有価証券報告書-第32期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)
経営成績等の状況の概要
(1)財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善により、消費増税の影響があったものの、緩やかな回復基調が続いておりますが、中国経済の先行き、英国のEU離脱、中東地域を巡る情勢等の海外経済の動向による影響が懸念されております。
ゴルフ業界においては、2019年8月に開催されたAIG全英女子オープンにて、渋野日向子プロが日本人女子選手として42年ぶり二人目のメジャー優勝を果たしたことにより、ゴルフへの注目度を高めました。今後もゴルフ市場の動向を見極めていく必要があります。
当事業年度において、入場者は15,639名、前年同期比105.4%と若干増加いたしております。
売上高は、480,176千円、前年同期比100.9%となっております。
2019年はメンバーがゲストを同伴しやすくするため、メンバー同伴料金の値下げを行いましたが、平日のメンバー同伴ゲストについては、当初に期待したほどの集客効果が得られず、来場者数は若干増加したものの、客単価の減少に伴い、売上高はほぼ横ばいで終了いたしました。
売上原価と販売費及び一般管理費の合計は500,954千円、前年同期比101.7%と若干増加いたしております。
前事業年度は、全国的に人手不足が高まるなかで、当クラブにおいてもキャディを中心とした従業員の確保が困難を極めておりましたが、当事業年度において、コース管理人員の充実など従業員の確保が進んだことにより、前事業年度と比べ労務費が増加いたしております。
営業損失は20,777千円(前年同期は16,701千円)となりました。
今後も、会員の高齢化に対する施策を推進し、会員の活性化を図り、来場者数の増加を図ってまいります。
なお、セグメントごとの経営成績については、ゴルフ場事業単一セグメントにつき記載しておりません。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末より23,127千円増加し、当事業年度末残高は50,987千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動による資金は6,211千円の増加(前事業年度は1,949千円の増加)となっております。これは主に、減価償却費が18,299千円、その他の流動負債の増加額が15,260千円となったことによるもので
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動による資金は9,084千円の減少(前事業年度は22,807千円の減少)となっております。これは、有形固定資産の取得による支出9,084千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動による資金は26,000千円の増加(前事業年度は25,000千円の増加)となっております。これは、短期借入れによる収入(110,000千円)と、短期借入金(60,000千円)及び長期借入金(24,000千円)を返済したことによるものです。
営業の状況
当社は、ゴルフ場事業の単一セグメントであるため、事業部門別に記載しております。
(1)売上収入
当事業年度の売上収入実績は次のとおりであります。
(2)入場者
当事業年度中の入場者実績は次のとおりであります。
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成に当たり、決算日における資産・負債及び収入・費用等の報告金額に影響を与える見積りは引当金の計上であり、これらの見積りについて当事業年度の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は前提条件や事業環境の変化等により見積りと異なる場合があります。
(2)財政状態
① 資産の部
資産合計は1,530,257千円(前事業年度は1,502,137千円)となり、28,119千円増加しました。
これは、リース資産の取得(10,962千円)、建物附属設備の取得(5,881千円)による固定資産の増加が主な要因であります。
② 負債の部
負債合計は640,421千円(前事業年度は592,869千円)となり、47,552千円増加しました。
これは、関係会社短期借入金の増加(99,000千円)が主な要因であります。
(3)経営成績の分析
当事業年度における売上高は、480,176千円(前事業年度比100.9%)となりました。
売上原価及び販売費及び一般管理費の合計は、500,954千円(前事業年度比101.7%)となりました。
この結果、営業損失は20,777千円(前事業年度は営業損失16,701千円)となりました。
当事業年度において、メンバーがゲストを同伴しやすくするため、メンバー同伴ゲストのプレー料金の引き下げをおこないましたが、目標値の来場者数を獲得することができず、グリーンフィ売上が減少しております。
来場者数は、前年同期比105.4%と若干増加いたしましたが、プレー料金の引き下げにより客単価が減少しており、当初に期待したほどの集客効果が得られず、売上高は前事業年度とほぼ横ばいで終了いたしております。
