有価証券報告書-第60期(平成30年12月1日-令和1年11月30日)

【提出】
2020/02/26 11:10
【資料】
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【項目】
80項目

(経営成績等の概要)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当事業年度を振り返ると、輸出に関しては、米中貿易摩擦に影響を受け低迷し、国内の生産活動の停滞にも繋がった反面、災害復興需要といった公的需要が堅調に推移しました。設備投資は、人手不足を背景とした企業の合理化・省力化投資ニーズの高まりが継続しており緩やかな増加基調にありました。個人消費は、軽減税率やポイント還元等の対策が打たれたことにより消費税の増税が実施されたにも関わらず底堅く推移しました。
兵庫県内のゴルフ場業界におきましては、来場者数が前年同期を上回り個人消費は底堅く推移しているとはいえ、プレーヤーの節約志向がより顕著になっております。
当社においては、快適なゴルフ場作りに努めるべく、上半期に設備投資として駐車場の整備及び、昨夏の異常気象の影響で大きく悪化した芝の張替えを主とするコースメンテナンス工事を実施しました。しかしながら、コース管理に不備があり、コース内にヒメクグを中心とする大量の雑草が発生し、特にグリーン上ではパッティングに支障を来たす状態となり、お客様に大変なご迷惑をお掛けする結果となりました。
当事業年度の来場者数は、前期に好評であった集客プランの反動とコース内に大量に発生した雑草の影響があり、58,290名と前年同期比2,620名(4.3%)の減少となり、入場料等収入は628,428千円と前年同期比13,221千円(2.1%)の減少となりました。しかし、20口限定の新会員募集により名義書換登録料が15,775千円と前年同期比8,392千円(113.7%)の増加となり、会費収入を含めた営業収入は692,646千円となり、前年同期比6,238千円(0.9%)の減少となりました。
一方、営業費用は、647,327千円となり前年同期比27,125千円(4.4%)の増加となりました。
これは、外注キャディの確保が困難であったことと作業要員の直接雇用等により業務委託費が186,051千円となり14,693千円(7.3%)減少、省エネ設備導入による効果として水道光熱費が21,095千円となり3,828千円(15.4%)減少したものの、駐車場の整備及び1月から3月に実施した芝の張替えを主としたコースメンテナンス工事等にて、修繕費を47,982千円計上したことにより、営業費用の「その他」が174,145千円となり前年同期比35,620千円(25.7%)増加、駐車場のアスファルト舗装・油圧ショベル・コース内渋滞監視カメラ・送迎用社有車等の導入に関する有形固定資産の計上に伴い減価償却費が49,555千円となり6,480千円(15.0%)増加したこと等によるものです。
以上の結果、営業利益は45,318千円となり、前年同期比33,363千円(42.4%)の減益となりました。また、取引金融機関等からの借入金に対する支払利息22,397千円を計上したこと等により、経常利益は24,591千円と前年同期比35,424千円(59.0%)の減益となりました。駐車場舗装工事等に伴う固定資産除却損7,119千円等の計上と法人税等合計8,303千円を差し引いた当期純利益は10,503千円と前年同期比47,435千円(81.9%)の減益となりました。
当事業年度の資産合計は、3,223,814千円となり、前期比42,700千円の減少となりました。これは駐車場舗装工事に伴う建設仮勘定が本勘定への振替えにより18,720千円減少したこと等が主な要因です。
負債合計は、1,847,586千円となり、前期比53,204千円の減少となりました。これは金融機関への弁済として短期借入金が17,734千円減少、長期借入金が16,424千円減少、金融機関への社債の償還により社債が15,000千円減少したことが主な要因です。
純資産合計は、1,376,227千円となり、前期比10,503千円の増加となりました。これは当期純利益10,503千円を計上したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末から11,012千円増加し、88,149千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、100,825千円の収入となり前年同期比6,959千円収入が増加しました。
これは、キャディの確保が困難であったことによる外注費の減少と、前事業年度に実施した省エネ対策工事による水道光熱費の削減効果等により、その他支出が375,939千円と前年同期比13,887千円減少したこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、11,761千円の支出となり前年同期比128,197千円支出が減少しました。
これは、駐車場整備工事等による設備投資を実施したものの、前事業年度のクラブハウス改築工事等の大規模な設備投資の実施がなかった為、有形固定資産の取得による支出13,481千円により前年同期比126,377千円支出が減少したこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、78,051千円の支出となり前年同期比101,239千円支出が増加しました。
これは、短期借入金の返済による支出17,734千円、長期借入金の返済による支出21,472千円、社債の償還による支出15,000千円、及びリース債務の返済による支出22,095千円等により、79,801千円の支出となり前年同期比102,989千円増加したこと等によるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
(1)生産実績
該当事項はありません。
(2)受注実績
該当事項はありません。
(3)販売実績
①入場者数
内訳前事業年度
(自 2017年12月1日
至 2018年11月30日)
当事業年度
(自 2018年12月1日
至 2019年11月30日)
メンバー(人)8,8148,877
ビジター(人)52,09649,413
合計(人)60,91058,290

②入場料等収入
内訳前事業年度
(自 2017年12月1日
至 2018年11月30日)
当事業年度
(自 2018年12月1日
至 2019年11月30日)
メンバーズフィ(千円)27,11527,445
ビジターズフィ(千円)88,07897,813
グリル(千円)139,032135,285
コース売店(千円)8,4578,056
キャディフィ及びカートフィ(千円)359,906342,153
その他(千円)19,05917,675
合計(千円)641,649628,428

(注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。
③会費収入
内訳前事業年度
(自 2017年12月1日
至 2018年11月30日)
当事業年度
(自 2018年12月1日
至 2019年11月30日)
会員(千円)49,85148,442
合計(千円)49,85148,442

(注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。
④名義書換登録料
内訳前事業年度
(自 2017年12月1日
至 2018年11月30日)
当事業年度
(自 2018年12月1日
至 2019年11月30日)
件数(件)2642
金額(千円)7,38315,775

(注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、以下のとおりです。
なお、本項に記載した事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債及び事業年度の収入・費用の数値に影響を与える見積りは、主に資産の評価や引当金の計上等であり、これらの見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。
当社は、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき、見積り及び判断を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
(2)財政状態
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
(3)経営成績
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
(4)資本の財源及び資金の流動性
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当事業年度末における金融機関からの有利子負債残高が1,528,792千円と営業活動によるキャッシュ・フローに対して依然として多額となっております。
これに対しては、引き続き会員募集を行うとともに営業活動の強化並びに経営の一層の効率化を図り営業収益の改善に努めていく方針であります。
なお、会員募集により調達した資金については、借入金の返済に充当していく予定です。
また、引き続き主力銀行による支援の意思も確認しております。

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