有価証券報告書-第35期(令和2年3月21日-令和3年3月20日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、国内外における新型コロナウイルスの影響により、個人消費の低迷や失業者の増加など非常に厳しい状況で推移しました。経済活動再開のための各種施策等が打ち出されているものの、感染拡大の収束目途は立たず、依然として先行き不透明感は続くと予測されます。
東海三県のゴルフ場業界におきましては、新型コロナウイルス拡大を懸念し、春先は来場者数が落ち込み、7月以降徐々に持ち直しましたが、プレーフィーの低価格化などが更に進み、ゴルフ場を取り巻く環境は一層厳しくなっております。
このような環境下、顧客満足度向上を目指し、バンカーの改修工事、Teeの増設等のコースメンテナンスを継続的に行いました。また、課題である平日集客に向け、平日限定プランの充実やメールマガジンの充実に注力いたしました。
しかしながら春先の新型コロナウイルスの影響に加え、積雪クローズ22日間の影響を挽回するまでには至らず、来場者数は35,663名(前期比4,726名減)、売上高におきましては、371百万円(前期比70百万円 16.0%減)となりました。経常損益におきましても、経常損失8百万円(前年同期は経常利益13百万円)と減収減益となりました。
当期末の資産の部は1,548百万円(前期比22百万円 1.4%減)となりました。これは、長期債務の支払いによる資産の減少が主な要因となっております。負債の部は179百万円(前期比10百万円 5.6%減)となりました。純資産の部は1,369百万円(前期比11百万円 0.8%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2百万円減少し、当事業年度末は7百万円(前年同期比25.6%減)となりました。各キャッシュ・フローは次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果使用した資金は0百万円(前年同期は40百万円の獲得)となりました。これは主に税引前当期純損失8百万円の計上、仕入債務及び未払費用の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果回収した資金は12百万円(前年同期は21百万円の使用)となりました。これは主に、親会社である宝交通株式会社への貸付の回収23百万円、有形固定資産の取得10百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は15百万円(前年同期比2百万円増)となりました。これは主にリース債務の返済11百万円によるものであります。
仕入及び販売の実績
(1)商品の仕入実績
当事業年度の商品仕入実績を品目別に示すと次のとおりであります。
| 品目別 | 当事業年度 (自 2020年3月21日 至 2021年3月20日) | 前事業年度 (自 2019年3月21日 至 2020年3月20日) | 前年同期比(%) |
| ゴルフ場事業 | |||
| 食堂料理飲料資材(千円) | 30,668 | 39,883 | 76.89 |
| 売店商品(千円) | 10,025 | 15,236 | 65.79 |
| 合計(千円) | 40,694 | 55,120 | 73.82 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)販売実績
当事業年度の販売実績を収入別に示すと次のとおりであります。
| 収入別 | 当事業年度 (自 2020年3月21日 至 2021年3月20日) | 前事業年度 (自 2019年3月21日 至 2020年3月20日) | 前年同期比(%) |
| ゴルフ場事業 | |||
| プレイ収入(千円) | 221,212 | 250,038 | 88.47 |
| 食堂・売店収入(千円) | 111,571 | 149,375 | 74.69 |
| 登録料収入(千円) | 4,800 | 8,631 | 55.61 |
| その他収入(千円) | 33,426 | 33,790 | 98.92 |
| 合計(千円) | 371,010 | 441,837 | 83.96 |
(注)1.上記金額は、ゴルフ場利用税を含まない実績収入によるものです。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)営業実績
当事業年度の来場者数は次のとおりであります。
| 来場者数 | 当事業年度 (自 2020年3月21日 至 2021年3月20日) | 前事業年度 (自 2019年3月21日 至 2020年3月20日) | 前年同期比(%) |
| 平日(名) | 21,026 | 22,383 | 93.93 |
| 休日(名) | 14,637 | 18,006 | 81.28 |
| 合計(名) | 35,663 | 40,389 | 88.29 |
(注) 定休日は5日(前年同期比▲8日)積雪等によるクローズは22日(前年同期比+18日)でありました。
当事業年度の会員種別は次のとおりであります。
| 会員種別 | 当事業年度 (自 2020年3月21日 至 2021年3月20日) | 前事業年度 (自 2019年3月21日 至 2020年3月20日) | 前年同期比(%) |
| メンバー(名) | 10,524 | 11,759 | 89.49 |
| ビジター(名) | 25,139 | 28,630 | 87.80 |
| 合計(名) | 35,663 | 40,389 | 88.29 |
経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析、検討内容
経営者の視点による当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りは不確実性を伴うため、実際の結果は異なることがあります。
(2)当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
①売上高
売上高におきましては、顧客満足度向上を目指しバンカー改修、Teeの増設等のコースメンテナンスを継続的に行うとともに平日集客に向け、平日限定プランの充実及びメールマガジンの充実に注力いたしました。しかしながら、新型コロナウイルスの影響によるコンペのキャンセル等に加え、積雪クローズ22日間の影響を挽回するまでには至りませんでした。その結果、来場者数は35,663名(前年同期比4,726名減)、売上高371百万円(前年同期比70百万円減、16.0%減)となりました。
②経常損失
経常損失におきましては、売上高と同様に新型コロナウイルスの影響による来場者数の減少で8百万円(前年同期は経常利益13百万円)となりました。このような状況下、更に顧客満足度を上げるべく、コースメンテナンス及びクラブハウス等の施設を整備し、サービスの充実、付加価値を高め来場者が満足していただけるゴルフ場作りに務めてまいります。
(3)当事業年度末における財政状態に関する認識及びの分析・検討内容
①資産
当事業年度末の総資産残高は、1,548百万円(前年同期比22百万円減、1.4%減)となりました。これは、長期債務の支払いによる資産の減少が主な要因であります。
②負債
当事業年度末の総負債残高は、179百万円(前年同期比10百万円減、5.6%減)となりました。
③純資産
当事業年度末の純資産残高は、1,369百万円(前年同期比11百万円減、0.8%減)となりました。当期純損失の計上により繰越利益剰余金が11百万円減少したことが主な要因であります。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社は、設備投資に必要な資金及び、その他の所要資金については、親会社からの資金調達によりまかなっております。なお、重要な資本的支出の予定は現状ありません。