当社の経営成績に重要な影響を与える要因としては、当社は、コースのクォリティ、サービス品質、併設する宿泊施設等により、優位性を強調して顧客誘致を図っておりますが、ゴルフ業界におけるプレー料金の低価格化、高齢化によるプレー人口の減少により厳しい集客状況となっております。また、近年の猛暑や異常気象等の天候不順や自然災害も来場者数に与える影響は大きいと判断しております。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資本の財源及び資金の流動性については、当社の運転資金のうち主なものは人件費とコースの整備・維持管理に係る費用であり、投資活動においては、クラブハウス及びその付帯設備等の修繕・改修及びコースの改修、コース管理機械の更新等に係る設備投資であります。当社は、事業活動において必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。営業活動及び投資活動とも内部資金を財源として行うことを基本としておりますが、財務状況により、必要に応じて関係会社や金融機関からの借り入れを行うこととしております。
(5)継続企業の前提に関する重要事象について
当事業年度末日において、有利子債務残高が458,560千円と営業キャッシュ・フローに対して多額となっております。
こうした状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
しかしながら、当該事象を解消又は改善するための下記のような対応策を講じることにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性はないと認識しております。
今後の売上増強計画を策定しており、この計画を実行することにより来場者の確保を行うことと、更なる経営効率化を図ることにより、営業収益の改善に努めてまいります。
また、優先償還株式の発行によりキャッシュ・フローの確保を図ることが可能であります。
以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと認識いたしております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善により、消費増税の影響があったものの、緩やかな回復基調が続いておりますが、中国経済の先行き、英国のEU離脱、中東地域を巡る情勢等の海外経済の動向による影響が懸念されております。
ゴルフ業界においては、2019年8月に開催されたAIG全英女子オープンにて、渋野日向子プロが日本人女子選手として42年ぶり二人目のメジャー優勝を果たしたことにより、ゴルフへの注目度を高めました。今後もゴルフ市場の動向を見極めていく必要があります。
当事業年度において、入場者は15,639名、前年同期比105.4%と若干増加いたしております。
売上高は、480,176千円、前年同期比100.9%となっております。
2019年はメンバーがゲストを同伴しやすくするため、メンバー同伴料金の値下げを行いましたが、平日のメンバー同伴ゲストについては、当初に期待したほどの集客効果が得られず、来場者数は若干増加したものの、客単価の減少に伴い、売上高はほぼ横ばいで終了いたしました。
売上原価と販売費及び一般管理費の合計は500,954千円、前年同期比101.7%と若干増加いたしております。
前事業年度は、全国的に人手不足が高まるなかで、当クラブにおいてもキャディを中心とした従業員の確保が困難を極めておりましたが、当事業年度において、コース管理人員の充実など従業員の確保が進んだことにより、前事業年度と比べ労務費が増加いたしております。
営業損失は20,777千円(前年同期は16,701千円)となりました。
今後も、会員の高齢化に対する施策を推進し、会員の活性化を図り、来場者数の増加を図ってまいります。
なお、セグメントごとの経営成績については、ゴルフ場事業単一セグメントにつき記載しておりません。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末より23,127千円増加し、当事業年度末残高は50,987千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動による資金は6,211千円の増加(前事業年度は1,949千円の増加)となっております。これは主に、減価償却費が18,299千円、その他の流動負債の増加額が15,260千円となったことによるもので
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動による資金は9,084千円の減少(前事業年度は22,807千円の減少)となっております。これは、有形固定資産の取得による支出9,084千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動による資金は26,000千円の増加(前事業年度は25,000千円の増加)となっております。これは、短期借入れによる収入(110,000千円)と、短期借入金(60,000千円)及び長期借入金(24,000千円)を返済したことによるものです。
営業の状況
当社は、ゴルフ場事業の単一セグメントであるため、事業部門別に記載しております。
(1)売上収入
当事業年度の売上収入実績は次のとおりであります。
