期比100.3%)となりましたが、営業促進費等の増加により、営業損失は5,607千円(前期10,373千円赤字)となり、経常利益は12,570千円(前年比102.7%)、当期純利益は5,966千円(前年比68.6%)となりました。
注)上記金額には消費税等は含まれておりません。
なお、当社には子会社がなくゴルフ場経営しか行っておりませんので、セグメントの記載はしておりません。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下資金という)は、営業活動によるキャッシュ・フローが21,813千円増加し、また投資活動によるキャッシュ・フローが27,690千円減少したことにより、前事業年度末に比べ5,877千円減少し、当事業年度末には155,464千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は21,813千円(前年同期は19,716千円の流入)となりました。
その主な要因は、法人税等の支払額により資金が減少した反面、税引前当期純利益9,158千円、減価償却による内部留保17,831千円などにより資金が流入したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は27,690千円(前年同期は247,862千円の流出)となりました。
その主な要因は、定期預金の預入により20,000千円、有形固定資産の取得により14,590千円の資金が流出したことなどによります。
③生産、受注及び販売の実績
(a)当社の事業内容は、提供するサービスの性格上、生産実績及び受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
(b)来場者数実績
| 第49期 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 第50期 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | ||||||||||||
| 月別 | 営業日数 (日) | 会員 (名) | 無記名 (名) | 客員 (名) | 計 (名) | 一日平均 (名) | 月別 | 営業日数 (日) | 会員 (名) | 無記名 (名) | 客員 (名) | 計 (名) | 一日平均 (名) |
| 2017.4 | 30 | 827 | 218 | 2,129 | 3,174 | 106 | 2018.4 | 30 | 825 | 200 | 2,157 | 3,182 | 106 |
| 5 | 31 | 845 | 356 | 2,546 | 3,747 | 121 | 5 | 31 | 709 | 304 | 2,788 | 3,801 | 123 |
| 6 | 30 | 708 | 168 | 1,878 | 2,754 | 92 | 6 | 30 | 743 | 141 | 2,245 | 3,129 | 104 |
| 7 | 30 | 782 | 210 | 1,941 | 2,933 | 98 | 7 | 27 | 562 | 85 | 1,525 | 2,172 | 80 |
| 8 | 30 | 620 | 21 | 1,672 | 2,313 | 77 | 8 | 30 | 573 | 46 | 1,791 | 2,410 | 80 |
| 9 | 30 | 666 | 163 | 1,764 | 2,593 | 86 | 9 | 29 | 622 | 165 | 1,734 | 2,521 | 87 |
| 10 | 31 | 771 | 544 | 1,479 | 2,794 | 90 | 10 | 31 | 779 | 326 | 2,195 | 3,300 | 106 |
| 11 | 30 | 877 | 446 | 2,186 | 3,509 | 117 | 11 | 30 | 685 | 455 | 2,369 | 3,509 | 117 |
| 12 | 31 | 789 | 237 | 2,566 | 3,592 | 116 | 12 | 31 | 738 | 294 | 2,733 | 3,765 | 121 |
| 2018.1 | 30 | 596 | 25 | 1,809 | 2,430 | 81 | 2019.1 | 30 | 600 | 16 | 2,242 | 2,858 | 95 |
| 2 | 26 | 426 | 9 | 1,418 | 1,853 | 71 | 2 | 26 | 496 | 18 | 1,660 | 2,174 | 84 |
| 3 | 31 | 745 | 269 | 1,851 | 2,865 | 92 | 3 | 31 | 678 | 178 | 2,189 | 3,045 | 98 |
| 計 | 360 | 8,652 | 2,666 | 23,239 | 34,557 | 96 | 計 | 356 | 8,010 | 2,228 | 25,628 | 35,866 | 101 |
| 来場者に対する割合(%) | 25 | 8 | 67 | 100 | 来場者に対する割合(%) | 22 | 6 | 72 | 100 | ||||
| (注)当事業年度中の臨時休業日数は以下のとおりであります。 雷雨のため 1日 積雪のため 1日 | (注)当事業年度中の臨時休業日数は以下のとおりであります。 豪雨のため 2日 台風のため 1日 積雪のため 2日 |
(c)営業収入の実績
| 区分 | 第49期 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 第50期 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | ||
| 科目 | 金額(千円) | 百分率(%) | 金額(千円) | 百分率(%) |
| 営業収入の部 | ||||
| グリーンフィ | 73,515 | 22.9 | 76,610 | 23.8 |
| キャディフィ | 95,940 | 29.9 | 92,473 | 28.8 |
| 諸費用 | 73,901 | 23.0 | 76,849 | 23.9 |
| 売店売上 | 2,460 | 0.8 | 2,918 | 0.9 |
| 受託手数料 | 15,233 | 4.7 | 15,566 | 4.8 |
| 競技参加料 | 10,643 | 3.3 | 8,639 | 2.7 |
| 年会費 | 34,462 | 10.8 | 33,842 | 10.5 |
| その他 | 14,804 | 4.6 | 14,915 | 4.6 |
| 営業収入合計 | 320,961 | 100 | 321,815 | 100 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この財務諸表の作成にあたっては、当事業年度における財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積もり、予測を必要としております。当社は、過去の実数値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、427,963千円(前事業年度は411,606千円)となり、16,356千円増加しました。この要因として、税引前当期純利益9,158千円、減価償却費17,831千円などの計上により内部留保が増加し、現金及び預金が391,341千円から405,464千円へ14,123千円増加したことによるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、1,356,468千円(前事業年度は1,367,139千円)となりました。この要因として、新規に減価償却資産を14,515千円取得した一方で、投資その他の資産6,335千円の減少や、減価償却費17,831千円の計上によるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、42,903千円(前事業年度は43,183千円)となり、280千円減少しました。この主な要因としては、賞与引当金が766千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、7,364千円(前事業年度は7,364千円)となりました。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、1,734,164千円(前事業年度は1,728,198千円)となり5,966千円増加しました。これは当期純利益の計上によるものであります。
(b)経営成績の分析
当事業年度における売上高は、321,815千円(前期比0.3%増)、売上原価は202,974千円(前期比3.6%減)、販売費及び一般管理費は、124,448千円(前期比3.1%増)で、当期純利益は5,966千円(前期比31.4%減)となりました。その主な要因は、キャディフィ収入が95,940千円から92,473千円と減収となり、営業費用においては、売上原価が210,585千円から202,974千円と減少した一方で、販売費及び一般管理費が120,748千円から124,448千円と増加したこと、また、営業外収益が22,608千円から18,231千円へ減少したことによるものです。
なお、経営上の目標として来場者数を34千人、売上高は320,000千円としており、ほぼ達成しております。
入場者数、売上高等の推移
| 経営指標 | 第46期 (2015年3月) | 第47期 (2016年3月) | 第48期 (2017年3月) | 第49期 (2018年3月) | 第50期 (2019年3月) |
| 入場者数(人) | 34,399 | 34,862 | 33,917 | 34,557 | 35,866 |
| 売上高(百万円) | 318 | 317 | 321 | 320 | 321 |
| 一人当たり売上高(円) | 9,255 | 9,099 | 9,477 | 9,288 | 8,973 |
(c)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(d)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(e)資本の財源及び資金の流動性
資金概要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものはコース維持費、プレー費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また設備資金需要としては、コース及びクラブハウスに対す有形固定資産投資があります。
財務政策
当社は短期運転資金、長期運転資金ともに自己資金でまかなっており、当事業年度末において借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高はありません。また当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は155,464千円となっております。