有価証券報告書-第41期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 9:16
【資料】
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【項目】
60項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものである。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。
(2)当事業年度の経営成績の分析
当社の経営成績は、オープンコンペ、スタンプラリー等積極的な営業施策を展開したものの、夏季及び冬季の天候不順等による来場者減がひびき、来場者数は前年比93.8%の39,562人となり、平均客単価は同対比99.7%の10,746円となったが、年会費等のその他収入が130.9%の55,969千円となったものの、営業収益は同対比96.7%の481,111千円となった。損益については合理的費消に努めたが、レストランの直営化に伴う人件費増等により、販売費及び一般管理費は同対比103.4%の430,929千円となり、営業利益は同対比100.3%の10,328千円、経常利益は同対比137.8%の14,518千円、当期純利益は同対比120.4%の8,391千円となった。
(3)戦略的現状と見通し
当社は、営業面において近隣ゴルフ場との集客競争が一層激化することが予測されるため、一層顧客満足度を高めるため、全従業員が一丸となって顧客目線にもとづく業務の継続的改善を行い、サービス及びコースの質の向上に努め、来場者数につなげることによって営業収入の増大を計り、収益向上を図っていく。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金状況は、当事業年度キャッシュ・フローでは、前事業年度に比して14,559千円減少した。
(5)重要事象等を解消するための対応策
「4.事業等のリスク」に記載の継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に対処す べく、当社では持続的成長の前提となる「黒字安定化」を継続していくため、集客増による営業収入の増加を図る とともに、経費の削減により手元資金を確保していくことが必要であると認識しております。
①営業面強化
オープンコンペ、スタンプラリー等積極的な営業施策を展開するとともに、レストラン直営化によるメリットを 最大限生かすことによって収益の向上につなげてまいります。
②経費の削減
パート・アルバイト等臨時従業員のより効率的な管理により人件費の削減を図るとともに、従業員が一丸とな って業務の改革・改善に努め、より効率的な経営体質を構築してまいります。