| 事業部門別 | 第32期 (自 平成31年1月1日 至 令和元年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 年会費(千円) | 87,495 | 100.3 |
| グリーンフィ(千円) | 109,991 | 93.7 |
| キャディフィ(千円) | 92,097 | 105.0 |
| レストラン(千円) | 71,449 | 99.9 |
| プロショップ(千円) | 12,777 | 105.3 |
| 施設利用料(千円) | 59,640 | 105.5 |
| 登録・書換手数料(千円) | 23,850 | 95.9 |
| その他(千円) | 22,874 | 122.1 |
| 合計(千円) | 480,176 | 100.9 |
(2)入場者
当事業年度中の入場者実績は次のとおりであります。
| 区分 | 第32期 (自 平成31年1月1日 至 令和元年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 営業日数(日) | 327 | 101.2 |
| メンバー(人) | 4,040 | 115.2 |
| ファミリー(人) | 388 | 113.4 |
| ゲスト(人) | 11,211 | 102.0 |
| 合計(人) | 15,639 | 105.4 |
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成に当たり、決算日における資産・負債及び収入・費用等の報告金額に影響を与える見積りは引当金の計上であり、これらの見積りについて当事業年度の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は前提条件や事業環境の変化等により見積りと異なる場合があります。
(2)財政状態
① 資産の部
資産合計は1,530,257千円(前事業年度は1,502,137千円)となり、28,119千円増加しました。
これは、リース資産の取得(10,962千円)、建物附属設備の取得(5,881千円)による固定資産の増加が主な要因であります。
② 負債の部
負債合計は640,421千円(前事業年度は592,869千円)となり、47,552千円増加しました。
これは、関係会社短期借入金の増加(99,000千円)が主な要因であります。
(3)経営成績の分析
当事業年度における売上高は、480,176千円(前事業年度比100.9%)となりました。
売上原価及び販売費及び一般管理費の合計は、500,954千円(前事業年度比101.7%)となりました。
この結果、営業損失は20,777千円(前事業年度は営業損失16,701千円)となりました。
当事業年度において、メンバーがゲストを同伴しやすくするため、メンバー同伴ゲストのプレー料金の引き下げをおこないましたが、目標値の来場者数を獲得することができず、グリーンフィ売上が減少しております。
来場者数は、前年同期比105.4%と若干増加いたしましたが、プレー料金の引き下げにより客単価が減少しており、当初に期待したほどの集客効果が得られず、売上高は前事業年度とほぼ横ばいで終了いたしております。
当社の経営成績に重要な影響を与える要因としては、当社は、コースのクォリティ、サービス品質、併設する宿泊施設等により、優位性を強調して顧客誘致を図っておりますが、ゴルフ業界におけるプレー料金の低価格化、高齢化によるプレー人口の減少により厳しい集客状況となっております。また、近年の猛暑や異常気象等の天候不順や自然災害も来場者数に与える影響は大きいと判断しております。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資本の財源及び資金の流動性については、当社の運転資金のうち主なものは人件費とコースの整備・維持管理に係る費用であり、投資活動においては、クラブハウス及びその付帯設備等の修繕・改修及びコースの改修、コース管理機械の更新等に係る設備投資であります。当社は、事業活動において必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。営業活動及び投資活動とも内部資金を財源として行うことを基本としておりますが、財務状況により、必要に応じて関係会社や金融機関からの借り入れを行うこととしております。
(5)継続企業の前提に関する重要事象について
当事業年度末日において、有利子債務残高が458,560千円と営業キャッシュ・フローに対して多額となっております。
こうした状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
しかしながら、当該事象を解消又は改善するための下記のような対応策を講じることにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性はないと認識しております。
今後の売上増強計画を策定しており、この計画を実行することにより来場者の確保を行うことと、更なる経営効率化を図ることにより、営業収益の改善に努めてまいります。
また、優先償還株式の発行によりキャッシュ・フローの確保を図ることが可能であります。
以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと認識いたしております。