有価証券報告書-第36期(令和3年3月21日-令和4年3月20日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、年度前半は新型コロナウイルスの影響による2度の緊急事態宣言の発出もあり、景気は一進一退となりました。秋口以降は感染拡大の防止策やワクチン接種が促進し、行動制限緩和の動きがみられる中、各種政策の効果もあって持ち直しの動きがみられました。しかしながら年明け以降はコロナウイルスの変異株による感染拡大もあり、感染者数は高止まりの状況が続いています。また、年度終盤にはロシア軍のウクライナ侵攻が始まり、原油高、食料価格の高騰など日本に与える影響も大きく、景気の下振れ懸念が強まりました。
東海三県のゴルフ場業界におきましては、新型コロナウイルスの収束に目途が立たないものの、4月以降はコンペ以外の予約を中心に徐々に持ち直しました。一方で、企業様を中心としたコンペが伸び悩み単価の回復にはまだまだ厳しい環境となっております。また、当年事業度におきましては、積雪が非常に多い年となり過去最多のクローズ日数を記録しました。
しかしながら年間通して平日の来客数が好調なこともあり、来場者数は38,150名(前期比2,487名増)、売上高におきましては、415百万円(前期比44百万円、11.8%増)となり、経常利益におきましても、9百万円(前期は8百万円の経常損失)と増収増益となりました
当期末の資産の部は1,555百万円(前期比6百万円 0.4%増)となりました。これは、親会社への貸付の増加が主な要因となっております。負債の部は179百万円(前期比0百万円 0.1%減)となりました。純資産の部は1,376百万円(前期比7百万円 0.5%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ0百万円増加し、当事業年度末は8百万円(前年同期比4.0%増)となりました。各キャッシュ・フローは次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果獲得した資金は40百万円(前年同期は0百万円の使用)となりました。これは主に税引前当期純利益9百万円の計上、仕入債務及び未払消費税等の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は22百万円(前年同期は12百万円の回収)となりました。これは主に、親会社である宝交通株式会社への貸付の増加17百万円、有形固定資産の取得5百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は16百万円(前年同期比1百万円増)となりました。これは主にリース債務の返済13百万円によるものであります。
仕入及び販売の実績
(1)商品の仕入実績
当事業年度の商品仕入実績を品目別に示すと次のとおりであります。
| 品目別 | 当事業年度 (自 2021年3月21日 至 2022年3月20日) | 前事業年度 (自 2020年3月21日 至 2021年3月20日) | 前年同期比(%) |
| ゴルフ場事業 | |||
| 食堂料理飲料資材(千円) | 33,589 | 30,668 | 109.52 |
| 売店商品(千円) | 12,953 | 10,025 | 129.21 |
| 合計(千円) | 46,543 | 40,694 | 114.37 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)販売実績
当事業年度の販売実績を収入別に示すと次のとおりであります。
| 収入別 | 当事業年度 (自 2021年3月21日 至 2022年3月20日) | 前事業年度 (自 2020年3月21日 至 2021年3月20日) | 前年同期比(%) |
| ゴルフ場事業 | |||
| プレイ収入(千円) | 242,402 | 221,212 | 109.57 |
| 食堂・売店収入(千円) | 123,837 | 111,571 | 110.99 |
| 登録料収入(千円) | 15,240 | 4,800 | 317.51 |
| その他収入(千円) | 33,610 | 33,426 | 100.54 |
| 合計(千円) | 415,091 | 371,010 | 111.88 |
(注)1.上記金額は、ゴルフ場利用税を含まない実績収入によるものです。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)営業実績
当事業年度の来場者数は次のとおりであります。
| 来場者数 | 当事業年度 (自 2021年3月21日 至 2022年3月20日) | 前事業年度 (自 2020年3月21日 至 2021年3月20日) | 前年同期比(%) |
| 平日(名) | 22,974 | 21,026 | 109.26 |
| 休日(名) | 15,176 | 14,637 | 103.68 |
| 合計(名) | 38,150 | 35,663 | 106.97 |
(注) 定休日は9日(前年同期比+4日)積雪等によるクローズは39日(前年同期比+17日)でありました。
当事業年度の会員種別は次のとおりであります。
| 会員種別 | 当事業年度 (自 2021年3月21日 至 2022年3月20日) | 前事業年度 (自 2020年3月21日 至 2021年3月20日) | 前年同期比(%) |
| メンバー(名) | 11,553 | 10,524 | 109.78 |
| ビジター(名) | 26,597 | 25,139 | 105.80 |
| 合計(名) | 38,150 | 35,663 | 106.97 |
経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析、検討内容
経営者の視点による当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りは不確実性を伴うため、実際の結果は異なることがあります。
(2)当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
①売上高
売上高におきましては、新型コロナウイルスの影響で、企業様を中心としたコンペが伸び悩み単価の回復にはまだまだ厳しい環境となっております。また、当年事業度におきましては、積雪が非常に多い年となり過去最多のクローズ日数を記録しました。しかしながら、平日の集客が好調に推移した結果、来場者数は38,150名(前年同期比2,487名増)、売上高415百万円(前年同期比44百万円増、11.8%増)となりました。
②経常利益
経常利益におきましても、売上高と同様に来場者数の増加により9百万円(前年同期は経常損失8百万円)となりました。このような状況下、更に顧客満足度を上げるべく、コースメンテナンス及びクラブハウス等の施設を整備し、サービスの充実、付加価値を高め来場者が満足していただけるゴルフ場作りに務めてまいります。
(3)当事業年度末における財政状態に関する認識及びの分析・検討内容
①資産
当事業年度末の総資産残高は、1,555百万円(前年同期比6百万円増、0.4%増)となりました。これは、親会社への短期貸付金が17百万円増加したことが主な要因であります。
②負債
当事業年度末の総負債残高は、179百万円(前年同期比0百万円減、0.1%減)となりました。
③純資産
当事業年度末の純資産残高は、1,376百万円(前年同期比7百万円増、0.5%増)となりました。当期純利益の計上により繰越利益剰余金が7百万円増加したことが主な要因であります。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社は、設備投資に必要な資金及び、その他の所要資金については、親会社からの資金調達によりまかなっております。なお、重要な資本的支出の予定は現状ありません。